よく飛び、よく泳ぎ、よくかわす!
圧倒的な使いやすさと高い基本性能が魅力的なシステムクランクの中枢!
個人的にミドルダイバーが一番釣れると勘違いしているちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はエバーグリーンのリリースするシステムクランク、コンバットクランクシリーズの中でも高い基本性能と実釣性能を持つコンバットクランクの180について解説していきます。
Contents
コンバットクランク180のスペック
Length : 58.0㎜
Weight : 13.2g
フローティング
Hook : EGトレブルマジック#6×2
カラー :25色
コンバットクランク180の構造と外見の特徴
ここではコンバットクランク180の主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。
リップの形状
出典:エバーグリーンインターナショナル様
コンバットクランク180のリップは、ラウンドリップをベースに先端をスクエアリップ形状としたラウンドとスクエアのいいとこどりをした形となっています。通常のラウンドリップよりも水を掴みやすい形は強すぎず弱すぎない適度なウォブロールを生み出しますが、イメージしている以上に巻き抵抗が軽いセッティングは確かな手ごたえを感じる絶妙なものとなっています。
また、適度な長さと幅を持つリップはスナッグレス性能も非常に優秀。
ゴロタやリップラップのような地形変化からオダやレイダウン、ウィードなど、ありとあらゆるストラクチャーに対して強い特性を持っています。
リップの角度
出典:エバーグリーンインターナショナル様
コンバットクランク180のリップ角度はミドルダイバーとしては平均的な角度となっていて、ラインアイの位置はややボディ寄りと、リップで受けた水の抵抗を効率良くウォブルアクションに変えやすいセッティングとなっています。
潜行レンジは1.2~1.8mとミドルダイバーらしい設定で、年間を通してキーとなりやすいレンジを効率良くサーチできるスペックを持っています。
ボディ形状
出典:エバーグリーンインターナショナル様
コンバットクランク180のボディは、コンバットクランクシリーズが共通で採用するヘキサゴンボディデザインと呼ばれる独特な形状をしています。
このボディ形状には水押しのパワーアップと、色覚変化を強調し、フラッシング効果を高める要素があり、理想的な空気抵抗を作り出すデザインで高いキャスタビリティー性能を発揮します。内部構造にはタングステン式の重心移動システムをメインに、低重心の固定サブウエイトを採用することで優秀な飛距離とアクション、使いやすさを実現しています。
出典:エバーグリーンインターナショナル様
コンバットクランクが共通で採用するヘキサゴンボディデザインは正面から見ると本当に六角形の形をしています。
コンバットクランク180の特徴と長所
ここではコンバットクランク180が持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。
食わせとアピールのバランスに優れたスイムアクション!
急激なスピードでタフ化が進む現在のバスフィッシングシーンにおいて、強すぎるクランクは思うようにバイトが出ないため、最近では食わせにフォーカスしたアピール力の弱いクランクが増えてきましたが、コンバットクランク180は適度なアピール力で広範囲からバスを引き付けることのできるクランクらしいクランクとなっています。
食わせとアピールのバランスに優れたスイムアクションは、このクランクがメインとするミドルレンジと非常に相性が良く、通年を通してアクティブなバスをストックしやすい2m前後のラインを効率良くサーチし、時期にかかわらず安定した釣果を作り出す事が出来ます。
クラストップのキャスタビリティーと使いやすさ!
キャストしやすいボディウエイトと空気抵抗を考えたボディデザイン、固定式サブウエイトにタングステン式の重心移動システムを備えたコンバットクランク180は、各メーカーの主力クランクが投入される激戦区、ミドルダイバーカテゴリーの中でもトップクラスのキャスタビリティーを持っています。
優秀なキャスタビリティーは、少ないキャスト数で効率良く広範囲を探れるためファーストムービングルアーには無くてはならない性能と言えます。特に立ち位置や足場が制限されるオッカパリゲームでのアドバンテージは計り知れないものがあります。ストレスのないキャストフィールは集中力を長持ちさせるだけでなく、使いやすさとなってアングラーを強力にバックアップしてくれます。
オートマチックに根掛かりをかわす高いスナッグレス性能!
ラウンドとスクエアのハイブリッドしたようなリップと、しっかりとした浮力を持つコンバットクランク180は、基本的なスナッグレス性能がとても高く、あらゆる種類のカバーや沈み物、地形変化に強い性質を持っています。
カバークランキングというと上級者向けのテクニックに思われがちですが、コンバットクランク180の高いスナッグレス性能は、ただ巻くだけでその性能を発揮し、オートマチックに障害物をかわすことが可能。臆することなく大胆にカバーに向けてキャストできる特性は釣果につながりやすく、釣れるクランクとしての地位を確かなものにしています。
コンバットクランク180の感想とまとめ
頬の十字キズがトレードマークだった旧コンバットクランクは当時、確かな実釣性能を持った数少ない国産クランクの一つでした。ピーナッツやCBと並ぶ高い基本性能は、現行のコンバットクランクにもしっかりと受け継がれています。
旧T.Dスーパークランクがそうだったように、システムクランクというのはリリースされている各モデルの中に突出して釣れるモデルというのが存在する場合があります。
もちろん、コンバットクランクにおいてはどのモデルもしっかりとした基本性能を持っていてシリーズを通して優秀ではありますが、今回紹介した180と250がこの突出モデルになるのではないかと感じています。
コンバットクランク180は一見すると、特に取り立てる特徴もないスタンダードなミドルダイバーですが、使い込んだイメージは基本性能がものすごく高いクランクといったイメージを強く受けました。特にクランクベイトに求められるキャスタビリティーとスナッグレス性能は非常に優秀でアクション設定もとてもしっかりしているので、これからクランクベイトの釣りをマスターしたい、クランクのスキルをアップさせたいアングラーさんにはぴったりのクランクと言えるでしょう。
ベーシックだけどハイスペック。旧コンバットクランクのように長い期間安定した釣果を作り、抜群の信頼関係でアングラーから愛され続けるルアーというのは以外にもこのようなルアーなのかもしれませんね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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