ルアーインプレッション

メガバス オーバーレブクランク【ORC】ルアーインプレッション

フラットサイドボディとロールアクションでサブサーフェイスを疾走!
個性的なセッティングは局所で生きる変わり種クランク!

ちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はメガバスのリリースしているハイレスポンス・サーフェイスクランク、オーバーレブクランク【ORC】とはいったいどんなルアーなのか?その特徴と性能について解説していきます。

オーバーレブクランク【ORC】のスペック

Length : 70.0㎜
Weight : 5/8oz
フローティング
Hook : #4×2
カラー :16色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
サブサーフェイスクランクとしては大きめのフラットサイドボディとロールアクションを持つORC。同種のクランクと比べてかなり個性的な特性はどのような実力を秘めているのでしょうか?

オーバーレブクランク【ORC】の構造と外見の特徴

ここではオーバーレブクランクの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

オーバーレブクランクのリップ形状は、スクエアリップをベースとしたかなりワイドなデザインで、効率良く水を受ける特性を持っています。

非常にインパクトのあるリップは、受けた水の抵抗を丸ごとアクションにかえてしまっているようなイメージで非常にレスポンスが高く、大柄なボディをしっかりとアクションさせる力を持っています。この手のクランクとしては障害物回避能力も優秀で、ちょっとしたレイダウン程度なら飛び越える事が可能。ややこしいストラクチャー周りも強気に攻め込む事が出来ます。

リップの角度

出典:メガバス様

オーバーレブクランクのリップ角度は、アクションのレスポンスを上げながら潜行能力を抑える垂直なリップ角。一般的なサーフェイスクランクと同じくオーソドックスな設定ながら、ロールをメインアクションにしているところがこのルアー最大の特徴。ラインアイもボディに接続されるノーズアイなのでリップで受けた水の抵抗をアクションに変換しやすく、鋭いレスポンスでサブサーフェイスレンジをカバーします。

ボディ形状

出典:メガバス様

メガバス特有の重心移動システム「LBO」を搭載し、うすいボディ幅ながら高いキャスタビリティーと浮力を確保したオーバーレブクランクはサブサーフェイス系のフラットサイドクランクとしては大柄なボディで個性的なアピール力を持っています。

大きなボディというのは水の抵抗が大きくなってしまうので、どうしてもレスポンスが落ちる傾向にありますが、オーバーレブクランクはLBOを採用した事で、ボディの幅を極力薄くする事に成功し、水の抵抗を少なくする事で高いレスポンスと大きなフラット面を両立させています。さらにメインウエイトをアクションの軸に合わせる事でよりレスポンスに磨きをかけたロールアクションは、ディープレンジのバスにも効率良くアピールする力を持っています。

オーバーレブクランク【ORC】の特徴と長所

ここではオーバーレブクランクが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

大柄なボディと独特のロールアクション!

ファットなボディとウォブルアクションが主流のサーフェイスクランクの中で、フラットサイドボディにロールアクションを持つオーバーレブクランクはかなり特異な存在と言えます。フラットサイドボディを採用したサーフェイスクランク自体はいくつか存在しますが、その目的はフラットなボディで強く水を押すためのモノ。オーバーレブクランクのフラットなボディとロールアクションは強い明滅効果で広範囲のバスに効率良くアピールするためで通常のサーフェイスクランクとはそもそもアピールの質が違います。

この特性は通常のサーフェイスクランクが苦手とするクリアウォーターでも強いところが最大の特徴。プレッシャーにも強く、シチュエーションを選ばない性格はサーチベイトとしても優秀な力を発揮します。

デッドスロー~ハイスピードリトリーブまで対応する適応力!

通常のフラットサイドクランクというのはアピール力の高い明滅効果を得るために、ある程度の早さでリトリーブする事が必要でしたが、オーバーレブクランクはボディ内部に独特な構造を採用する事でスローリトリーブでも激しい明滅を放ちます。水面直下をゆっくりと高アピールで誘えるからこそバイトも多発し、カバーから離れたところからでもバイトに持ち込める実力は他のサーフェイスクランクと大きくかけ離れた特性と言えます。

サブサーフェイス+フラットサイドとしては圧倒的な遠投性能!

サブサーフェスクランクはリップの角度が立っているので巻き始めても前傾姿勢になりにくく、リトリーブをはじめても後方に移動した球が元に戻りにくいため構造的に重心移動機構のメリットを活かしにくいルアーです。そのため固定重心のものが多いのですが、オーバーレブクランクはメガバスが誇る新世代の重心瞬間移動システム・LBOの搭載でこれを解決。LBOはボールが移動するタイプと違ってわずかな角度でや衝撃でウエイトが戻るため、水平姿勢のサブサーフェスクランクに搭載しても重心移動のメリットを活かすことが可能。結果としてクラストップのキャスタビリティーと使いやすさを実現しています。

先生
先生
フラットなボディとロールアクションでアピール力の高い明滅効果を生み出し、通常のサーフェイスクランクとは違う切り口でバスにアプローチする部分がオーバーレブクランク最大の特徴と言えるでしょう。

オーバーレブクランク ORCの感想とまとめ、使い方

サーフェイスクランクとしては珍しくロールアクションが主体で、明滅効果による高いアピール力を持つオーバーレブクランクは通常のサーフェイスクランクが苦手とするクリアウォーターに強い変わり種のサーフェイスクランクです。

特にディープレンジからバスを引っ張り上げる力は相当なもの。

水色がクリアウォーターであればあるほどディープレンジの魚にもアピール出来る特性はこのクランクだけが持つ特殊な能力と言えるでしょう。

もちろん、クリアウォーターでなくてもその実力は健在で、一定の条件下では他のクランクを寄せ付けない実力を発揮しますが、このクランクが活躍する条件は意外なほどシビア。

似たシチュエーションは多いですが、そのほとんどは他のルアーの方が効率良く誘える事がほとんど。初心者の方には見分ける事自体も難しいので、先ずはバスの反応や水の色を見ながらリトリーブスピードを意識した使い方を実践してみましょう。

それだけでもこのクランクは高い実釣性能を発揮してくれますよ!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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