ボリューミーなシャッドシルエットがバイトを誘発!!
マグナムシャッドカテゴリーに切り込んだ異色のマグナムクランク!
ちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はイマカツがリリースするシャッドシェイプ・マグナムクランク、ブルバイソン400の特徴と実力を解説していきます。
Contents
ブルバイソン400のスペック
出典:イマカツ様
Length : 140.0㎜
Weight : 50.0g
フローティング
Hook :#2×2
カラー :14色
ブルバイソン400の構造と外見の特徴
ここではブルバイソン400の主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いていきます。
リップの形状
出典:イマカツ様
ブルバイソン400のリップ形状はしっかりと水を掴みやすいスクエアリップとなっています。
決してカバーと絡めて使う事を前提条件としていないにも関わらずスクエアリップを採用しているのには大きなボディをしっかりとアクションさせる意図があり、ほぼノーズアイと呼べるラインアイはシャッド系ハードベイトとしては強めのアクションに設定されています。
リップの角度
出典:イマカツ様
ブルバイソン400のリップ角度は水平に近いセッティングで取り付けられています。短いながらも良く水を掴むリップは、そのリップ角度と相まって最大で4mまで潜行する能力を持っています。
ボディ形状
出典:イマカツ様
シャッドとも、ビッグミノーともとれるブルバイソン400のスリムなボディはフックアップ率が高く、内部に大掛かりなマグネット式重心移動システムを採用し驚異的な遠投性能を実現しています。
また、高性能なマグネットは移動式メインウエイトをしっかり固定するのでボディバランスが高く、様々なリトリーブスピードで安定したスイミングを発揮します。
ブルバイソン400の特徴と長所
ここではブルバイソン400が持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。
存在感のある大型シャッドシェイプボディ!
ブルバイソン400の最大の特徴といえば、他のマグナムクランクにはないリアルなシャッドシェイプボディです。もはやマグナムクランクと呼ぶべきかどうかも考えてしまうほどのスリムボディは通常のマグナムクランクよりも圧倒的に高いバイト誘発力を持っています。
また、クランクベイトというルアーは本来、水がクリアな時よりも少し濁っている状況の方が効果的なルアーとなっていますが、ブルバイソン400はフィールドコンデションにそれほど左右されない特徴も持っています。
ハイフロートボディがステイでみせるキックバックアクション!
ブルバイソン400はスリムなシャッドシェイプながら非常にハイフロートで、ちょっとしたカバーであればリトリーブを止めるだけでかんたんに回避出来ますが、リトリーブを止めた瞬間に発生するキックバックアクションが特徴の一つとなっています。
まるで優秀なダイビングミノーが見せるようなブルバイソン400のキックバックアクションは他のマグナムクランクには無い個性的な特徴でとてもバイト誘発力が高く、カバーに潜む狡猾なビッグバスでさえも高確率でバイトに持ち込めるとっておきのアクションとなっています。
マグナムクランクながら一日中巻き倒せる軽い巻き心地
ビッグボディで水をかきわけて進むマグナムクランクはアピール力が高い反面一般的に引き抵抗が強く、長時間リトリーブするのが大変なハードベイトの代表格となっています。
しかしながら、今回紹介したブルバイソン400はマグナムクランクにカテゴライズされているにもかかわらず、非常に軽い巻き抵抗が特徴でマグナムクランクに慣れていない方でも長時間使用する事が出来る設定になっています。
軽い巻き抵抗はアングラーの負担を減らし、長時間集中できる環境を作ります。長時間集中できる環境は必然的にルアーのポテンシャルも引き出しやすくなり、結果として釣果に結び付きやすくなります。
ブルバイソン400の感想と今回のまとめ
マグナムクランクはもちろん、ビッグミノーやシャッド、ビッグベイトなど様々なハードベイトの要素を複合的に持っているブルバイソン400は、アングラーの使い方一つで様々なルアーに変身します。
ブルバイソン400はマグナムクランクと分類されていますが、実際の特性は通常のマグナムクランクとかなり違っています。
特にリトリーブを止めた際に発生するキックバックアクションが非常に強力。このボディサイズでここまできれいなキックバックアクションを持つハードベイトは他に見当たらず、コンタクトしたカバーに潜むバスをかんたんに引き出してバイトに持ち込む力を持っているので、琵琶湖などで使う場合はウィードトップにコンタクトしたらリトリーブを止めてキックバックを繰り返だけで高い実釣性能を引き出す事が出来ます。
もちろん、琵琶湖などのウィードレイク以外でもその実力は非常に効果的。
アフターから秋口にかけて大型のベイトフィッシュを追い回すクルージングバスに効率良くアピール出来る数少ないハードベイトと言えるでしょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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