ルアーインプレッション PR

メガバス DEEP-X300 ルアーインプレッション

高い総合性能はディープクランクの中でもトップクラス!!
ウィードへの絶妙なタッチ感と使いやすさでファンも多い隠れた名作!

隠れメガバシストのちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回は名前がDEEP-X300なのに潜行レンジは4mに設定されている謎のディープクランク、DEEP-X300の特徴と性能について解説していきます。

Contents

ディープ‐X300のスペック

出典:メガバス様

Length : 75.0㎜
Weight : 3/4oz.
フローティング
Hook : #4×2
カラー :22色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
琵琶湖では高い人気を誇るディープ-X300。初心者の方からプロのガイドまで、たくさんのアングラーから絶大な信頼を勝ち取っている理由とはいったいどのようなものなのでしょうか?

ディープ-X300の構造と外見の特徴

ここではディープ-X300の主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

少し横幅がワイドながらも、オーソドックスなラウンド形状を採用したディープ-X300のリップはしっかりと水を受けるセッティングで軽い巻き心地と適度な使用感を持っています。フロントフックをカバーするのに十分な大きさのリップはスナッグレス効果が高く、ディープクランクらしいロールメインのアクションはバランスのとれたアピール力と食わせ能力を持っています。

リップの角度

出典:メガバス様

ディープ-X300のリップはディープダイバーらしく水平に近い角度で、ラインアイもリップ中央とするセッティングは、高い潜行能力と軽い巻き心地を両立。バランス良く水を受けるリップセッティングは泳ぎ出しのレスポンスも良く、狙ったレンジへいち早く到達する優秀な潜行能力を持っています。

潜行レンジはMAX5mとなっていますが、16lb.ラインだとおおむね4m前後。しっかりとした手ごたえの残る使用感は水中の様子が非常に分かりやすい特徴を持っています。状況やシチュエーションによってよりコンパクトなシルエットの DEEP-X150や、同じボディながら潜行レンジが違うDX-FREEシリーズと上手に使い分ける事が非常に有効です。

ボディ形状

出典:メガバス様

ダイビングクランクとしてはやや細身のボディシェイプでシャッドライクなシルエットを持つディープ-X300のボディ形状は、必要十分な浮力と潜行能力、キャスタビリティーをバランス良く持ち合わせた優秀なボディとなっています。

ボディ内部には数々のメガバスルアーで採用された多目的重心移動システムを採用。キャスタビリティー、アクション、ボディバランスなど、様々な性能を引き上げる内部構造は、メガバスらしい目を引くギミックや、特筆するような目立った特性はないものの、急潜行能力やスイム姿勢が大切なディープクランクにはうってつけのものとなっています。

ディープ-X300の特徴と長所

ここではディープ-X300が持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

ディープクランクとしての高い基本性能!

優秀なキャスタビリティーと潜行能力、スナッグレス性能に長時間巻き続けられる絶妙な巻き心地など、ディープクランクとして必要な基本性能を高い次元であわせ持つディープ-X300は数ある同クラスクランクと比べてもトップクラスの使いやすさと実釣性能を誇ります。

特に優秀なアピール力とバイト誘発力で高い実釣性能を確保しながらも実現した絶妙な巻き心地はさすがとしか言いようがありません。ディープクランクにとって大切なファクターとなる巻き心地はアングラーへの負担が少なく、長時間巻き続ける事が出来るモノがベストですが、あまりにも巻き抵抗の軽いものはルアーの状態を掴みにくく、使っていても面白くないので集中力が続きません。

そのため、適度な巻き心地は高実績なディープクランクにとって必要不可欠。長く使ってもらえるからこそ釣果も増えて「釣れるディープクランク」となれるのです。

絶妙なウィードコンタクト感!

ディープ-X300は、ロッドに伝わる使用感がとても明確で心地よく、ルアーの状態が手に取るようにわかります。そのためウィードへコンタクトした時のタッチ感が鮮明で、思わずこのクランクは琵琶湖のウィード攻略専用ルアー?と思ってしまうほどの仕上がりになっています。

この特徴は特に、本格的なディープクランクをはじめて使う方にとてもおすすめ。高いスナッグレス性能を持ちつつもボトムやウィードへのタッチ感が分かりやすい特性は、少しのゴミを拾っただけでも違和感を感じるほどセンシティブで操作性も抜群。手に取るようにルアーの状態がわかればウィードもほぐしやすく、効率良くウィードを攻略する事が出来ます。

ほどよいアピール力を持つワンノッカーサウンド!

多目的重心移動システムによってスイム時にほどよいワンノッカーサウンドを発生したさせるディープ-X300はアピール力も高く、一帯に広がる広大なウィードエリアからでも効率良くバスを引きつける事が出来ます。

しかしながらディープ-X300の持つラトルサウンドの秘密はそれだけではありません。

ディープ-X300は潜行時と浮上時はラトルとなるメインウエイトが固定されラトルサウンドを発生させません。(厳密にいうとアクションも変わる。)

そのため、スイム姿勢がシフトしてラトルサウンドが出始めた時、と止まった時にバイトが多発する特徴があり、エキスパート達は上手にこの特性を利用し、セレクティブなバスをバイトに持ち込んでいます。

コチラの内容を非常に分かりやすく解説している動画があったのでリンク貼っておきます。

先生
先生
おすすめのカラーの話とかものすごく共感してしまいますww純正のカツアゲフックは強度的に弱いので琵琶湖で使う際には交換をおすすめします。何気にこの動画に出てくるディープ-X300もフック交換されていますね。

ディープ-X300の感想とまとめ

ディープクランクというジャンルはオッカパリでは出番も少なく、ややマニアックなカテゴリーと言えます。

琵琶湖のウィード攻略で最近では愛用者が増えたものの、使い勝手の良いチャターベイトやスイムジグの登場で、昔はたくさんあったディープクランクも今ではリリースも少なめ。数えるほどしかありません。

そんなディープクランクの中でも今回紹介したディープ-X300は、高い基本性能としっかりとした実釣力が最大の持ち味。

このクランクならではの特別な特徴やギミックはありませんが、手堅い作りは様々なレベルのアングラーに受け入れられやすくディープクランクの魅力をじわじわと広げてくれる良品と言えるでしょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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