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決定版!!実績に基づくルアーのカラーローテーションと選択の方法【ハードベイト編】

前回のソフトベイト版ローテーション方法に引き続き、今回はハードベイト編のローテーションをご紹介します。ハードベイトでも基本的な選び方はソフトベイトと同じ要領になりますが、ハードベイトの場合は常にアクションし続けている事が圧倒的に多く、ソフトベイトの時よりも強いカラーやシルエットがしっかり残るカラーを多用する傾向にあります。バスの目は一般的に人間の目よりもはるかにカラーを識別出来ない。と言われていますが、それでもバスが置かれている状況によっては認識しやすいカラー、認識しにくいカラーが存在するのもまた事実です。今回もちかみやの経験から得た、ちかみや式カラー&ルアーローテーション理論をご紹介しますので、皆さんのローテーションの参考や考察に役立てて下さい。

先生
先生
今回もちかみや式ローテーション理論、ハードベイト篇をお話します。

Contents

基準となるルアーを決めましょう。

まずはそのルアーのカテゴリー別に基準となるルアーとカラーを決めましょう。

フィールドにはそれぞれ何らかの“クセ”が存在します。普段の水の色や主にどんなものをメインベイトとしているのか?など様々な要素が絡み合い、各々のフィールド状況によって効果的なルアーは変化します。例えば、あるフィールドではAというクランクベイトがとても有効なのに、また違うフィールドではBのクランクベイトの方が強かったりということが往々にしてあります。まずは実績の高いルアーや自分が一番信頼しているエースルアーなんかを軸にローテーションを組むようにすると良いでしょう。

そのフィールドによって効くルアーが違うんですね。
先生
先生
ルアーだけではなく、効くカラーや効果的な巻きスピードも変わってきますよ。

同カテゴリーのルアーを2種類以上用意しましょう。

同カテゴリー内のルアーをアクション違いで最低でも2種類用意しましょう。2種類あればその2つを使い分ける事でアクションの強弱をつけられるので、状況によって使い分けをしてみましょう。本来であればソフトベイトと同じく3種類用意して、基準となるルアーよりもアクションの弱いルアーとアクションの強いルアーを使い分けしたいところではありますが、ハードベイトはおサイフにあまり優しくはないので2種類で結構です。ただし、基準とは別に用意するルアーは必ず基準よりもアクションの強いルアーにして下さい。ここは非常に重要です。フィールドは基本的に普段より濁る事は多いですがクリアアップする事は稀です。水が普段より濁った時はアピール力を高めた方が効果的な為、基準よりもアクションを強く出来るルアーをローテーションに入れましょう。

そのアクションの強弱の見分け方が良く分からないYo
先生
先生
単純に基準ルアーと比べて引き抵抗が強い、重い、手元に伝わるブルブルが大きい。このいずれかに該当すれば基準よりもアピール力が強い。という判断で構いません。

ちかみやおすすめのハードベイトカラー3色

ハードベイトを投入する状況はそのアピール力を生かしたい状況なので強めのカラーを使う事が多い傾向にあります。また冒頭でも紹介した通りハードベイトは動かし(巻き)続ける事が多いので強めのカラーを使う事が多いです。

クローム系orベイトカラー

通常時や水質はクリアでもローライトコンディションの場合に出番が多くなるカラーです。通常時に多用されるので基準カラーになりやすいカラーになります。

出典:メガバス株式会社様

赤【クロー】系

赤系はシルエットがハッキリするカラーなので濁りに強い系統のカラーになります。

チャート系

チャート系は膨張色なので強めのアピールカラーになります。ローライトコンディションで濁りが入る状況で活躍します。チャート系でもグリーンの強いマットタイガーは守備範囲が広く、通常時でも活躍出来るカラーなので基準カラーとしてもおすすめのカラーです。

カラー選びの基準一覧

ちかみや的カラー選びの基準を簡単に整理して置いておきます。

カラー選択はいろいろな状況に左右されるので、ここにあるものが必ずしも正解ではありませんがちかみやが基本的なカラー選択の基準として使っているものになります。

・水の色は通常でハイライトコンディションの場合・・・ゴースト系、ホワイト系、弱いチャートなど

・水の色は通常だがローライトコンディションの場合・・・クローム系、黒金系

・水は濁っているがハイライトコンディションの場合・・・赤系

・水は濁っていてローライトコンディションの場合・・・チャート系

水の色通常通常よりやや濁り茶Or白濁り(ひどい濁り)
晴天ゴースト系、

ナチュラルシャッド系

マットタイガーや弱いチャート系、ホワイト系赤、黒系
ローライトコンディションクローム系黒金系チャート系

カラー選びのコツ

カラー選びのコツを文字に起こして表現するのはかなり難しいですが、簡単にご説明すると水に馴染むけど、溶け込まないカラーという表現になります。ソフトベイト篇でも書きましたが、ルアーのカラーやアクションを決める時は必ず水の色と天候(光量)を見て決めるようにして下さい。

先生
先生
ルアーのカラーを決める時は水色と光量がとても大切です。その状況を踏まえた上で水に馴染むけどちょっと目立つカラーを選びましょう。

まとめ

ちかみや式ルアー&カラーローテーション理論はひとまずここで終了になりますがいかがでしたか?釣りというスポーツは自然が相手なので絶対はありません。またエキスパートやベテランのアングラーはそれぞれに理論を持っている方も多く、ちかみやも「なるほど」と感心してしまう事が多々あります。ルアーのカラーやローテーションというのは、バス釣りの永遠のテーマであって、いくら研究しても万人が納得する答えはないのかもしれません。でもそこがまたバス釣りを面白くさせる要因の1つでもあります。皆さんがバス釣りにおいて何か自分なりの回答を見つけたとき・・・それはあなたのスキルが1段階ステップアップした瞬間かも知れませんね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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