ルアーインプレッション PR

ノリーズ ショットオーバー5 ルアーインプレッション!高い完成度を持つ名作ディープクランク

高い潜行能力とストレスの無い使い心地!!
ディープダイバーの理想を詰め込んだ高性能ディープクランク!!

年間を通してディープクランクの使用率がちょっと高めなちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回は高い実釣性能と圧倒的な使いやすさでたくさんのエキスパートが愛用するディープダイバーの名品、ノリーズのSHOT OVER 5にフォーカスし、その特徴と実力、使い方を解説していきます。

Contents

ショットオーバー5のスペック

Length : 75.0㎜
Weight : 24.8g
フローティング
Hook  :フロント#2 リア#4
カラー :39色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
控えめに言っても総合性能が極めて高く、ディープクランクに必要なスペックを高次元で持ち合わせたショットオーバー5。時期が来ると毎年品薄状態になってしまうほどエキスパートに愛用され、ディープクランクの常識を塗り替えた名品の実力とは!?

ショットオーバー5の構造と外見の特徴

ここではショットオーバー5の主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

高い潜行能力を有するディープクランクらしく、ショットオーバー5のリップ形状は非常に強いこだわりを感じる複雑な形状をしています。

基本的な形としてはリップの先端側が幅広く、水の抵抗を受けやすい形となっていますが、ボディ寄りの付け根部分はしっかりと絞られていて積極的に水を逃がす作りで高いダイビング性能と快適な巻き心地を両立しています。ボディバランスとの相性も抜群で、リップの完成度がそのまま総合性能に直結するディープクランクにとって、非常に理想的なセッティングとなっています。

リップの角度

出典:ノリーズ様

ショットオーバー5のリップ角度はディープクランクらしくボディ対して水平に近い角度となっています。

他のクランクではなかなかお目にかかれない各セクションにより最適な角度を持つリップ角は、ノンスタックビルと呼ばれ、このクランクの理想とするアクションや巻き心地を引き出すためのこだわりがつまっています。ラインアイはほぼリップ中央のセッティングで、必要最低限のスナッグレス性能を持たせながらもウィードなどのストラクチャーへのタッチ感を実現。ウィードやソフトボトムへの刺さりを低減させ、手に取るようなコントロール性はディープクランクゲームをより戦略性の高いものとしてくれます。

潜行レンジはフロロ14LBラインで約5.4m、10LBでは約6mにまで到達可能。極めて高い潜行能力は目標とするレンジへの到達も早く、プロダクティブゾーンを効率良くサーチする実力を持ってます。

ボディ形状

出典:ノリーズ様

全長75㎜のボディは固定重心ながら少しスリムなデザインで空気抵抗が少なく優秀なキャスタビリティー性能を持っています。

リップ下部には安定姿勢でロングキャストを可能にするキャスティングフィンを採用し、アクションは水質を選ばないオールコンディション対応を狙ったタイトなウォブロール仕様。しかも量産型ハードベイトには珍しくボディとリップとを別成型し組み合わせる”後付けリップ”とする事でボディマテリアルをボーンホワイト系ABSとクリア系ABSを使い分け、カラーによってアピールの強弱をつける事で幅広い状況に最適な対応が可能となっています。

優秀なディープクランクと言えば真っ先に思い浮かぶのはマッドペッパーマグナム。リリースされてから現在まで「釣れるディープクランク」として地位を確かなモノにしていますが、ショットオーバー5も第二のマッドペッパーマグナムと呼べるほど、エキスパートアングラーの高い信頼を勝ち取っています。

ショットオーバー5の特徴と長所

ここではショットオーバー5が持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

軽めの巻き心地で長時間引き続けられるリトリーブ感!

ファーストムービングであるディープクランクはキャスト数が命。長時間巻き続け、エリアをくまなくサーチする事が釣果への近道になりますが、一般的にディープクランクには重たい巻き抵抗で巻き続ける事が重労働というイメージがあります。

しかしながら、ショットオーバー5の持つ巻き心地は非常に軽く、その巻き心地は5mレンジまでかんたんに到達するクランクとは思えないレベル。ただ軽いだけでなくしっかりと使用感が残る手ごたえはアングラーへの負担が少なく、ディープクランク初心者の方でも使いやすいセッティングは長時間の使用でも集中力が持続し、結果として釣果につながるクランキングを可能としています。

数あるディープクランクの中でもトップクラスの潜行能力!!

ディープクランクにとって目標レンジにいち早く到達する潜行能力は、プロダクティブゾーンを増やして効率の良いサーチを行うためにも必要不可欠な性能と言えますが、高い基本性能を持つショットオーバー5は同クラスクランクの中でもトップクラスのダイビング性能を持っています。

特にディープクランクは目標とするストラクチャーやエリアにいかに効率良くコンタクトさせるか?が釣果を伸ばすカギ。ショートキャストでも短い助走距離でしっかり潜る特性のショットオーバー5は狙ったストラクチャーにコンタクトさせやすく、ディープクランクの使い込みが浅いアングラーさんでもその実力とメリットを手軽に体感出来ます。

少し控えめな浮力設定!

ディープクランクに限らず、クランクベイトと言えば高い浮力でストラクチャーを浮かんでかわす。というイメージが強いですが、ショットオーバー5は少し浮力を弱めたセッティング特徴的なクランクとなっています。

ショットオーバー5の場合、浮力を抑える設定のメリットはいくつかありますが、一番大きなメリットはストラクチャーにコンタクトした際、リーリングを止めても一定のレンジを長時間キープ出来る事。長時間と言っても通常のクランクと1秒程度しか変わりませんが、この一秒という小さな違いがバスがスローな状態やセレクティブな時に効果を発揮します。

特に晩秋や初冬のウィードレイクでは水温変化が激しく、バスがウィード最奥でタフりがち。一瞬のステイがバスをウィードから引き出してバイトに持ち込む事も多く、この特性を知る一部のエキスパートは密かにこのメゾットでたくさんの実績をあげています。

先生
先生
細部にまでこだわって作られたショットオーバー5はディープクランクとしての必要性能を高次元であわせ持つ非常に完成度の高いディープクランク。圧倒的な実釣性能は他のクランクにはないものがあります!

ショットオーバー5の感想と今回のまとめ

琵琶湖のようなビッグレイクはもちろん、河口湖や山中湖、急深なリザーバーなどでも大活躍のショットオーバー5。ステイン系の水色の時はチャートやパール系のカラーが効果的ですが、クリアウォーター時はこちらのようなクローム系カラーがものすごく有効。カラーのバリエーションが豊富なので天候や水の色で使い分ける奥深さもあります。

近年では晩秋から初冬の鉄板ハードベイトとして定着したディープクランク。特に琵琶湖などのウィードレイクでは非常に高い実釣性能とアグレッシブなゲームで展開ですっかり人気になりましたが、ひと昔前まではどちらかというとマニアックでエキスパート向きなメゾットというイメージがあります。(あくまでも個人的な感想です。)

そのためか、昔は名作と呼ばれるディープクランクと言えばマッドペッパーマグナムかTDスーパークランクくらいでした。専用のタックルも少なく、その実力を引き出すには様々な準備が必要でしたが今では各メーカーがこぞって優秀なディープクランクをリリースする時代。軽い巻き心地は通常のロッドでも対応出来る程で良い意味でルアー自体の性能が問われます。

ひと昔前のディープクランク2トップ!TDスーパークランクとマッドペッパーマグナム

様々なメゾットが確立された現代ですが、ディープレンジをスピーディーにチェック出来るメゾットはそれほど多くありません。その中でも圧倒的な効率とサーチ性能をあわせ持ったディープクランキング。王道的な性能をとことんまで突き詰めたショット オーバー5であれば、そんなディープクランキングの破壊力を手軽に体感出きることでしょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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