オリジナルザラスプーク　ルアーインプレッション

ちかみやが独断と偏見でお送りします、ルアーインプレッションコーナー

栄えある第一回目はオリジナルザラスプーク（通称オリザラ）

バス釣りをしている方なら、誰もが必ず一度はお世話になったことがあると思います。

ペンシルベイトの基本中の基本であり、何十年もの間その人気と類まれなる実釣性能で不動のスタンダードを守り抜いてきたオリザラは、もはや究極のペンシルベイトと言ってしまっても間違いではないかもしれませんね。

ちかみやのタックルボックスでも、何度かの2軍入りは経験しているものの、現在では1軍に復帰し、通年を通して安定的な釣果を上げるエースルアーの一つです。

今回は人気・実力・歴史、どれを取っても超一流のオリザラのルアーインプレッションをしてみたいと思います。

Contents

オリジナルザラスプークはこんなルアー

スペック

全長　4-1/2inch 11.4cm
重さ　3/4oz 13.0g（両方とも間違いｗ）
HOOK　 #1/0

※メーカーホームページには3/4oz 13.0g？の謎表記がありますが、正確には5/8oz、18ｇですね。

以下はメーカーホームページより製品紹介文を引用します。
歴史を作ったペンシルベイトの代表作
ザラスプーク
ザラスプークは50年以上も前にウォーキング・ザ・ドッグアクションを生み出しました。その後数多くのコピー品が出回ったにも関わらず、依然としてザラスプークはトップウォータープラグの頂点に君臨しています。
そのサイズ、そして左右への動きが大物を狙うアングラーからの強い支持を得ています。バス、ストライパー、パイクを狙うアングラーに、数代に渡って使い続けられてきたルアーです。

オリジナルザラスクープの特徴

オリジナルザラスプークは114mm、18ｇというサイズでとても使いやすく、時期やフィールドを選ばずオールマイティーに活躍出来るペンシルベイトです。最大の特徴はボディ形状と浮き姿勢、重量のバランスがとても良く、アングラーのロッドとラインの操作だけでペンシルベイトに必要とされる様々なアクションを引き出す事が出来ます。基本的なドックウォークに加えてアピール力を上げるスプラッシュやチョッピング、足の長いスケーティングから180度ターンに迫るほどくるりと回る移動距離を抑えたテーブルターン。オリザラを完璧に使いこなせれば他のペンシルベイトはいらなくなってしまうのではないか？と思えるほど多彩なアクションを表現出来るオリザラは唯一無二の全方向型ペンシルベイトと言える存在だと思います。

オリザラのアゴの形状はどちらかというと水を逃がしやすい形です。

ペンシルベイトのアクションを主に決める要素は浮き姿勢・ウエイトの位置・アゴの形状になります。

オリザラはどちらかというと水を逃がすアゴの形状をしています。

やや水平気味の浮き姿勢と相まって、今までペンシルベイトを使った事が無い初心者の方でも容易にドックウォークが出来る設計になっています。

本当に素晴らしい性能を持ったルアーと言うのは、使う方が初心者でもエキスパートでも満足出来るような性能を持っていて、使いやすく、誰が使っても釣果が安定するルアーの事なのかもしれないですね。

ザラスクープの世代と仲間たち

ザラスクープは多くのフォロワーやオマージュを生んでいますが、直系の兄弟たちもたくさんいます。ここではそんなオリザラの代表的な仲間たちを少し紹介してみます。

今のオリザラは4代目

ちかみやはあまりザラには詳しくありませんが、確か今のザラは4代目に当たると思います。

有名なところだと鼻アイ（ノーズアイ）を持つ”２nd”や3代目に当たるスウェイバック（ソリザラ）などがあって、そのあたりの「オールドザラ」と呼ばれるザラは今でもオークションなどで高値で取引されています。その他にも詳しく分類するといろいろありますが、それぞれの世代で際立つ個性をたくさん持っていて、同じオリザラでも全く違うルアーになっています。