ルアーインプレッション

O.S.P HPFクランク ルアーインプレッション

エキスパート向けの特化型クランクに使いやすさをプラス!!
シチュエーションを問わず実釣性能を発揮するフラットサイドクランクのエントリーモデル!!

ちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はO.S.Pがリリースするインジェクション型フラットサイドクランク、HPFクランクの特徴と本当の実力を掘り下げていきます。

O.S.P HPFクランクのスペック

Length : 63.0㎜
Weight : 9.8g
フローティング
Hook  :#6×2
カラー :16色

先生
先生
HPFクランクにはキャスタビリティーを犠牲にした分、よりハイフロートでサイレント仕様、アクションのレスポンスも高いSPEC2という固定重心のモデルもリリースされています。飛距離ダウンを代償に、カバーに対しタイトでナチュラルなスイミングによってプレッシャーのかかったバスをバイトに持ち込む喰わせ系フラットサイドクランクというのがSPEC2の特徴です。

O.S.P HPFクランクの構造と外見の特徴

ここではHPFクランクの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

出典:O.S.P様

HPスラッシュビルと呼ばれるサーキットボードを使用したHPFクランクのリップ形状は幅広でワイドな形となっています。硬質なリップ素材はカバーやボトムにタッチした感触を明確に伝えてカバークランキング時の操作性を高め、カバー回避能力も高いのでストラクチャーからしっかりとフックをガードしてくれます。

また、このルアーが持つフラットサイドクランクらしいハイピッチなアクションはオープンウォーターでのバイト誘発力にも優れ、ただ投げて巻くだけでもバイトに持ち込めるほどの高い食わせ能力を持っています。

リップの角度

出典:O.S.P様

HPFクランクのリップ角度はフラットサイドらしいロールアクションが生きる絶妙な角度で取り付けられています。しっかりと水を掴みやすく、前傾姿勢を強めることによってリップの角度とウエイトの位置、フックの取り付け位置を考慮してレベルを超えたスナッグレス性能を実現。大胆に撃ち込んでもなめるようにカバーをかわすその実力は本家のカバークランクにも勝るとも劣らない性能を持っています。
スイムレンジは最大で2m前後とややディープな設定で、早春のバスがとどまりやすいレンジを直撃出来るスペックとなっています。

ボディ形状

出典:O.S.P様

薄くて限りなく四角い断面を目指したスーパーフルフラットボディは、フラッシング効果と強い水押しで高いアピール力を持ち、フラットサイドの効果を最大限に高める形状となっています。強度を維持しながら軽量化に成功したハニカムスーパーHPボディは超ハイピッチなアクションレスポンスを実現し、内部に搭載された独自の重心移動システムであるホールインワンシステムはスイム時にウエイトが合体し、ワンウエイトによる超ハイピッチなアクションレスポンスと、キャスト時に2ウエイトになることによる安定した飛行姿勢を両立させています。(重視移動システムはノーマルモデルのみ採用)

O.S.P HPFクランクの特徴と長所

ここではHPFクランクが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

オープンウォーターでもバイトに持ち込める高いバイト誘発力

フラットサイドクランクの本質的な特徴として使うシチュエーションや状況に左右されにくく、ラウンドボディのクランクベイトと比べて食わせの能力が高い部分がありますが、HPFクランクもその特徴を高いレベルで有しています。特に広大なシャローフラットを効率良く探る時はとても重宝し、低水温期やハイプレッシャー時など、何らかの理由でバスがスローな時はHPFクランクのハイレスポンスでスローリトリーブでもしっかり泳ぐ特性が切り札的な効果を発揮します。

フラットサイドクランクながら優秀なキャスタビリティー

一般的にフラットサイドクランクというのはハイレスポンスなアクションを優先する為、キャスタビリティーが低いモノが多いですが、HPFクランクはお得意のハニカムスーパーHPボディで浮力と強度、そして内部空間を確保する事に成功し、フラットサイドクランクとしては珍しく重視移動システムを搭載しています。

そのためHPFクランクはフラットサイドクランクとは思えないようなキャスタビリティーを実現。ワンキャストで広範囲を探れるその特性は効率良くエリアをサーチすることが可能で、足場を制限されやすいオカッパリアングラーの強い味方となってくれます。

圧倒的な使いやすさと根掛かり知らずなカバー回避能力

フラットサイドクランクは特化した性能を持っているモノがほとんどで基本的には扱いが難しく、今まではエキスパート向けのコアなクランクという位置付けでした。極めて高い実釣性能を持ちながらリスキーな部分も多く、広く一般的なルアーではありませんでしたが、HPFクランクは圧倒的な使いやすさでそのハードルを下げてくれました。

しっかりした自重のあるボディはキャストもしやすくキャスタビリティーも優秀。ワイドなリップはフロントフックをストラクチャーから守ってカバー回避し、圧倒的な使いやすさと根掛かり知らずなカバー回避能力を実現。初心者でも使いやすいその特性はフラットサイドクランクのエントリーモデルとしての立ち位置を不動のものにしています。

先生
先生
HPFクランクのHPFはハイ・パフォーマンス・フラットサイドの略なんですよ!知っていました!?

O.S.P HPFクランクの感想と今回のまとめ

低水温期はもちろん、ハイプレッシャーに強いのもフラットサイドクランクの特徴です。HPFクランクの登場によってフラットサイドクランクの本当の性能に気が付いた方も多いのではないでしょうか?

優秀なフラットサイドクランクとしての必須性能を詰め込もうとすると、突き詰めれば突き詰めるほど相反する要素が出てきてしまい、今までは浮力とキャスタビリティーを両立出来るウッド素材がどうしても有利とされてきました。

しかしながら最近は技術の進歩もあってか、インジェクションながら優秀なフラットサイドクランクもかなり増え、その中でもHPFクランクはその筆頭ともいえるルアーです。その実力は様々なフラットサイドクランクがリリースされた現在でもトップクラスで、HPFクランクではじめてフラットサイドクランクの実釣性能に気付いた方は本当に多く、シチュエーションや状況を選ばずただ巻くだけで発揮される破格の実釣性能は今でも衰える事を知りません。

もし皆さんが、フラットサイドクランクの強さを体感してみたいのであれば、先ずはHPFクランクを手に取ってみることをおすすめします。

HPFクランクの持つ桁外れな実釣性能は、必ず皆さんにフラットサイドクランクの強さを教えてくれるでしょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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