ルアーインプレッション

ダイワ スティーズポッパー60F ルアーインプレッション

誰でも簡単に実力を引き出せる。釣れるアクションが魅力的なハイパフォーマンスポッパー!

モノのスタイリッシュな構造や考え抜かれた機能美に、つい美学を感じてしまうちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして勝手にインプレションするコーナー。そのルアーが持つ特徴的なルアーの構造と形状、実際に使用した感想と独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回はスティーズポッパー60Fに焦点を当ててみたいと思います。
スティーズと言えば日本が誇る総合フィッシングメーカーの最王手、グローブライド(旧ダイワ)のフラッグシップモデルのみに許された名誉ある称号ですね。全ての面から一切の妥協無く、バスを釣るためだけに特化して作り込まれたタックル群には思わず見とれてしまう程ですが、今回のインプレッションはそんなスティーズの名を冠したポッパーがターゲットとなっています。モノ作り世界一と言われた日本のトップメーカーが手掛けたルアーにはいったいどれほどの性能と実力が宿っているのでしょうか?早速ひも解いてみましょう。

スティーズポッパー60Fのスペック

Length : 60㎜
Weight : 7.6g
HOOK: #6 ×2フック
フローティング
カラー:13色
※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

先生
先生
スティーズポッパーにはダウンサイジングされた50㎜サイズとひと回り大柄なボディの70㎜がラインナップされています。

スティーズポッパー60Fの構造と外見の特徴

ここではスティーズポッパー60Fの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。じっくり注意深く見てみると細部に渡って細かい作り込みと工夫を発見する事が出来ます。

カップの形状

引用元:グローブライド様

スティーズポッパー60Fのカップはかなり浅い構造で、独特なたまご型の形状をしています。ボディのサイズから考えるとカップ全体の面積は小さく、水や空気をホールドしにくい形状と言えます。カップ自体の角度も水を捉え過ぎないように絶妙な角度に調整されていてますが、ちゃんとルアーの移動距離にブレーキが掛かるように設計されていて、少ない移動距離でドックウォーク&ターンをしてネチネチと誘えるように工夫されています。

ラインアイの位置と角度

スティーズポッパー60Fのラインアイにはセンターアイが採用されています。しっかりと狙ったアクションが出せるようにトータルでセッティングされているルアーですが、総合的なバランスも優秀、センターアイの恩恵で使い方によっては様々なアクションを引き出せる器用な一面も併せ持っています。

浮き姿勢

浮き姿勢はほぼ水平です。
この姿勢はドックウォークアクションを優先した設定で、この浮き姿勢のおかげでポッパーとしてはかなりドックウォークのキレやレスポンスが良く、簡単に首を振らせる事が出来ます。ひと回り大きい70の方がボディウエイトも重いので余計な動きが無くなり、よりドックウォークさせやすい特徴があります。

スティーズポッパー60Fの特徴と長所

ここではスティーズポッパーが持つ特筆すべき特徴を3つに絞ってご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

キレのあるドックウォークと優秀なスプラッシュ

スティーズポッパー一番の特徴は、他のポッパーでは見かけないようなドックウォークと強すぎず弱すぎない絶妙なスプラッシュを簡単に引き出せる部分です。水平な浮き姿勢とルアーの動きを制御するカップの影響で、誰でも簡単にペンシルベイトのようなドックウォークができ、ややアピール力の控え目なスプラッシュはどの様なフィールドの状況でも安定した結果が残せます。

こだわりの着水音とラトルサウンド

初めてスティーズポッパーを使用した時、その着水音がフロッグを使った時の音と似ていたので調べてみたら、メーカーサイドで狙ったギミックだったようですね。

フロッグを多用するアングラーさんなら思い当たる部分があると思いますが、フロッグが着水した時に出る”ペチャ”というはとてもバスに効果的でバイトを誘発させる力を持っています。スティーズポッパーはボディバランスをキャスタビリティー優先の後方重心ではなく、あえて水平にする事でこの音を獲得し、バイトチャンスを増やす事に成功しています。

また、採用するラトルサウンドもこだわりが感じられ、かなりのハイサウンドで大きなラトル音がします。ラトル音だけにフォーカスすれば、ハイアピールポッパーと言えるレベルですね。

フロロカーボンライン対応でタックルを選ばない

通常のポッパーは、浮力が低いので比重の重いフロロカーボンラインではポッパー本来のアクションを引き出し難く、大抵の場合はまともにアクションしない事がほとんどですが、スティーズポッパーは開発の段階からフロロの使用を前提として作られています。

特に持ち歩くタックルに制限がつきやすいオカッパリでは、ほとんどの方がメインラインにフロロを採用していると思います。機動力が重要なスタイルなのでポッパーのためだけに専用のタックルを組んで持ち歩くなんて言うのはもってのほか。スティーズポッパーのこの設定はアングラーにとって、とても心強い設定と言えますね。

先生
先生
細部まで作り込まれているスティーズポッパーの実釣性能はかなり高いと言えます。この様なポッパーは基本的に操作が難しい事が多いですが、このルアーの凄い所は誰でも簡単に狙ったアクションが引き出せるよう、操作性も両立させている部分ではないかと思います。

スティーズポッパー60Fを使った感想と使い方のまとめ

スティーズポッパーの大きな特徴

・キレのあるドックウォークと優秀なスプラッシュ
・こだわりの着水音とラトルサウンド
・フロロカーボンライン対応でタックルを選ばない

以上の3つがスティーズポッパー60Fの大きな特徴になります。

以上で誰でも簡単に実力を引き出せる。釣れるアクションが魅力的なハイパフォーマンスポッパー!スティーズポッパーのインプレッションはおしまいとなります。

いかがでしたか?スティーズポッパーの魅力を上手に伝えることが出来たでしょうか?

初心者の方でも簡単に釣れるアクションを引き出せる上に、コアなアングラーの高い要求にも柔軟に対応出来る。非常に器の大きいルアーだと思います。

スティーズポッパーの持つ基本性能はどれも高次元ですが、その中にもしっかりと個性を感じることが出来ました。特に少ない移動距離でキレイにドックウォークが出来るレスポンスと絶妙なアピール力のスプラッシュはこのポッパー最大の魅力で、ビックレイクからタフった野池までどんな場面でも効果的にバスを誘うことが出来るでしょう。まさに年々タフ化が進む日本の様々なフィールドにマッチし、ポッパーとしての釣れる要素を最大限に詰め込んだルアーと言えますね。

サイズの展開もレパートリーがあり、状況によって使い分けることが可能です。60㎜をベースに荒れている状況やもっとアピール力が欲しい時、ロングキャストが必要な場合は70㎜、ハイプレッシャー時やベイトサイズにバスがシビアになっている時、純粋に虫パターンとして使用したいときは50㎜を使いましょう。

アクション時の移動距離自体は少ないのでピンスポット攻略でも活躍出来ますが、広大なシャローを広く、早くサーチするような使い方がこのポッパー本来の使い方だと思います。ポッパーが有効だと思われるシチュエーションであればどの様な状況でも高いパフォーマンスを発揮してくれるルアーだと思うので、そのような状況に遭遇した時は是非ともこのポッパーをキャストしてみてください。

きっとあなたのために良い仕事をしてくれるハズです。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今回のちかみやオススメはひと回り大きなスティーズポッパー70です。
70の方がよりアクションさせやすく、キャスタビリティーが高いので現在はこちらをメインに使っています。
トップウォーター=黒系カラーがちかみや式です。
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