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釣れないバス釣り初心者が釣る為の釣り方とコツその10 水中をイメージしよう

水中の状態をイメージする。バスを釣る上ではかなり大切な事なんです。基本的にはよほどのジンクリアウォーターでもない限りは水中がどうなっているのか?バスがどのような状態にあるのか?直接目視で確認するのは困難です。ですが、状況がわからないままただやみくもに釣りを続けるのも遠回りになってしまいます。ルアーフィッシングは攻めの釣り。絶えずキャストを続け、得られた情報と状況から仮説を立てながら魚へと近づいて行きます。特に重要な水中の情報はロッドを握った”手”に伝わる感覚と感触に頼りざるを得ません。ヘラブナ釣りなどとは違いウキもありません。したがってウキの動きを見て水中の状況を把握することもかないません。ロッドにのみ伝わってくる感覚と情報を基に「こうではないか?」とイメージをして仮説を立て、魚にアプローチする事が大切なのです。それがバスに限らずルアーフィッシングの最大の醍醐味であり、魚に近づく最短で最速の道となります。今回は「水中をイメージする時にここだけは抑えたい大切なポイント」について全国妄想会幹部のちかみやが解説したいと思います。

全国妄想会に入会しないといけないのですか?
先生
先生
その必要はありませんが、水中の状況をイメージしながら釣るのはとても大切なことなんですよ。

Contents

ルアーのアクションをイメージする

渾身の力を使って彼方へとキャストしたルアー。あなたのイメージした通りに動いていますか?またはどのように動いているかイメージ出来ますか?実は意外とイメージ通りに

アクションしていなっかたりします。先ずはキャストする前に足元で必ずルアーないしリグの動きを目視しながら確認して下さい。自分がイメージした通りのアクションが出ているか?出ていないのであればどのようにすればイメージ通りアクションするのかを確認します。使ったことのない新規のルアーとかであればなおさらです。

キャストをする前には必ずアクションを確認する。その工程を1つ加えるだけで自分の操るルアーに自信と信頼を加算することが出来ます。ここぞという場面で絶対の自信を持つルアーで勝負することが出来るのなら、自ずと結果は付いてくるのではないかと思います。

先生
先生
キャストする前には必ず足元で、自分のイメージ通りにルアーが動いているか?しっかり確認してからキャストしましょう。これも非常に重要な事です。

水中の地形変化をイメージする

水中にはいろいろな地形変化や障害物が存在します。以前の記事でも少し触れましたが、バスはストラクチャーフィッシュとよばれ、何かに寄り添いたい性質があります。と、なれば必然的にそのストラクチャーの周辺を探る事が有効な手段になり、そう言ったバスの”付き場”を探すのもバスに近づくためには必要なことになります。

しかしながら、冒頭部分でも紹介した通り、そう言った”変化”を直接目視で視認して探すのは至難の業です。仮に見つける事が出来たとしても、そのような誰でも簡単に見つけることが出来るストラクチャーでは既に先行者によって攻められた後の事が多く、期待した結果を得るには難しいかも知れません。

水中の変化ないし障害物を探すにはロッドに伝わる負荷や違和感を感じ取るようにします。ルアーやリグが何かに引っかかる感触があれば何度か同じ場所にキャストを繰り返して障害物の有無を確認しましょう。確実にそこに何かある。と確定できたらキャストを続け、今度は大まかな場所や形をイメージしてみましょう。この時に目を閉じてイメージするとよりイメージし易いです。こうして見つけた水中の変化は当日結果を出す事が出来なくても、あなただけが知っている秘密のポイントとして今後あなたの財産になる事でしょう。

先生
先生
ロッドからの感触でそこに何があるのか想像してみましょう。

バスの状態をイメージする

ルアーや地形のイメージも大切ですが、バスの状態をイメージするのもとても大切です。バスの大まかな状態を予測するにはシーズナルパターンや前回釣行時の結果、当日のフィールドの状況からある程度の推測は出来ますが、やはり詳細な情報を収集するには実際に釣りをしてバスの反応を見るのが一番です。そうして集めた情報からバスの状態をイメージし、より釣りを効率化するために可能性の高い釣り方から試していきます。バス釣りは効率良くバスに近づく為に当日得た様々な情報から釣りの方法や有効な釣り方を絞っていきますが、その際に消去法が多用されます。釣りをしながら得た情報を整理して、複数ある選択肢の中から一番可能性が高いと思われる釣り方から試し、正解を導き出します。その釣りを組み立てる作業の中で当日感じたイメージやインスピレーションは非常に重要になります。釣りを続けながらもバスはこんな状態ではないか?と常にイメージするように心掛けてみましょう。

先生
先生
その日得た情報を元に想像と考察を繰り返してバスにたどり着く。バス釣りの醍醐味ですね。

水中をイメージする事の大切さ まとめ

この記事を書きながら、もし仮に水の中が手に取るように分かったらきっとバス釣りはもっと簡単になるのではないかな?と思う反面、とてもつまらなくなってしまうのではないか?とも思いました。バス釣りだけでなく魚釣りというのは漁とは違います。漁は結果に全てを求めます。魚をたくさん捕る事が出来れば竿で釣ろうが網で捕ろうが手段は選ばないのです。しかし、魚釣り、特にエサ釣りよりもずっと効率の悪いルアー釣りは最終的な目標として魚に触れること。があって、そこに至るまでのプロセスが大切なんだと実感しました。一匹の魚と出会うためにいろいろと手を変え品を変え理想を追い求め、自身のイメージを具現化した先に結果が待っていたら、こんなに嬉しい事はありません。バス釣りにおいてイメージするというのは上記の観点からも、バスに近づく為にもとても大切な事です。皆さんもイメージ力を膨らませて今後のバス釣りに役立てて下さい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

水中が見えないから釣りは面白いのかもしれませんね。
先生
先生
サイトフィッシングもエキサイティングですが、見えるものが全てではありません。普段から水中をイメージする力を養っておきましょう。
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