ルアーインプレッション

控え目なアピールと短い移動距離が魅力!レイドジャパン ツーサイド 実釣インプレッション

たくさんのこだわりギミックを小さなボディに満載! 
スプラッシュとペラの複合アピールでバスを誘う食わせ系ポッパー!!

ポッパーとペンシルベイトには偏ったこだわりを持つハードベイトマニアのちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回は独特なギミックの数々が非常に印象的なレイドジャパンがリリースする小型ポッパー、ツーサイドの特徴と性能について解説していきます。

ツーサイドのスペック

Length : 64.0mm
Weight :5/16oz
HOOK: #6 + #6 (TEASER HOOK)
フローティング
カラー:12色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
ツーサイドはポップXと比べられる事の多いルアーですが、その特性はかなり違ったモノを持っています。様々な工夫やギミックも、ポップXと差別化を図る手法の一つと言えるでしょう。

ツーサイドの構造と外見の特徴

ここではツーサイドが持つ外見の特徴や内部構造などをご紹介します。

このルアーの独特な個性からそのポテンシャルと秘密を掘り下げてみましょう。

カップの形状

ツーサイドのカップは非常に個性的な形状となっています。

水と空気をはらんで大きなポップ音を出すカップというよりも、角度のついた面と独特なリップで水を「押す」事にフォーカスしたツーサイドのマウス部分はスプラッシュをメインとし、アピール力よりもバイトに持ち込める力を磨いたセッティングとなっています。

ラインアイの位置と角度

ツーサイドのラインアイはノーズアイですがポッパーとしては珍しくヨコアイを採用しています。これはスナップを使用する前提としての設計のようですが、面白いのはラインアイの位置。良く見ると中心よりも少しズレていますが、少しづらす事で立ち上がりの首振りを良くしているそうです。

また、ヨコアイはセッティングの自由度も高く、アイを上に曲げればペンシルベイトのように首振り重視、下に曲げれば水噛みを強くしてスプラッシュ重視のセッティングにできます。調整は少し難しく、経験と感を必要としますが、この様な特徴も他のポッパーには無い面白いギミックと言えるでしょう。

浮き姿勢

浮き姿勢は斜め浮きの姿勢を保ちます。

スプラッシュをメインとし、レスポンスを重視するのであれば普通は水平浮きにしますが、ツーサイドは斜め浮きとなっています。

これはキャスタビリティー性能とアキュラシー性能を狙ったもので、仕方なく斜め浮きにしたイメージがあります。レイドジャパンはオッカパリメーカーなのである程度のキャスタビリティーは釣るために絶対に必要な要素。軽いウエイトとリアのプロップで空気抵抗が大きく、決して飛ぶタイプのルアーでは無いツーサイドにとっては仕方のない事でしょう。

しかしながら、この浮き姿勢にもポッパーの割にミスキャスト時のルアー回収が非常に楽という一面があります。

ツーサイドの特徴と長所

ここではツーサイドが持つ大きな特徴を3つに絞ってご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

様々なギミックが織り成す複合的なアピール!

ポッパーとしてはかなりレスポンスの高いドックウォークと非常に個性的なマウス形状、テールに装着されたプロップと様々な要素を持つツーサイドは、複合的なアピール力を持っています。

時にはポッパー、時には小型のペンシルベイト、そしてスイッシャーとツーサイドの持つ特性はまさに変幻自在。これだけたくさんの特性をあわせ持っていると、どの様な状況下でも効果的な要素を持ち合わせる事が多々あり、1つボックスに忍ばせておけば様々な状況をカバー出来ます。

小ぶりなボディデザインと食わせ能力の高いアクション!

ポッパーとしては小さめのボディデザインと、控え目なスプラッシュをメインとしたツーサイドのアピール構造は非常にバイト誘発力が強い特徴を持っています。

アピール力が高く、広範囲に効率良くアピール出来るポップ音と比べ、アピール力が弱いスプラッシュは広範囲の攻略と引き換えにバイトに持ち込める力を最大限まで特化しています。特にこの特性はプレッシャーの掛かった状況や、タフコンディション時にはとても有効で、オールマイティーな性格はフィールドやコンデションを選ばずに活躍するスペックとなっています。

移動距離の少ない特性でピンスポットに強い!!

このポッパー最大の特徴の1つと言えるのが移動距離の少なさです。

特徴的なカップは理想的なスプラッシュを発生させる事をメインの目的としていますが、実は移動距離を抑える効果も高く、ルアーの移動にブレーキを掛ける為のものなのでポップ音はあまりしない特徴があります。

また、テールに装着されたプロップもスイッシュ音よりもどちらかというとルアーの移動を抑える為のもので、一点でネチネチ誘える特性はスレたバスや反応の鈍いタフタイムにとても有効。小型のボディは非常にナチュラルなアピールでスローなピンスポットアクションとの相性も抜群なので狡猾なビックバスをバイトに持ち込める実力を備えています。

先生
先生
スプラッシュとプロップのアピールでバスに気付かせて、小さなシルエットとピンスポットアクションでバイトに持ち込む。ツーサイドはそんな使い方を理想とするトップウォータープラグです!

ツーサイドを使った感想と使い方のまとめ

ツーサイドはアピール力がかなり控えめ。ピンスポット攻略で実力を発揮するタイプのポッパーです。たくさんのギミックを搭載しているので様々な使い方が出来ますが、その分ボディが軽く、中~上級者向けのトップウォータープラグと言えるでしょう。

たくさんのギミックと細かいフィニッシュで、いかにも「釣れる」雰囲気が抜群のツーサイドですが、実はその特性をしっかり理解して使わないと実力を発揮できない中~上級者向けのポッパーと言えるでしょう。

5/16ozという軽めのウエイトはMクラスのロッドでは少し扱いにくく、ML程度の柔らかめなロッドが理想的なセッティングで、ロッドワークやアクションの要求度も高く、しっかりとイメージ通りにルアーをアクションさせられるスキルを求められるハードベイトとなっています。

様々なギミックを詰め込みすぎたせいか、いまいち狙った性能がハッキリしない部分がありますが、ポッパーともスイッシャーとも取れる複雑な特性はピンスポットをじっくりていねいに攻略する事でその実力を発揮してくれるでしょう。

オーバーハングするスポットに正確に打ち込み、じっくりアクションさせれば、自ずと答えは帰ってきますよ!

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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