バス釣りの本質集

ベイトフィネスタックルのおすすめな使い方 その2 操作性重視型

ベイトフィネスタックルのおすすめな使い方 その2

操作性重視型

前回に引き続いて今回はベイトフィネスの主流の一つである操作性重視型のスタイルについてメリットや使い方、おすすめのテンプレートタックルの紹介、解説していきます。
最近ではオープンウォーターにも関わらず、ベイトフィネスタックルでアプローチをするアングラーを多数見かけるようになりました。

ベイトフィネス専用機の代名詞とも言えるアルデバラン。今では国内最高峰の性能を有していますが、登場した時はスプールやベアリングの交換が必須でした。

飛距離や操作性、感度など通常ではスピニングタックルの方が優位な場面でわざわざベイトタックルを使用する理由はなぜなのか?そこには確固とした理由が存在します。この部分を良く理解せずにエキスパートアングラーの見よう見まねで特に意味もなくベイトフィネスタックルを多用してしまうと、結果的に自分の足を引っ張る事になりかねません。

本来はカバー攻略の為に生まれたベイトフィネスタックルをオープンウォーターで使う理由とそのメリット。今回はここにフォーカスして解説していきます。

ベイトフィネスをオープンウォーターで使っている方は確かに最近多いですね。
先生
先生
ベイトフィネスをオープンウォーターで使う場合はしっかりとした理由と目的がないとデメリットばかりになってしまいますよ。

操作性重視型とは?

操作性重視型はタックルのトータルバランスがとても大切なんです。

操作性重視型は、従来スピニングタックルの出番となるような状況でベイトフィネスタックルを使用するスタイルになります。オープンウォーターでライトリグを扱う場合、よほどの理由がない限りはスピニングタックルの方が操作性、感度ともに優れ、有利になります。しかしながらベイトタックルにはスピニングタックルには無い手返しの良さやパワーがあります。中にはベイトタックルの方が扱いに慣れていて操作しやすいと感じている方や、ベイトタックルの方が集中力が続き、最終的にはデメリットをはねのけて良い結果を得られる方も多々います。

先程も少し触れましたが、操作性重視型のベイトフィネスはその使い方や利点を良く把握しないとメリットはおろかデメリットばかりを背負ってしまいます。しっかりとした理由と出し所を理解してこのメゾットを味方につけましょう。

先生
先生
スピニングタックルよりもベイトタックルの方が操作に自信がある方は挑戦する価値があるスタイルですね。

操作性重視型のメリットと出し所

ネコリグはベイトフィネスで良く使われるリグの一つです。適度なウエイトがあるので初心者の方でもベイトフィネスで扱いやすいリグになっています。

操作性重視型のメリットは何と言ってもスピニングタックル並みの操作性をベイトタックルで実現出来る事です。

絶対的な操作性はラインの太さやリグの重さ、タックル構造の面でどうしてもスピニングタックルの方が一枚上手ですが、普段からベイトタックルに慣れ親しんでいる方や、スピニングタックルを扱った経験が少ない方、スピニングタックルに不安感がある方や自信の無い方にとっては結果的にベイトタックルの方が操作性が上がる場合があります。

また、自分が攻略しようと考えてるポイントが一見オープンウォーターに見える場合でもオダなどのストラクチャーやカバーなどが沈んでいたりして、フックアップしたバスを走らせず、半ば強引にに取り込まなくてはならない場合もベイトフィネスの出番になります。スピニングタックルのパワーではバスのサイズによっては強引に止めることが難しい事が多々あるので、このような確固たる理由がある場合はベイトフィネスをチョイスするようにしましょう。

先生
先生
スピニングの快適な操作性や感度を犠牲にしてでもベイトフィネスの性能を優先する必要があると思われる場合はオープンウォーターでもベイトフィネスの出番です。
琵琶湖のウィードエリアなんかもベイトフィネスの出番ですね。スピニングでウィードに巻かれたら大変です。
先生
先生
スピニングと比べてベイトフィネスは飛距離が出ないのでオープンウォーターで使用する際はその辺りも考えておきましょう。

おすすめのタックルテンプレート

スティーズ レーシングデザイン 641ML+XB-SMTはチタンティップを搭載したオープンウォーターでの操作性に特化したベイトフィネスロッドです。

操作性重視型で参考になる基本的なタックルセッティングのテンプレートを紹介します。
皆さんのスタイルや使用するフィールドの状況に合わせてアレンジして下さい。

ロッド6~6.4ft UL~ML ソリッドもあり
リールベイトフィネス専用のリール(場合によっては要チューニング)
ラインフロロカーボン7~10℔
ルアーウエイト4~12gくらいがメイン

操作性重視型のベイトフィネスの場合、ロッドは6~6.4ftのUL~MLのロッドを使用します。操作性を重視するスタイルなのでロッドのレングスは長くても6.4ftくらいまでが扱いやすく、それ以上長くなるとリグを操る上で重要なリニアな操作感が徐々に失われてしまいます。

リールは専用のリールを用意し、必要に応じてベアリングやスプールの交換が必要になります。ラインの糸巻き量に関しては、スプールのレスポンスを上げる為に30~40mほどにとどめて下さい。キャスタビリティーに関しては同じリグを使用した場合、スピニングの方が完全に有利なうえ、ラインの糸巻き量も少ないベイトフィネスではカバーできる範囲が限られてしまいます。狙うべきポイントの距離や状況によって適切なタックルを使い分けましょう。

ラインについては上記した通りスプールレスポンスの向上の為、ラインのキャパシティを30~40mにとどめ7~10℔程度のラインを使用します。ラインが太すぎるとスプールのレスポンスが低下したり、飛距離も落ちてしまいますし、このスタイルの生命線でもある操作性にも大きな影響が出てしまいます。細いラインではそもそもベイトフィネスのメリットを十分に発揮出来なくなってしまう為、バランスを考えた太さのラインを選びましょう。

先生
先生
タックルセッティングは意外とシビアです。不安な方はショップの専門家に聞いてみましょう。お問い合わせフォームからちかみやに聞いて頂いてもOKですよ。

操作性重視型ベイトフィネスのまとめ

操作性重視型のベイトフィネスを解説はここで終了となります。

スピニングタックルと比べてベイトタックルは使っていてとてもカッコ良く見えます。ちかみやも若い頃はストロングなスタイルに憧れて、スピニングタックルを持たない釣りに挑戦してみた黒歴史を持っていますが、スピニングタックルの無いバス釣りは釣果も安定せず、とても不完全に感じるものでした。

ベイトフィネスがここまで普及したのは、私達がベイトフィネスに利用価値を見出し、必要性を感じたからだと思います。ベイトフィネスが頭角を現してシェアを広げ、今ではスピニングタックルの代用として扱われる事も多くなりましたが、それでもスピニングタックルが淘汰されないのはスピニングタックルにしか出来ない事や絶対的に優位な場面が存在するからなのです。ベイトフィネスとスピニングは似ているようで全くの別物です。このことを知っている皆さんはそれぞれの存在意義とメリットを考慮した上で状況に応じてタックルを上手に使い分け、周囲のアングラーより一歩先にいく釣りうまアングラーを目指しましょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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