ルアーインプレッション

エバーグリーン コンバットクランクFSR ルアーインプレッション

徹底した作り込みで基本性能をUP!!
誰が使っても高い実釣性能を発揮するフラットサイドの基本形!

フラットサイドクランクにはウルサイちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はエバーグリーンがリリースするフラットサイドクランク、コンバットクランクFSRとはいったいどんなルアーなのか?その特徴を解説していきます。

コンバットクランクFSRのスペック

Length : 60.0㎜
Weight : 11.0g
フローティング
Hook  :フロント#6 リア#5
カラー :17色

先生
先生
コンバットクランクFSRの前進モデルであるコンバットクランクFS‐60は、日本でフラットサイドクランクが認められるようになってからいち早くリリースされたフラットサイドでした。当時は安定して手に入る優秀なフラットサイドはなく、非常にありがたい存在でした。

コンバットクランクFSRの構造と外見の特徴

ここではコンバットクランクFSRの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

サーキットボードを使用したコンバットクランクFSRのリップ形状はフラットサイドらしい扇形の形状となっています。先端側でしっかり水を受けてハイピッチアクションを生み出しやすくなっていますが、付け根部分の幅を上手に調整しロール主体のアクションとなるようにセッティングしています。

とてもピッチが早く、激しい明滅効果をともなうヌメヌメとしたアクションは高いアピール力を持ちながらも非常にライブリー。オープンウォーターでのバイト誘発力にも優れ、ただ投げて巻くだけでもバイトに持ち込めるほどの高い実釣性能を持っています。

リップの角度

出典:エバーグリーンインターナショナル様

コンバットクランクFSRのリップにはしっかりと角度がついていて、効率良く水を掴む角度となっています。フロントフックをカバー出来るようなセッティングではないため、ストラクチャーには強くありませんが、ボディ形状やリップの特性を考えてセッティングされたリップはただ巻くだけでバイトを誘発できるほどの完成度を持っています。

潜行レンジは約0.8~1.5m前後と広く、ロッドの角度次第で調整の効く潜行深度はフィールドやシチュエーションを選ばずに活躍してくれます。

ボディ形状

出典:エバーグリーンインターナショナル様

コンバットクランクFSRのボディ形状はしっかりとした浮力を稼ぎつつ、低重心化したタングステン固定ウエイトを搭載するフラットサイド王道の内部構造で、非常にハイピッチなアクションを生み出します。

このような内部構造は、キャスタビリティーや使いやすさよりもアクションを強化し、実釣性能を優先した構造なので、こういった作りのフラットサイドクランクというのは少し扱いにくかったりキャストしづらいなどのピーキーな性格となりがちですが、コンバットクランクFSRは少し大きめのボディと重ためのウエイト、空気抵抗を抑えたデザインを採用してこれを解消。誰にでも使いやすい設定ながら良く釣れるアクションを両立させています。

コンバットクランクFSRの特徴と長所

ここではコンバットクランクFSRが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

ロングレンジも狙い撃てる優秀なキャスタビリティー!!

フラットサイドクランクはどちらかというとキャスタビリティー性能の低いルアーとされています。アクションを優先した固定重心タイプのフラットサイドは特にその傾向が強く、風が強い状況ではほとんど使い物になりません。

しかしながらコンバットクランクFSRは、空気抵抗が少なく飛行姿勢を安定させるボディ形状と、他のフラットサイドクランクよりもひと回り大きいボディとする事で全体のウエイトを上げて優秀なキャスタビリティーを確保。ファーストムービングルアーには大切な要素であるキャストアキュラシーも大幅に向上し、はるか遠くのピンスポットへ正確なアプローチを可能としています。

極めてナチュラルなハイピッロールチアクション!

クランクベイトというよりは、シャッドプラグに近いコンバットクランクFSRのアクションは非常にハイピッチでライブリーなロールアクション。ロールアクションを主体とするフラットサイドクランクは他にもありますが、ヌメヌメとした細かいロールはコンバットクランクFSR特有のもので高いアピール力とバイト誘発力を持っています。

オープンウォーターでもバイトに持ち込める実釣性能!

フラットサイドクランクの大きな特徴の一つに、オープンウォーターでもバイトに持ち込める高いバイト誘発力がありますが、コンバットクランクFSRのバイト誘発力はフラットサイドクランクの中でもトップクラスの実釣性能を誇ります。

特に極端なハイピッチロールアクション設定のコンバットクランクFSRは非常にナチュラルでバイトに持ち込める力が強く、通常のクランクベイトでは厳しいクリアウォーターや、他のフラットサイドクランクではバイトが遠のくプレッシャーが高い状況でも活路を開ける実力を持っています。

先生
先生
コンバットクランクFSRはリリース当初、チタンリップを搭載した コンバットクランク FS-60というネーミングでした。リップの素材を変更し、セッティングを見直してまでリリースを続けるあたり、メーカー側の本気度が伝わってきますね。ちなみに個人的には現行モデルの方がより釣れるようになったと感じています。
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コンバットクランクFSRの感想と今回のまとめ

フラットサイドクランクというものが一部のコアアングラーのものだった時代、いち早くリリースされたのが今回紹介したコンバットクランクFSRの前進モデル、FS-60でした。今ではたくさんのフラットサイドクランクがリリースされていますが、最新鋭のフラットサイドクランクであってもコンバットクランクFSRと大して内部構造が変わらないあたり、いかにこのルアーの完成度が高いかわかると思います。

非常に使いやすく、数あるフラットサイドクランクの中で最もナチュラルでバイトに持ち込める力は強いのですが、個人的にはもう一回り小さいモデルがほしいところです。

ボディサイズをコンパクトにしてしまうとせっかくの使いやすさやキャスタビリティーが低下してしまうかもしれませんが、とことんバイト誘発力に磨きをかけたコンバットクランク FSRはどんなフラットサイドクランクよりも名作と呼べるクランクになるのではないかと思っています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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