ルアーインプレッション

メガバス DOG-X QUICK WALKER【クイックウォーカー】 ルアーインプレッション 

名作ペンシルベイトの名を継承した2代目DOG‐X

ルアー外観の形状と構造、実際に使用してのレビューを織り交ぜながら、ちかみやが超個人的な目線でルアーをひも解いていくルアーインプレッションのコーナー。
本日は引き続き、名作ペンシルベイトとして名高いDOG-Xの後継機、メガバスのDOG-X SPEED SLIDEと対をなすモデル、QUICK WALKER【クイックウォーカー】について掘り下げていきます。

初代DOG-Xにはスライディングタイプとウォーキングタイプ、2種類のラインナップがあって目的ごとに使い分ける事が出来ました。
2010年に誕生した2代目DOG-XもSPEED SLIDEとQUICK WALKERというモデルが存在し、SPEED SLIDEの方が初代でいう所のスライディングモデル、QUICK WALKERの方がウォーキングとなっていて、しっかりと初代の意志を継いだラインナップになっています。

前回のSPEED SLIDEモデルについては扱いやすく、ドックウォークアクションをつけやすくて初心者の方に優しいペンシルベイトでしたが、兄弟機であるQUICK WALKERはいったいどんな特徴があるのでしょうか?

パッと見ただけならば同じルアーに見えてしまう両者ですが、実際は全くの別物と言えるルアーでした。今回は2代目DOG-X QUICK WALKERに焦点を当てて、その実力をひも解いてみましょう。

先生
先生
前回紹介したSPEED SLIDEといったいどこが違うのか?実際にはお互いに細かいセッティングや設計に違いがあって実際には全く別のペンシルベイトでした。

DOG-X QUICK WALKERのスペック

出典:メガバス様

・スペック
Length: 87.0mm
Weight 3/8oz.
Other Hook : #6 x 2pcs
フローティング
カラー13色

以下はメーカーホームページより製品紹介文を引用します。

初代DOG-Xのクリックウォーキングをさらにパワーアップ。スタンダードサイズのペンシルベイトの常識をはるかに超えたダイナミックなウォーターディスプレイスメントと、軽快なノックサウンドが、中層に落ちたクルーズフィッシュをも刺激。なお、広域エリアをハイテンポでサーチできるよう、ロングディスタンス・キャスタビリティもパワーアップ。初代DOG-X以上に、ニュートラルフィッシュをフィーディングモードにスイッチオンさせてしまう、新生代のDOG-Xです。

DOG-X TECHNOLOGY
初代モデルをさらにアップデートした「シーソーバランシングシステム(PAT.)」に加え、水に食らいつきスタビリティを高める、「ウォータースルーギル(PAT.)」。そしてレスポンシブな挙動を実現させたハイマウント・ラインアイによる独自のバランシングボディなど、伊東由樹の数々のルアーテクノロジーと設計ロジックが満載。

出典:メガバス様

DOG-XQUICK WALKERの特徴とアピールポイント

先に紹介したSPEED SLIDEと同じく、ドックウォークアクションのつけやすさを優先して設計されているのが良くわかる構造になっています。下向きアイに水を逃がすアゴの形状は同じですが、QUICK WALKERの方は45度の浮き姿勢でスライディングの幅を調整してあります。基本的なコンセプトは両モデルとも共通しているので、QUICK WALKERも「シーソーバランシングシステム(PAT.)」を搭載し、初心者の方でも簡単にドックウォークアクションが出来るようになっています。

「シーソーバランシングシステム(PAT.)」
アクション始動と共に、尾部のウェイトを支点に腹部のムービングウェイトが左右両サイドにスライド。移動するムービングウェイトの慣性によって誰にでもイージーにドッグウォーキングを手軽に楽しむための親切機構です。

出典:メガバス様

・ドックウォークがやりやすい

2代目DOG-X共通の強みと言えるのがドックウォークのしやすさ、やりやすさです。
特徴の部分でも解説しましたが、ドックウォークアクションありきで設計しているのではないか?と思わず疑いたくなるほどの アクションののつけやすさです。
QUICK WALKERは45度浮きなので、SPEED SLIDEほど足が長くワイドなドックウォークは難しいですが、代わりに移動距離を抑えたタイトでクイックなアクションが可能です。

浮き姿勢やウエイトの位置の関係上SPEED SLIDEほどドックウォークはやりやすくなく、キレイにアクションさせるのにも少し難易度は上がりますが、それでも通常のペンシルベイトと比べたらかなりドックウォークをさせやすい部類に入ります。短い移動距離でネチネチ誘いたい場合はQUICK WALKERの出番と言えるでしょう。

・操作性が高い

DOG-X シリーズの特徴として極めて高い操作性とトータルバランスも無視できません。
ボディバランスとウエイトの配分が良いのでロッドワークに機敏に反応し、多少乱暴にアクションをつけてもバランスを崩しません。かなり広範囲なスピードの緩急、強弱にもしっかりと追従、対応する事が出来ます。
SPEED SLIDE同様、思い通りに操作出来る面は高い信頼を持てますし、ここぞという場面での活躍に期待が持てますね。

・キャスタビリティーが高く遠投が効く

ペンシルベイトの基本性能として外せないのがキャスタビリティーの高さです。
2代目DOG-X は初代よりもボディがコンパクトになっている上にウエイトも増加しているためさらに飛距離が伸びる設計になっています。どんなルアーでもキャスタビリティーの高さはアドバンテージになりますが、トップウォーターゲームにおいては最も重要な要素の一つと言えるものなので、特にプレッシャーの高いフィールドではディスタンスを取ってアプローチする事が可能になり、それだけでも高い効果を発揮してくれます。

さらにQUICK WALKERはSPEED SLIDEと比べて後方重心の比率が強まっているため、SPEED SLIDEよりも遠投性能に磨きがかかっていて、同サイズのペンシルベイトの中ではトップクラスのキャスタビリティーを誇っています。

上:ジャイアントドッグX 下:DOG-X QUICK WALKER

出典:メガバス様

SPEED SLIDE編では初代と2代目を比較しましたが、2代目DOG-XはどちらかというとジャイアントドッグXをモチーフにデザインされている傾向を強く感じますね。

先生
先生
名作と名高いペンシルベイトをモチーフに、現代の技術でブラッシュアップするのであれば、高性能なルアーの誕生に期待してしまいます。

DOG-XQUICK WALKERを使った個人的感想と活躍する場面

オーソドックスな特性を持つペンシルベイトの中でも基本性能が高いDOG-Xは通常のペンシルベイトが活躍するような場面なら場所やシチュエーションを選ばずに使えると思います。基本的なコンセプトは前回紹介したSPEED SLIDEと同じですが、アクションの質が違いQUICK WALKERは短い移動距離で誘うドックウォークを主体のアクションと設定されています。広範囲を広く探るSPEED SLIDEに対してQUICK WALKERはよりピンポイント攻略に特化したペンシルベイトと言え、このような誘い方やアクションが効果的な場面で投入すると活躍が見込めるでしょう。

先生
先生
SPEED SLIDEに比べ、少しテクニカルな一面を持つQUICK WALKERですが、キャスタビリティーの高さや小技の効きやすい浮き姿勢などSPEED SLIDEにはない個性を持っているペンシルベイトと言えます。まさに2代目DOG-Xは各々が似て非なるものと言えそうですね。

 

出典:メガバス様

メガバスはグリッター系のカラーも評判が高いカラーの一つですね。

GG【グラニウムゴースト】などに代表されるメガバス独自の美しいフィニッシュはバスだけに留まらず、アングラーまでも魅了する魅力を持っています。

まとめ

前回紹介したSPEED SLIDEに引き続き、2代目DOG‐X QUICK WALKERのインプレション&レビューはここで終了となります。
QUICK WALKERはSPEED SLIDEに比べややテクニカルな一面を持っていますが、2代目DOG-Xを総括して見てみれば両モデルとも非常に使いやすく、破格のアクションレスポンスとペンシルベイトに必要な性能を高いレベルで持っているので、初心者の方にはとてもオススメなペンシルベイトと言えます。

2代目DOG-XのツートップであるQUICK WALKERとSPEED SLIDE、この両モデルを状況に応じて上手く使い分ければ、ペンシルベイトで遭遇するほとんどのケースに対応する事が出来ます。トップウォーターゲームをさらに昇華させたいと思う方はQUICK WALKERとSPEED SLIDE、この両モデルを手に取って見ると面白いかも知れませんね。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

先生
先生
ちかみやは今回、この両モデルを使用して、忘れ欠けていたトップウォーターゲームの基本をもう一度再認識する事が出来ました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

両モデルの具体的な違いと使い分けについても解説しています。
興味のある方はこちらからどうぞ。

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