2019/11/19ホームフィールド釣行記

※当日の空模様です。雲一つない秋晴れですね。

本来ならば今日は釣りに行かないつもりでしたが、予想よりも早く用事が片付き、ぽっかりと2時間程時間が空いたので居ても立っても居られずに1時間ちょっとの弾丸釣行を敢行してきました。

こんな時に自宅からフィールドが近いという環境に本当に恵まれているなと感じます。

毎度のことながら前回の釣行以降、水辺に立つ機会が無かったのでフィールドの状況が全く分からない状態でしたが、今回は時間も少なかったので前回効果的だったシャッドの釣りがまだ有効なのか試したいと思っていました。最近ではめっきり朝夕が冷え込むようになってマズメ時は気温と水温が逆転するようになり、水温が急激に下がり始めたのでバス達もこれから来る厳しい冬を乗り越えるために普段生活するポジションがガラッと変わります。この時期の釣りが急に難しくなるのはそのためで、今までの時期とは違って一等地のフィーディングエリアにバスがやってくる時間もかなり限定されてきます。今回はそのタイミングに合わせて有望なポイントでしっかり釣りが出来るかどうかがそのまま釣果に直結してしまう状況だったので正直なところ釣果は二の次でフィールドの状況だけ確認出来ればいいかな？と思っていました。

駐車場に車を停めてフィールドを一望すると今回のフィールドもまさに秋らしく、全くの無風状態で水面に浮いた泡は一向に消える気配もなく、いつもより少し水が濁っている印象です。

持って来たタックルは一本。

快適にシャッドゲームを展開するためのタックルです。前回よりもレングスのあるロッドを選び、キャスタビリティーとトレースコースの幅を増やしてより広範囲をサーチしてしまおうという作戦です。狙うポイントも前回までのシャロー主体のエリアよりもディープが近いブレイク周辺がメインになるので必然的に岸から少し距離のあるポイントが多くなります。

今日もいつも通りにフィールドを時計回りに一周していきます。

ちかみやが通うホームフィールドはそれなりの規模があるので1,2時間ではとてもチェックしきれません。ディープ隣接のブレイクというキーワードを唱えながらその条件にマッチするポイントだけを効率良くランガンしていきます。

一つのポイントで5～8キャスト、ルアーローテーションはほとんどせずにキャストの角度とリーリングスピードだけに変化をつけてどんどん移動していきます。

ふと回りを見渡すと、一等地ではそれなりに他のアングラーさんがロッドを振っていますが、誰一人としてロッドが曲がっていません。釣れている人がいればその釣り方やポイントを参考に仮説を立てて再度釣りを組み立てられるのですが、この状況では自分の信じた釣りを制限時間いっぱいまでやり切るのみです。

ランガンのペースを落とさずに移動を繰り返して行くと前回釣れたポイントまでたどり着来ました。

このポイントはディープ隣接というわけではありませんが、水深１ｍから３ｍに落ち込むブレイクでハードボトムが絡む一級ポイントです。年間を通してバスが回遊しやすいルートになっていて、ハイシーズンではタイミング次第で固め釣りが可能な有望ポイントになっています。ストレッチ自体も１５０ｍほどある広範囲なポイントなので人気も高く、たくさんのアングラーを受け入れることが出来る懐の深いエリアになっています。

前回とまったく同じ立ち位置から扇状にキャストして行くと3投目でバスが足元まで追って来ましたがバイトまでは至らずに引き返していきました。

チェイスしてきたバスのスピードを見ると何となくルアー自体のスピードが足らずにバイトまで持ち込めなかったように思えたので、次のキャストでは立ち位置を10ｍほどずらし、気持ち巻きスピードを上げてサーチしてみました。

立ち位置を変えて2投目、ブレイクのショルダー付近でやっとバスからの反応を得ることが出来ました。

ヒットルアー　O.S.P ハイカットDR　フローティングモデル

サイズだけを見たら決して大きくはありませんが、この状況で釣れたのは非常に価値があるバスだと思います。
体色が白っぽく変色してしまっているのはそれだけ連日の水温変化が厳しいのでしょう。黒目も若干小さくて少しずつ冬に向かって準備をしている事が良く分かりますし、バイトの出方を見ても少しタフっている事が分かります。
残り時間もあとわずか。さてここからどうしようかと思って回りを見渡しましたが、他の有望そうなポイントには先行者がいたため、今回はここで納竿する事としました。

今回使用したタックル

6.10ft　ML（プロト）＋5lbフロロ　シャッドで使用

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。