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ショット オーバー 7 ルアーインプレッション!未開拓のディープレンジを攻略するウルトラディープクランク!

キャスティングでも潜行レンジは7mオーバー!!
圧倒的な使いやすさで前人未到のエリアを攻略するEXディープダイバー!!

マグナムクランクはディープレンジを効率良くサーチ出来るビッグベイトという認識のちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回は最大潜行深度が7mオーバーを誇る数少ない国産EXディングクランク、ノリーズのショット オーバー 7にフォーカスし、その特徴と実力、使い方を解説していきます。

Contents

ショット オーバー 7のスペック

Length : 96.0㎜
Weight : 55.0g
フローティング
Hook  :フロント#1 リア#1
カラー :20色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
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マグナムクランク譲りのボリューミーなボディでディープレンジを効率良くサーチ出来るショットオーバー7は、しっかりと理解して使えば他のクランクではマネできないような釣果を叩き出せる実釣性能を持ったクランクの一つです。

ショット オーバー 7の構造と外見の特徴

ここではショットオーバー7の主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

ショットオーバー7のリップ形状は非常にワイドで、他のクランクと比べ複雑な形状をしています。

基本的な形としてはリップの先端側が幅広く、フロントフックをカバーする特性はウィードなどを拾いにくくなっており優秀なスナッグレス性能と水の抵抗を効率良く受けやすい形となっています。ボディに近づくにつれてしっかりと幅が絞られるリップは、積極的に水を逃がす作りで高いダイビング性能と快適な巻き心地を両立しています。ボディサイズと比べリップが小さいのは、このクランクがリップだけでなくボディ全体で水を受けてダイブする特性を持っているからで、この特徴はディープレンジでもしっかり泳ぐアピール力と巻き心地の軽さに直結しています。

リップの角度

出典:ノリーズ様

ショットオーバー7のリップ角度はボディ対して水平に近い角度となっています。

兄弟機でもあるショットオーバー5にも採用されたノンスタックビルは各セクションにより最適な角度を持つリップ角を持ち、理想とするアクションと巻き心地を両立させています。ラインアイはほぼリップ中央のセッティングで、高いスナッグレス性能を持たせながらもウィードなどのストラクチャーへは適度なタッチ感でウィードやソフトボトムへの刺さりを低減させ、大きなボディからは想像出来ないようなきめ細かなクランキングゲームを可能としています。

潜行レンジはフロロ14LBラインで約7.5m、ドラッギングでは約11mまでのレンジに到達可能。スピーディーにサーチしにくいディープレンジを効率良く探れるEXディープクランクは晩秋や初冬などで表面水温が下がり始める時期に特に効果的となります。

 

ボディ形状

出典:ノリーズ様

7mを超えるディープレンジでも存在感抜群のボディは全長96㎜/55gというボリューミーなデザインで、ウルトラディープレンジに入っても動きを失わずミディアムウォブルロールでしっかりとアクションさせることができます。また、他のショットオーバーシリーズ同様に安定姿勢でロングキャストを可能にするキャスティングフィンを搭載し、さらに重心移動も合わせたことで無理せず安定したロングキャストが可能です。

ノリーズの元祖ディープクランクと言えばこちらのディープショット(ひと回り小型のJrも)が有名。今から20年近く前にリリースされたティファ時代の名作ディープクランクは琵琶湖でロクマルが釣れるようになった頃から一部のエキスパートの間で密かに愛用されていました。

先生
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昔はディープショットをあえてシャローエリアで使うメゾットが流行りました。大柄なボディで浮力の高いディープクランクはシャローエリアで使うと根掛かりを気にせず非常にゆっくりとリトリーブでき、ビッグベイトが登場する以前はビックバスに効果的なメゾットとしてマニアに人気がありました。

ショット オーバー 7の特徴と長所

ここではショットオーバー7が持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

EXディープクランクらしからぬ軽めのリトリーブ感!

ボリューミーなデザインが基本のEXディープクランクはリップに受ける抵抗はもちろん、ボディ自体に受ける抵抗も大きいため巻き抵抗はかなりのモノがあります。この手のクランクの火付け役とされるストライキングの10XDでさえ、長時間巻き続けるのは大変ですが、ショットオーバー7の持つ巻き心地は思いのほか軽く、その巻き心地はEXディープクランクの中でもトップクラス。少し特殊なカテゴリーのEXディープクランクですが、ファーストムービングである以上長時間使い続け、キャスト数を重ねることが釣果への近道になり、巻き続けられるスペックは非常に重要な要素の1つと言えます。

キャスティングで7mを超えるダイビング性能!

ショットオーバー7の潜行能力は14LBラインで7mを超える設定。それほどのディープレンジを効率良く、スピーディーにサーチできるハードベイトと言えばある程度絞られてしまうので、この特性はショットオーバー7の持つ大きな特徴と言えるでしょう。

特に高いアピール力と存在感を持ち、キャスティングでも狙ったレンジに到達出来る能力は時としてライトリグを超える実釣性能を見せる事があります。今までワーム系のリグでしか狙えなかったレンジにハイアピールのハードベイトを送り込めるアドバンテージははかり知れないモノがあり、時として「これでしか釣れない」という状況は、このクランクが本当に釣れるハードベイトだと言う証明にもなっています。

様々な状況に対応出来るバランスのとれたアクション設定!

最近のディープクランクというのは、引き抵抗を減らすためタイトなアクション設定のものが主流となっていますが、ショットオーバー7のアクションはオールシーズンマルチに活躍するミディアムウォブルロールアクション仕様。使いやすさとアピール力を両立させたバーサタイルな特性は出しどころを選ばず、常に安定した実釣性能を発揮します。

また、この特性はこの手のEXディープクランク初心者の方にとっても非常に好都合で、細かい使い分けを必要とせず、様々な状況で真価を発揮する性格は、特殊なカテゴリーであるEXディープクランクの実力を手軽に体験する事が出来ます。

先生
先生
EXディープクランクとしてはかなり使いやすい作りのショットオーバー7。これからこの手のクランクに挑戦する方にとっては非常におすすめのクランクベイトとなっています。

EXディープクランクと言えばストライキングの10XDが非常に有名。ショットオーバー7と並ぶ圧倒的な存在感とダイビング性能は多方面から高い評価を受けています。

ショット オーバー 7の感想と今回のまとめ

最近注目される事の多いEXディープクランク。現在ではその実力を認められ様々なメーカーがリリースしていますが、使いやすいとされるショットオーバー7でも専用のタックルは必要不可欠。ビッグベイトロッドやスイムベイトロッドでもある程度代用する事が可能です。

「誰も攻められない場所を誰もマネ出来ない方法で攻める」というのはバス釣りでものすごい釣果を叩き出す条件の1つとなっています。例えばオッカパリゲーム限定のフィールドでものすごく離れたポイントにライトリグを送り込む。だとか、誰も届かない対岸のブッシュをベイトフィネスでていねいに攻める・・・などがそれに当たります。しっかりとウエイトのあるルアーでしか攻められない場所にライトリグを送り込んだり、届かないと思うような場所をていねいに攻めるアプローチは、それ自体がバスにとって新鮮な事であり、かんたんに口を使う要因になりますが、アピール力が強い大きなルアーがディープレンジを効率良くサーチする。というのも実はこの「誰も攻められない場所を誰もマネ出来ない方法で攻める」に当てはまり、EXディープクランクはまさにそれを具現化した代表的なハードベイトと言えるでしょう。

5m以上のディープレンジは今までライトリグやラバージグといったワーミング系のリグが攻略に基本でした。今でこそメタルバイブレーションやビッグスプーンなどの登場で攻略しやすくなりましたが、強烈なアピール力でエリア一帯を効率良く横に誘えるものと言えば今でもEXディープクランクくらいで、その中でもショットオーバー7の潜行能力と基本性能は数あるEXディープクランクの中でもトップクラス。他のクランクにはない使いやすさは各地でたくさんの実績を残しています。

「使いやすい」と言ってもそれは他のEXディープクランクと比べてになりますが、この手のクランクとしては最も入門に向いているクランクと言えるでしょう。

誰も攻めたことのない領域を誰誰もマネ出来ない方法で攻める。

この圧倒的なアドバンテージと釣れっぷりをぜひあなたもショットオーバー7で体感してみて下さい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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