ルアーインプレッション PR

ジャッカル ソウルシャッド ルアーインプレッション

誰もが認めるカテゴリートップの性能と実績!
現代シャッドに多大な影響をもたらしたシャッド界の王!!

水たまりを見ると、とにかく気になって仕方がないちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的な構造や形状、実際に使用した感想と、独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーをインプレションしています。今回は現代の高性能シャッドはこのルアー無くして語れないと言えるほど後発のシャッドに多大な影響を及ぼした名作シャッド、ジャッカルのソウルシャッドを恐れ多くもインプレッションしていきます。

Contents

ソウルシャッド58SPのスペック

Length : 58.0㎜
Weight : 5.5g
サスペンド
Hook  :トレブルRB‐M#8×2
カラー45色(モデルにより違いあり)

先生
先生
ソウルシャッドには現在、ボディサイズ違いや潜行レンジ違いのバリエーションが7種類リリースされています。今回フォーカスしている58SPがオリジナルとなりますが、各モデルともコンセプトは共通しており使用する条件やシチュエーションで使い分ける事が出来ます。

ソウルシャッドの構造と外見の特徴

ここではソウルシャッドの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルをひも解いてみましょう。後発のシャッド達に多くの影響をもたらした強い個性と高いポテンシャルは、リリースから時間がたった今でもトップクラスの性能を持っています。

リップの形状

ソウルシャッド58SPのリップ形状は、先端の幅が広く、後半は急激に絞られた形状をしています。先端から中央にかけては幅の広い形状で水を掴み、水の抵抗を効率良くアクションに変換するように設定されていますが、ボディとの付け根部分は細くなっているので必要以上に掴んだ水の抵抗はここで抜けるようになっています。ラインアイの位置が通常よりも少しボディよりで、リップの付け根部分も絶妙な幅になっているので現在主流のロールアクション主体のただ巻きシャッドと比べ少しウォブリングに混じるアピール力の高いアクション設定になっていますが、どのようなリトリーブスピードでも軽い巻き抵抗で長期使用でもストレスを感ずにキャストを続ける事が出来ます。

リップの角度

リップの角度は水平に近く、ボディのカーブに沿った角度にデザインされています。ボディに対して水平なリップ角は、ロールアクションが強くなりますが、ソウルシャッドのリップ角は絶妙なバランスで理想的なアクションと巻き心地を両立させています。潜行レンジは公式によれば2.5mと深めになっていますが、実際には緩い角度で潜るセッティングになっているので1.5~2m位の使用感、2mのボトムやブレイクに少し触れる程度になります。

ボディ形状

シャッドらしい細身のシルエットは高い実釣性能とバイト誘発力を持ち、水を逃がしやすい形状は軽い巻き心地と確かなバイブレーションをアングラーに伝えます。マグネット式の重心移動システムを搭載しながらも高いボディバランスで理想的なアクションを両立し、優秀なキャスタビリティーはどんなシチュエーションや状況でも使いやすく、常に安定した釣果を約束してくれます。

ソウルシャッドの特徴と長所

ここではソウルシャッドが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

超高速~低速リトリーブまで対応出来る高いボディバランス

カテゴリートップクラスの高いボディバランスを持つソウルシャッドは超高速から低速まで様々なリトリーブに対応し、どの様なスピードでもきっちりアクションする特性を持っています。ただ巻き特化型のシャッドというとタイトなロールアクションで固定重心モデルが基本スペックになりますが、ソウルシャッドのすごい所はマグネット式の重心移動システムを備え、アピール力を犠牲にしないワイドなアクションのまま、レスポンスを保っている部分で、他のシャッドには無い唯一無二の性能がソウルシャッド最大の特徴となっています。

非常に高い直進安定性

ソウルシャッドのもう一つの特徴として、高い直進安定性があります。高い直進安定性を売りにするシャッドは他にもありますが、ソウルシャッドの場合はレベルが違います。

他のシャッドではボトムやストラクチャーにタッチした場合、ヒラを打って回避します。この時にどうしても”軌道”がズレてしまい、体勢を立て直すのに時間がかかりますが、ソウルシャッドの場合はストラクチャーをなめるような小さいヒラ打ちでかわし、ほとんどコースがズレません。体勢の崩れないこの特性は狙ったトレースコースをしっかり通せるので不要な根掛かりが減り、ストラクチャーを大胆に攻める事を可能とするので、通常のシャッドでは根掛かりしてしまうようなストラクチャーでも攻略する事が出来ます。

小型ボディでも抜群のキャスタビリティー性能

標準的な小型シャッドのスペックであるソウルシャッドですが、非常に空気抵抗の少ないボディデザインとバランスの良い飛行姿勢、マグネット式の重心移動システムの効果で抜群のキャスタビリティー性能を持っています。現在ではそれほど珍しく無くなったマグネット式の重心移動システムですが、ソウルシャッドリリース時は他に搭載しているルアーもほとんどなく、その効果はひと回り大きなルアーと対等のキャスタビリティーを誇るほどでした。

シャッドの様な小型ルアーは、ボディが小さいので当然マグネット式の重心移動システムの様な複雑な内部構造を搭載するのが難しく、58㎜のボディに重心移動システムを搭載させた技術力はさすが日本トップのルアーメーカーとしか言いようがありません。その技術力の高さが、リリースから時のたったソウルシャッドに今でもクラストップのキャスタビリティーを与えています。

先生
先生
ソウルシャッドはただ巻き特化型のイメージが強いシャッドですが、ジャークやトゥイッチにも高次元で対応し、シャッドに求められる性能をほとんど持っているシャッドになっています。

ソウルシャッドの感想と今回のまとめ

現在では主流となっているシャッドの高速リトリーブですが、ソウルシャッドが登場する前は高速リトリーブに対応出来るシャッド自体がほとんど無く、シャッド=スローな展開で使うルアー。というイメージがありました。優秀なシャッドと言えるモノも数が少なく、当時で言えばベビーシャッド(作ったのはソウルシャッドと同一人物)くらいしかありませんでしたが、ソウルシャッドの登場によってシャッドというカテゴリー自体が大きく変化しました。

高い技術力と深い作り込みで、全てにおいて高性能なスペックと使いやすさを両立させたソウルシャッド。シャッドの立ち位置さえも変えてしまったその実力は正直言ってほとんど非の打ち所がない最強の仕上がりになっています。

もし本当に高性能で釣れるシャッドが欲しいなら、ソウルシャッドは避けては通れないルアーとなるでしょう。

先生
先生
今回1番目と2番目に登場したソウルシャッドの「シブ銀」「SKゴールド」というカラーは非常に良く釣れるおすすめのカラーですよ!ぜひ試してみてください!!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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