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カバー撃ちがレベルアップする優秀なPEラインおすすめ5選とその選び方とは?

近年台頭するヘビーカバーへのアプローチを主とするカバー攻略。年々増加するフィッシングプレッシャーにバス達は通常のタックルでは手が出ない様なカバーの中に身を潜める事が多くなりました。誰もが聞いたことのあるようなメジャーフィールドでは攻略不可能だと思ってしまうようなカバーこそが唯一のハニースポットであり、実際にフレッシュなバスを多くストックしている傾向が強いのも事実。そのようなヘビーカバーの攻略には特化したタックルも必要ですが、特にPEラインは近年のカバー攻略に大きく貢献している必須アイテムの1つと言えるでしょう。

今回はそんな重要なポジションを担うPEラインを選ぶポイントと、カバー撃ちがレベルアップする優秀なPEラインを紹介します。

先生
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PEラインをはじめて使うアングラーさんにはPEラインの特性を理解する事が大切。PEラインについての基礎知識はコチラ!
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Contents

カバー撃ち用PEラインの選び方 釣果に差が出る大切な3つの性能とは?

PEラインは細い直径と、糸グセのつきにくいその特性上、他のラインと比べてより幅広いウエイトのリグを快適に扱う事が可能となります。通常のラインでは歯が立たないようなヘビーカバー攻略はもちろんですが、小型ワームのノーシンカーですら精密にアプローチ出来る圧倒的アドバンテージは、プレッシャーの高い現代においてこれ以上に無い武器になります。

カバー撃ちで使用されるPEラインには、通常のラインよりも厳しいシチュエーションで使われる事が多いため、様々な要素が高いレベルで必要となります。ここではそんなカバー撃ち用PEラインに求められる必須の3要素をご紹介します。

高い耐摩耗性とノット強度

カバー攻略においてカバーやストラクチャーとラインの接触は避けて通れない部分と言えるでしょう。ひと昔前までPEラインは摩耗に弱く、シチュエーションによってはフロロカーボンラインに劣ってしまうシーンも多数ありました。しかしながら最近では、そのような強烈なデメリットを克服し高い耐摩耗性を持った製品も増えてきたのも事実。PEラインは本質的に根ズレや摩耗に弱いラインであることに変わりがありませんが、カバー撃ちで用いるPEラインにはカバーへの接触を前提として作られた、高い耐摩耗性を持つアイテムを選びましょう。

また、PEラインは結束部分の「スッポ抜け」が多いラインであるのも有名な話。すべりやすい特性の表面処理はPEラインの扱い難易度を大きく上げる要因にもなっていますが、この部分についても一部の製品で劇的な改善見受けられます。PEラインを使用するアングラー自身が結束強度の強いノットを使う事はもちろん大切な事ですが、ノット部分をがっちりとホールド出来る製品選びは、よりPEラインのパフォーマンスを引き出してくれるでしょう。

カバー内のビッグバスとの綱引きにも耐える十分な破断強度

PEライン最大のメリットは細い線径でも優秀な破断強度を発揮する部分ですが、PEラインはその製法やコンセプトによって性格が大きく変わります。特にカバー撃ちに最適と言えるPEラインには、カバー内に潜むビッグフィッシュにも主導権を渡さないパワーと破断強度が絶対的な条件の1つ。カバー撃ちでは基本的に綱引きのような「バスとの力比べ」がメインとなりますが、時にはアプローチしたカバーごとランディングに持ち込ちこまなければならないシチュエーションも多々あります。強引なパワーゲームを展開しても全くと言って良いほどラインブレイクの心配をする事が無く、魚とのやり取りに全集中出来る絶対的な破断強度の高さは、優秀な「道具」としてアングラーとの信頼関係を作り上げるためにも、カバー撃ちラインに求められる必須のスペックと言えるでしょう。

適度なハリとしなやかさ

「糸グセ」が付きにくいというメリットを持つPEラインは、カバーへの精密でストレスの無いアプローチを可能とする一方、ナイロンやフロロに比べてライントラブルが多発しやすいデメリットを持ち合わせています。特に比較的近距離で展開される事の多いカバー撃ちでは、フィリピングやピッチング、ロールキャストなどテクニカルなキャストなどを使ってアプローチするシーンも多く、一般的なキャストよりもエアーノットやガイドへの絡みなどが多発しやすいのも事実。PEラインの場合はちょっとしたトラブルがラインブレイクの原因となってしまうので、未然にトラブルを防ぐ効果のある適度なハリとしなやかさを持つアイテムを選ぶ事が大切になります。しなやかで適度にハリのあるラインは、PEライン特有のトラブルを大幅に激減してくれるだけでなく、ラインコントロールもしやすく、その使いやすさでキャストアキュラシー精度の向上に大きく貢献してくれます。

カバー撃ちに差が出る!おすすめのPEライン5選

ここでは私や仲間たちが現在も愛用しているおすすめのカバー撃ち用PEラインを5つご紹介します。それぞれの製法やこだわりが性能に直結しやすいPEラインの中でも特に優れたアイテムは過酷なカバー攻略においてアングラーを強力にバックアップしてくれます。

おすすめラインその1 サンライン バススーパーPEライン


バスフィッシング用のPEラインとしていち早く市場投入されたサンラインのバススーパーPEラインは、既存の製品には無い圧倒的な使いやすと、コストパフォーマンスで絶大人気と実績を持つライン。スーパーPE採用したラインはナイロンの約3倍の直強力を持ち、超低伸度で超高感度なうえ、耐候性、耐摩耗性に優れています。独自の表面加工により適度なハリを持ちながらもソフトなライン特性が、カバー撃ちでも奥までしっかりとルアーを送り込み、フッキング後はラインのパワーを生かして強引に引きずり出す事の出来る繊細さと大胆さを持ち合わせています。

おすすめラインその2 ダイワ UVF フロッグデュラセンサー×8+Si2


元々はフロッグゲーム用に開発されたフロッグデュラセンサーですが、非常に優秀な基本スペックと従来PEの300%以上を誇る高い耐摩耗性は、カバー撃ちのシーンでもトップクラスの実釣性能を発揮します。トップウォーターゲーム用のPEラインらしく、ルアー本来のアクションを邪魔することの無いとてもしなやかでソフトな糸質は、ノーシンカーやライトテキサスなど、ロッドにウエイトが乗らないような軽いリグでも正確にコントロールしてイメージ通りのアプローチを可能としています。また、水中でのリグの状況を掴みやすく、操作にも長けた特性は、プレッシャーの掛かったシチュエーションでこそ、他のラインとの違いがハッキリと出るアイテムと言えるでしょう。

おすすめラインその3 サンヨーナイロン APPLAUD GT‐R プレミアムPE

バスはもちろんの事、雷魚にもフォーカスして作られたGT-RプレミアムPEは、「モンスター級の獲物を獲る為に生れた。」と言ううたい文句にも思わず納得してしまうような攻めたスペックが特徴的なPEライン。世界最強クラスの原糸を使用して作られた8ブレイドの国産プレミアムPEは品質の劣化が非常に遅いので、長期間に渡って連続釣行を繰り返すようなヘビーユース向けの仕上がりになっています。比重0.98の高浮力な特性は、非常にソフトでしなやかなうえ、シルバーグレーのラインカラーは、ルアーの位置やトレースラインを確認しやすく、カバー撃ちで多発するフォール中の小さなバイトも見逃さないストイックな作りになっています。

おすすめラインその4 YGK エックスブレイド オルトロス WX8P-1


PEラインの老舗メーカー、YGKがリリースするエックスブレイドのオルトロスWX8P-1は、カバーから引き抜く圧倒的パワーとグラスをものともしない圧倒的耐摩耗性にフォーカスして作られた超実戦至上主義なモデル。視認性に優れたホワイトのラインカラーをベースに、8ブレイド製法と0.98の比重と言う極めてオーソドックスなスペックながら、パワーゲームに特化した特性は、センシティブなルアーアクションを可能とする操作性と構造的直線性がもたらすライントラブルの抑制と圧倒的なキャスタビリティー、アキュラシー精度を実現。オルトロス独自の製法で紡ぎあげられたこだわりのラインは、数あるPEラインの中でもトップクラスの破断強度で、まさに究極のカバー撃ち専用PEと言える性能を有しています。

おすすめラインその1 サンライン シューター・ステューター


トーナメントでの使用を想定し、「勝つための要素」をふんだんに取り入れたサンラインのシューター・ステューターは、カバー攻略に特化したPEラインに必要な性能を極めて高次元で持ち合わせたライン。他のラインと比べてもライントラブルが非常に少なく、「ストレスの無い使いやすさ」が印象的な特性は、さすがトーナメントラインといったイメージを強く受けます。ウィードやリリパッドなどのベジテーションはもちろん、レイダウンやぶ厚いゴミ溜まりなどありとあらゆるカバーを様々なウエイトのリグやルアーで攻略可能なワイドなストライクゾーンは、使うシチュエーションを選びません。突出した性能はないけれども全ての性能が合格点を超える非の打ち所がないスペックに、トップクラスの使いやすさを融合させた仕上がりは、他のPEラインに不満を持っているアングラーにこそ、おすすめしたいラインと言えるでしょう。

カバー撃ちがレベルアップする優秀なPEラインおすすめ5選とその選び方 最後に・・・

PEラインの登場でカバー攻略の難易度は大きく変化しました。細くても十分な強度と浮力を有し、糸グセのつきにくい特性を持つPEラインはカバー撃ちに最も適したラインの1つであり、その性質を理解して上手に使いこなせばカバー撃ちのスキルは飛躍的に向上します。私自身も今までは、フロロラインをメインにカバー撃ちを楽しんでいましたが、PEラインの登場以降、ほとんどのシーンでPEラインを愛用しています。最近リリースされているPEラインは特有のデメリットを感じずそのメリットばかりが際立つ優秀なアイテムばかり。カバー攻略の更なるステップアップ、レベルアップを熱望するアングラーさんは、ぜひこの機会にPEラインを実戦投入してみてください。きっと今までのカバー撃ちの概念が大きく覆る事になるでしょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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