ベイトリール。これぞバス釣り!と言えるようなバス釣りを代表するタックルの一つですよね。まだバス釣りを始めたばっかりだよ。という人はベイトリールに憧れてる方も多いのではないかと思います。ちかみやも子供の頃かはそうでした。ベイトリールはその特性上、扱うのにちょっとしたコツがいる部分もありますが、確かな性能を有している道具(タックル)というのは、存分に使用者をフォローしてくれます。今回もそんな基本性能のしっかりした、初心者の方におすすめしたいベイトリールをバッチリ紹介するべく、実機を使ってテストしてきましたので、ちかみやの個人的雑感を交えつつお話していきます。
シマノ SLX MGL
・スペック
ギア比・【70 6.3】【70HG 7.2】【70XG 8.2】
自重 【70 190g】【70HG,XG 195g】
最大ドラグ力 5.5Kg
標準巻糸量 ナイロン12lb100m 14℔90m 16℔80m
ベアリング ボール4/ローラー1
初心者におすすめしたいベイトリール1台目はシマノSLX MGLシリーズです。
ベイトリールに求められる性能を十分に搭載しており、どんなフィールドでも対応出来るスペックが魅力的な1台になっています。HAGANEボディを採用して剛性も強化されており、32mmのマグナムライトスプールは重量が軽いルアーでも難なくキャストする事が出来ます。シマノが誇るSVSインフィニティブレーキと相まって、まだキャストに慣れない初心者でも強力にサポート。3種類のギヤ比がリリースされていて、シチュエーションに合わせてチョイス出来るのもシマノの本気さが伺える渾身の1台に仕上がっています。
以下、メーカーサイトより製品紹介文を引用します。
先進の技術がもたらした確かな基本性能。
広い守備範囲を誇るハイコストパフォーマー。クイックな立ち上がりで抜群の飛距離とストレスのない飛びを実現するマグナムライトスプール、イージーセッティングで広いブレーキ調整幅を誇るSVS∞(インフィニティ)、高剛性のHAGANEボディなど、上級機種並みのテクノロジーを惜しみなく投入。ラバージグの点撃ちからトップウォーター、スピナーベイトやクランクベイトといったマキモノまで幅広く対応します。マットブラックを基調としたボディにアクセントとしてシマノブルーを配したデザインを採用。1台であらゆるリグを使い分けたい欲張りアングラーや、バス釣りが楽しくて仕方がないヤングアングラーに、ぜひとも使っていただきたいバーサタイルリールです。
ダイワ タトゥーラTW
・スペック
ギア比【100H 6.3】【100SH 7.1】【100XH 8.1】
自重 195g 最大ドラグ力 5Kg
標準巻糸量 ナイロン14lb115m 16℔100m
ベアリング ボール7/ローラー1
ちかみやおすすめの2機種目はタトゥーラTWですね。
グローブライドの誇る最上位機種、スティーズに酷似したレイアウトを持って2019年にモデルチェンジしたタトゥーラはコンパクトに生まれ変わりながらも必要な性能を目一杯詰め込んだ、非常に高性能な1台になっています。
ダイワご自慢のTWSに加え、新型スーパーメタルフレーム、高強度アルミ製マグフォースZスプール、ゼロアジャスターを搭載し、高い基本性能とタフさを両立させており、今回実釣を交えて紹介した3機種の中で最もハイパフォーマンスな実釣性能を誇っていると思います。SLXと同じくギヤ比が3タイプラインナップされているところもで嬉しい仕様ですね。
以下、メーカーサイトより製品紹介文を引用します。
全世界を席巻。TATULA第二世代誕生。
全世界のゲームフィッシュと対峙するTATULAシリーズにおいて、高い基本性能+タフコンセプト継承の新型がデビュー。新型スーパーメタルフレーム、TWS、高強度アルミ製マグフォースZスプール、ゼロアジャスターを搭載し、ギア比展開は、6.3、7.1、8.1の3タイプからのチョイスであらゆる釣りに対応できる。90mmアルミクランクハンドル、Ⅰ型ハイグリップラージノブを装備し、実釣時の快適な巻上げに貢献。
ピュアフィッシングジャパンROXANI 7/8 (ロキサーニ)
・スペック
ギア比・【ROXANI7 7.1】【ROXANI8 8.0】
自重 【188g】
最大ドラグ力 5.5Kg
標準巻糸量 ナイロン12lb120m 14℔100m 16℔85m
ベアリング ボール4/ローラー1
最後にご紹介するのはピュアフィッシングジャパンのROXANI(ロキサーニ)になります。 本当はアブガルシアのREVO SXを紹介しようかな?と思っていましたが、使用してみてREVO SXのスペックがどんなフィールドでも対応出来るオールマイティーなスペックとは少し違うと思いました。ROXANI(ロキサーニ)は先に紹介した2機種と比較してもスペックはかなり近く、使用感も初心者の方におすすめ出来るような使い勝手だったのでこちらの機種を紹介することにしました。
先に紹介した2機種よりも自重の軽い188gを誇り、超々ジュラルミンを使用したオールマイティーな33㎜SLCスプールを始めとした様々な装備を搭載しています。ブレーキシステムには遠心とマグネットの両方を併用出来るインフィニブレーキシステムを使っており、好みによって遠心とマグネットの好きな方をメインに使用できますし両方を併用することだってもちろん可能となっています。
以下、メーカーサイトより製品紹介文を引用します。
カッティングエッジデザイン、カーボンハンドル搭載!REVOの遺伝子を引き継いだ軽量188gのハイバリューロープロファイル ベイトキャスティングリール
頑強デュラメタルフレーム採用で内部のメカをしっかりと支持、ソルトシールドピニオンBB搭載でフレッシュウオーターからソルトウオーターまで幅広い用途。新搭載のIB-Xブレーキシステムでマグネットよりのセッティング、遠心よりのセッティングが可能です。同シリーズのBFスプールとも互換性があり、多くのバリエーションの使い道が可能。
オススメベイトリールまとめ
今回はベイトリールのおすすめという事でしたので、当初は入門機種ということもあり、もっとコストパフォーマンスを優先した機種をおすすめしようかと思っていました。しかし、実際に実機を使ったテストでは、いろいろな面からちかみやなりに考え直すところがあり、少々お高いけれど、より長く付き合える今回の3機種を紹介する事にしました。今回紹介した機種はどれもエキスパートの方ですら満足のいく性能がしっかりと詰まったちかみやお墨付きの3機種です。このどれを選んでも失敗しないと断言出来ます。
今回紹介したベイトリールの中から皆さんが気に入ってくれて、長く愛用してくれるリールが見つかればいいな。と、思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。