ルアーインプレッション PR

永遠のスタンダード!! ダイワ ピーナッツⅡ ルアーインプレッション

ピーナッツには足を向けて寝られないちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回は誰もが一度は使ったことのあるダイワのレジェンドクランク、ピーナッツⅡの特徴と実力を解説していきます。

Contents

ピーナッツⅡのスペック

出典:ダイワ様

Length : 50.0㎜
Weight : 9.0g
フローティング
Hook  :シルバートレブル #8×2
カラー :20色

先生
先生
釣れるクランクの元祖として長い歴史を持つピーナッツにはひと回り大きいボディのデカピーナッツⅡとひと回りコンパクトなタイニーピーナッツがリリースされていますが、基本的なアクション特性や基本性能は共通となっています。フィールドの状況やバスのコンデションなどで使い分けると良いでしょう。

ピーナッツⅡの構造と外見の特徴

ここではピーナッツⅡの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

ピーナッツⅡのリップ形状は気持ち幅の狭いオーソドックスなスクエアリップとなっています。

レイダウンやスタンプなどハードなカバーの強いリップ形状は、積極的に障害物をかわしながらもタッチした瞬間につんのめるようなアクションを発生させます。しっかり水を受け、水を逃がしにくいリップですが、ピーナッツのボディバランスとは絶妙なバランスセッティングのズレがあり、巻いていると水の抵抗を受けきれなくなってチドります。

リップの角度

ピーナッツⅡのリップ角度は他のシャロークランクと比べ、少し水平気味に取り付けられています。ラインアイはノーズアイなのでリップは効率良く水を受け、シャロークランクらしいウォブルアクションをベースにロールのバランスが絶妙なリップ角はしっかりと水を掴みやすく、あえてリップを水平気味にすることでキャスト時の空気抵抗を減らしてキャスタビリティーを向上させてます。

潜行レンジはSSRで約50㎝、SRは1m、DRは1.5m程度の設定され、様々なフィールドやシチュエーションで使いやすい設定となっています。

ボディ形状

ピーナッツⅡのボディ形状は標準的なラウンドクランクと同様のボディ形状を採用しています。
何十年も大きな変更が無いボディ形状は目を見張る新技術等は採用されていませんが、ラトルを搭載しただけのシンプルな内部構造は必要最小限の浮力を持っています。

唯一搭載されたラトルは何の変哲もないオーソドックスなラトルですが、非常に独特なサウンドがします。

何とも中途半端にくぐもったサウンドは人間が聞いても非常に心地良く、このラトルサウンドもピーナッツⅡの大きな特徴となっています。

ピーナッツⅡの特徴と長所

ここではピーナッツⅡが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

フィールドやシチュエーションを選ばない圧倒的な使いやすさ

ピーナッツⅡは全長50㎜で9g、古い設計でこれといった特徴の無い極めてベーシックなクランクベイトですが、そのオーソドックスな作りがゆえにとても幅広いタックルの適応し、様々なシチュエーションや状況で安定した性能を発揮します。

また、ピーナッツⅡの持っている独特なアクションや釣れる要素は基本的にただ巻くだけで引き出すことが可能です。

難しいスキルや出しどころを必要とせず、間違った使い方をしなければ誰でも高い実釣性能を引き出せる特性は数あるクランクベイトの中で、最も”ピーナッツⅡらしさ”が出ている一面ではないでしょうか?

ピーナッツ特有のアクションとラトルサウンド

一見オーソドックスなクランクベイトであるピーナッツⅡですが、良く釣れる最大の理由として独特なアクションとラトルサウンドがあげられます。

先ほどのリップ形状とボディ形状の項で説明しましたが、ピーナッツⅡにはリトリーブを続けていると突然バランスを崩してチドることが多々あります。ボトムやストラクチャーにヒットすると跳ねるようなアクションを発生させ、くぐもったようなラトルサウンドはこの2つのアクションの実釣性能を大きく引き上げて様々な状態のバスへ効率良くアピールします。

お父さんにも優しいコストパフォーマンス!

コストパフォーマンスについては、直接ルアーの特性にかかわることではありませんがピーナッツⅡの優秀なコストパフォーマンスは特筆すべき特徴だと思い取り上げました。

ハードベイトで釣果を残すためにはストラクチャーに対し、大胆にアプローチする事がとても重要になります。レイダウンの間や沈船、ジャカゴなど、時にはストラクチャーにこすりつけるようにトレースしなくてはならない事も多々ありますが、現在リリースされているハードベイトは高いモノで2000円前後・・・正直なところ高い確率で根掛かりを回収出来るボートゲームでも無い限り思い切ったキャストは出来ません。

ところが今回紹介したピーナッツⅡならば最新鋭のハードベイト一個の料金で2つは手に入り、他のハードベイトと比べて大胆に使う事が可能。

結果としてたくさんのバスを連れてきてくれる方程式ができあがっています。

先生
先生
ピーナッツⅡ唯一の欠点といえば純正のフックが弱いところです。思いもよらない場面で後悔いないよう、早めのフック交換をおすすめします。すぐにその瞬間が来てしまうほどピーナッツⅡの実釣性能は確かなものになっていますよ!

ピーナッツⅡの感想と今回のまとめ

今でも50個以上のピーナッツをストックしている自称ピーナッツマニアのちかみやとしては画像のセクシーサンバーストとクロキン、リバースクローカラーが非常に実績が高くおすすめなカラーとなっています。オッカパリメインの場合はDRモデルがアクションとスナッグレス性能のバランスも高く使いやすいですよ!!

今でも第一線で活躍し、多くの実績を持つピーナッツについては今さら語ることはないでしょう。

ここまでたくさんのアングラーに支持され、多くの実績を残しているのにはちゃんとした理由があります。
それはもちろん、”釣れるから”に他なりませんが、ピーナッツの持つ高い実釣性能はボディのボリューム感やアクション、独特な個性がミックスアップされ、お互いの特性が絶妙なバランスの中で互いの性能を引き出し合って成り立っています。

たくさんのアングラーさんと出会う中で「ピーナッツがなぜ釣れるのか良く分からない。」と質問されることがありますが、そんな方はもう一度ピーナッツを投げて見てください。

長年にわたり愛されるピーナッツの実力。今ならきっと分かるハズですよ!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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