ルアーインプレッション

ラッキークラフト トネスプラッシュ (改) ルアーインプレッション

短い移動距離で結果を残す。
様々なアピール要素でバスを水面まで引き寄せる複合型ポッパー!

ちかみやが個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的なルアーの構造と形状、実際に使用した感想と独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回はラッキークラフトのトネスプラッシュ(改)をインプレションしていきます。

トネスプラッシュは今から10年前にリリースされ、ポッパーとしては珍しく様々なパーツがついたルアーになります。ラーメンでいうところの「全部のせ」的な外見がとても目を引くので一度は使ってみたいと思った方は多いのではないでしょうか?「トネ」と名が付く通り、ローカルベイトらしい独特の観点から特化性能を盛り込んで作られたトネスプラッシュは地元利根川水系のみならず、直ぐに全国区で釣れるルアーとして認識されました。今回はそんな歴史のあるトネスプラッシュの特徴と性能を掘り下げていってみたいと思います。

トネスプラッシュ改のスペック

Length : 70㎜
Weight : 11.5g
Hook  : フロント#4、リア#5フック(フェザー仕様)
フローティング
カラー:25色

先生
先生
トネスプラッシュにはダウンサイジング版であるSHADEIのラインナップがあり、その他にもより高レスポンスのボーンマテリアル仕様もあります。このルアー一番の特徴でもあるリアプロップの回りが悪い物もあるので、その場合にはリアヒートンを半周ほど緩めると回りやすくなりますよ!

トネスプラッシュ改の構造と外見の特徴

トネスプラッシュ改の外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。ある一定の状況に対応するために特化して作られている部分が何とも元ローカルベイトらしく、こだわりを感じる事が出来ます。

カップの形状

トネスプラッシュのベースはポッパーなので、当然カップは最重要パーツの一つになります。肝心なカップはある程度の深さはありますが、それほど水や空気をホールドする力は強くないのでポップ音自体は大人しい音に仕上がっています。トネスプラッシュのカップはポップ音を発生させる他に、水の抵抗を増やして移動距離を少なくする狙いもあるので、ポップ音自体にはそれほどアピール力を持たせない設定に調整されています。

ラインアイの位置と角度

トネスプラッシュのラインアイは中央に取り付けられています。これは持ち味の一つであるドックウォークのレスポンスを大幅にアップさせる他に様々なアクションやアピール要素をトータルで扱いやすくするためのアイポジションになっています。

浮き姿勢

浮き姿勢はほぼ水平姿勢のセッティングになっています。
この浮き姿勢は水の抵抗を受けにくいのでレスポンスアップに繋がり、ポッパーとしてはキレのあるドックウォークアクションと、ボディサイドで水を押すサイドポップのさせやすさにも貢献しています。

トネスプラッシュの特徴と長所

ここではトネスプラッシュが持つ特筆すべき特徴を3つに絞ってご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

ピンスポット攻略に特化した設計

トネスプラッシュには様々なパーツが取り付けられていますが、そのどれもが移動距離を抑え、ピンスポット攻略用のブレーキとして作用しています。そのためトネスプラッシュはブッシュ際などの短いストライクゾーンで最大限アピールすることができ、バスの追いが弱いシチュエーションでもバイトさせやすい特性を持っています。

様々な要素で構成されるアピール力

トネスプラッシュにはポッパーとしてのポップ音、スプラッシュ、ドックウォークとボディサイドで水を押すサイドポップの他にも前後に採用しているフェザーフック、大きめのラトル音、特徴的なリアプロップから発生するスイッシャー音とフラッシング、扁平な腹部が生み出す独特の着水音。と、様々なアピール要素がふんだんに盛り込まれています。その時々によって有効なアピール手段が変化するバスフィッシングにおいて、一つのルアーで色々試せるというのは大きなアドバンテージになると言えるでしょう。

様々なアクションが可能

様々なパーツを取り付けられて、いかにもレスポンスが悪そうなトネスプラッシュですが、意外なほど芸達者という一面も持っています。アングラーのロッドワークによってアクションの強弱はもとより様々なアクションを繰り出す事もでき、特徴的なプロップのおかげでただ巻き時にはアピール力が弱く、止められるバズベイトとして使う事も出来ます。特にこのただ巻きアクションはなぜか効果的な状況が多く、回収中のトネスプラッシュにバイトが多発するなんて事も多々あるので、良い意味で気が抜けないルアーになっています。

先生
先生
トネスプラッシュ改はピンスポット攻略に特化したトップウォータープラグと言えます。特にカバー周辺で使うと効果的で、カバー打ちで結果が出ない時に同じカバーにトネスプラッシュ改を入れると釣れる事が結構多いですね。

トネスプラッシュを使った感想と使い方のまとめ

以上で短い移動距離で結果を残す。様々なアピール要素でバスを水面まで引き寄せる複合型ポッパー!トネスプラッシュ改のインプレッションはおしまいとなります。もう一度このルアーの特徴をおさらいしてみましょう。

トネスプラッシュ改の大きな特徴

・ピンスポット攻略に特化した設計
・様々な要素で構成されるアピール力
・様々なアクションが可能

この3点がトネスプラッシュ改の大きな特徴になります。
この特徴を頭に入れ、シチュエーションに応じて効率良くルアーの個性と性能を引き出す使い方をしてあげるとより一層効果的になります。

トネスプラッシュ改は移動距離を抑えてピンスポットでバイトさせる性能に特化したルアーになっています。効果的な使い方としてはその特性を活かしてカバー際やブッシュ周辺で移動距離を抑えてアクションさせるとその威力を発揮します。短い移動距離でバスを誘い出してバイトに持ち込ませる使い方が最もトネスプラッシュ改のパフォーマンスを引き出せる使い方になりますが、上手にアクションさせるには少し強めのロッドワークでアクションをつけてあげるとでメリハリのある良いアクションをします。
トネスプラッシュ改はトップウォーターが有効な時期であれば、それほど細かいシチュエーションを気にせずにパフォーマンスを発揮できるルアーです。上記した使い方が効果的に思える状況で投入すれば非常にエキサイティングで面白いトップウォーターゲームを展開する事が出来ます。一度”全部のせ”ポッパー、トネスプラッシュ改の実力を皆さんの手で確かめてみてはいかがでしょうか?

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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