ルアーインプレッション PR

イマカツ IK300RS カオスダイバー ルアーインプレッション

良く飛び、良く潜り、良く釣れる!!
タイトなアクション設定はクリアウォーターにも強い良作クランク!

クランクベイトマニアのちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はイマカツ伝統のIKを冠したフラッグシップ・クランク、IK300RS カオスダイバーの特徴と実力を解説していきます。

Contents

IK300RS カオスダイバーのスペック

出典:イマカツ様

Length : 60.0㎜
Weight : 17.0g
フローティング
Hook  :#4×2
カラー :20色

先生
先生
カオスダイバーには3mダイバーのIK300RSとひと回りボディが大きく、4mラインまで到達可能な潜行能力を持つIK400RSの2モデルがリリースされています。

IK300RS カオスダイバーの構造と外見の特徴

ここではIK300RS カオスダイバーの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いていきます。

リップの形状

出典:イマカツ様

IK300RS カオスダイバーのリップ形状は先端がワイドなラウンドリップ仕様となっています。

やや特徴的な形のリップは、3mダイバーのクランクベイトとしては少し長めでワイドな先端側は良く水を捉えますが、ラインアイがかなり手前にあるので水を逃がしやすく、立派なリップの割には潜行深度も控えめでアクションもおとなしいハイピッチなタイトロールが主線となっています。

このようなリップのを採用する最大の目的は“長いリップによる高いスナッグレス性能の確保”が狙いです。絶対的なスナッグレス性能を確保しながらも理想とする潜行能力とアクションを実現させるあたり、このルアーに対するこだわりを感じ取る事が出来ます。

リップの角度

出典:イマカツ様

IK300RS カオスダイバーのリップ角度は3m潜るダイビングクランクらしく、水平に近いセッティングで取り付けられています。ワインディングリップと呼ばれるアールのついたリップは水を効率良く掴み、狙ったアクションを実現しつつも高いスナッグレス性能と軽快な巻き心地を両立させています。

潜行レンジはIK300RSが3m、IK400RSが4mの設定で、琵琶湖や山中湖などのウィードレイクはもちろん、急深なリザーバーでも活躍してくれます。

ボディ形状

出典:イマカツ様

IK300RS カオスダイバーのボディ内部には様々なギミックが搭載されています。

特徴的な重心移動システムはボディレングスを余すところなく使うような大掛かりでダイナミックなものとなっています。ボディ形状自体も空気抵抗を第一に、考え抜かれたエアロダイナミクスデザインにより、飛行姿勢が安定した圧倒的直進性を持つクラス最高の遠投性能を確保しています。

また、フロントフックエイトリングを斜めに設計することでボディ内空気室容量を
最大限確保し、クラストップの浮力をボディに与えて同クラスクランクよりもワンサイズ大きなフックの標準装備を可能にしています。

IK300RS カオスダイバーの特徴と長所

ここではIK300RS カオスダイバーが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

ナチュラルでハイピッチなアクションと軽快な巻き心地!

カオスダイバーシリーズはナチュラルなハイピッチタイトロールを基本的なアクションに設定しています。

これはIK300RSもIK400RSも同一のコンセプトとなっていますが、これらのクランクが主戦場とする3~4mラインは基本的にベイトついてクルーズするバスをターゲットとしているからで、このようなバスにはカオスダイバーの持つハイピッチなタイトロールが非常に有効となります。

また、カオスダイバーの持つ軽い巻き心地は本来、重労働となりがちなダイビングクランクの釣りをとても快適なモノにかえてくれます。

アングラーへの負担が軽いクランクであればそれだけ集中して長時間使い続ける事ができ、結果として釣果も残りやすくなります。

クランクの性能を最大限に引き出す圧倒的なキャスタビリティー!

カオスダイバーシリーズは大胆なデザインによる高性能な重心移動システムと空気抵抗を極力抑えたボディデザインで圧倒的な遠投性能を持っています。

クランクに限らず、投げて巻くを基本とするファーストムービングルアーにおいて、効率良く広範囲をサーチするための優秀なキャスタビリティー性能は必須の性能と言えるでしょう。

特にIK300RS カオスダイバーのようなダイビングクランクにとって高いロングキャスト性能は絶対に欠かす事の出来ない必須の性能。より遠くへキャストすればするほど広いエリアをサーチでき、長く取れるプロダクティブゾーンはバスのバイト率を大きく引き上げてくれます。

様々なカバーに強い優秀なスナッグレス性能!

非常に長いリップとしっかりとした浮力を持つIK300RS カオスダイバーは、基本的なスナッグレス性能がとても高く、様々な種類のカバーや沈み物、地形変化に強い性質を持っています。

特にカオスダイバーシリーズの持つ総合的な特性は琵琶湖などのウィードレイクとの相性が抜群。

ウィードをスルスルと抜けてくるズバ抜けた回避性能はまるでそのためだけに作られたかのような性能を発揮してくれます。

先生
先生
まるで大型のシャッドプラグ並みに軽い巻き心地と、プレッシャーの高いスレたフィールドでその威力を発揮するハイピッチなタイトローリングアクションはこのルアー最大の特徴と言えます。

IK300RS カオスダイバーの感想と今回のまとめ

素直に潜る優秀な潜行能力もカオスダイバーの持つ魅力の一つ。

高いスナッグレス性能とタイトアクションはウィードレイクだけでなく様々なものが沈む急深なリザーバーや、一定レンジをクルーズするバスが多いクリアレイクにおいても良く効く特性になっています。

3~4mレンジというのは季節の変わり目など、難しいコンディション時にキーとなることの多いレンジですが、良い意味でも悪い意味でも中途半端な水深は思いのほか攻めにくく、アングラーのスキル差が出やすいレンジとなっています。

効率良く攻略するにはクランクベイトが最も有望となりますが、このレンジ帯のクランクには数えるほどしか優秀なものがなく、このレンジ特有のセレクティブなバスをバイトに持ち込めるクランクというのはほとんどありません。

その中でも今回紹介したカオスダイバーは控え目なアクションとしっかりした基本性能でこのような状況にとても強い仕上がりになっています。

私個人としても年に数回ウィードレイクへ釣行する事がありますが、数ある3m~4mダイバーの中でもカオスダイバーの実績と高い実釣性能は証明済み。

この機会に皆さんも、カオスダイバーを3~4m攻略ローテーションの一角に加えてみてはいかがでしょうか?

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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