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釣れないバス釣り初心者が釣る為の釣り方とコツその2 ホームフィールドを持ちましょう 

昔のHOWto本、ブラックバス完全攻略みたいな本には少なからず”ホームフィールドを持ちましょう”というような項目がありました。(厳密に言えば同じ所に通いましょう的なニュアンスだったと思います。)当時はインターネットなんてありませんでしたから情報を入手するとしたら雑誌や本などの紙媒体か週に1度放映された釣り番組(と、言ってもバス釣り専門ではない。)くらいしかありませんでした。少年時代のちかみやは本の虫でしたので、その当時見かけていた文献はほとんど目を通したと思いますが、どの文献にも高確率で冒頭の内容を見かけました。しかしながら、なぜホームフィールドを持つことがバス釣りテクニックのステップアップにつながるのか詳しく解説している文献は皆無だったような気がします。(ちかみやが忘れてしまってる可能性もあります)そこで今回はホームフィールドを持つことがなぜステップアップにつながるのか?を詳しく説明したいと思います。

先生
先生
バス釣りがうまくなりたいならホームを持つことです。
そこのところKWSK

Contents

ホームを持つことの利点その1 フィールドの平常時の状態が分かるようになる。

ホームを持つことの利点として先ず最初に挙げられるのは、そのフィールドの平常時の状態が分かるようになる。というところです。「そんなこと分かってどうするの?」と思う方は多数いらっしゃると思いますが、これは非常に重要です。例えば今日来たフィールドの普段の水の量はどの位ですか?水は普段と比べて濁ってますか?澄んでますか?普段の状態を知らないとこの様な判断さえ出来なくなります。そのフィールドの普段状態を知るには少なくてもある程度の通いこみは必要になりますし、自分の中に判断基準を構築するためにも1つの場所をホームフィールドとして通いこむのはとても有効です。

先生
先生
何事にも判断の基準というのは大切ですね。判断基準が無ければ判断そのものが正確に出来ませんからね。
間違い探しのゲームだって正しい絵と間違いの絵があって初めてゲームとして成り立ってるもんね。

ホームを持つことの利点その2 フィールドの変化に気付くようになる。

フィールドに着いたらとにかく一番近いポイントにエントリーして先ずはキャスト!…そんな方はいませんか?(ちかみやがそうですw)釣りをしながらでも構いませんが、出来る事ならロッドを持つ前にフィールドの状況を確認するようにしましょう。前回訪れた時と違うところはないか探すようにします。簡単に表現するなら間違い探しと一緒です。例えば当日の天気や水の量、水の濁り、水の色、風の強さや向き、気温や他のアングラーの数などなど意識して観察すると色々と気付く事ができます。その些細な変化を発見し、どれだけ対応できるかどうかがバス釣りが上達する上で非常に重要になってきます。

ところが毎週末ごとに様々なフィールドに行ってしまったらどうでしょう?久しぶりに来たフィールドの変化に気付くのは大変な事です。初めて訪れたフィールドで先週と違うところはどこだろうと思っても比べようがありません。小さな変化に気付く習慣をつけるというのはホームフィールドを持って通いこむことでしか獲得出来ないスキルと言えるでしょう。

バス釣りは変化を釣れって聞いた事あるぞ!
先生
先生
その場合の変化はストラクチャー的な要素ですが、今回の”変化”も同じ位重要です。

ホームを持つことの利点その3 変化に対してどのように対処すべきか経験が増える

ここまでで、ホームフィールドを持って足繫く通うとそのフィールドの普段の状態が分かるようになり、前回釣行時と今回の釣行でどこが違うのか判断できるようになる。という話をしました。さて、ここからが本題、スタートラインです。小さな変化を見つけた場合大切なのは「その変化がどの位釣りに影響を与えるか?」を考えて対応する事にあります。実際に釣りをしながらバスの反応を見てではないと判断出来ない部分になりますが、しっかりと観察をし、どの変化が影響をして今の状態になっているかの判断をします。ここの部分は非常に難しいですが、正解でなくても構いません。自分が納得出来れば大丈夫です。「今日はいつもより水が濁ってたから釣れなかった。」とかで構いません。それを経験や知識として蓄積します。1つ勘違いしないように気を付けて欲しいのは「バスの反応を見て判断と言っても釣れなければ反応もなにも無い。」と思うのではなく、全く釣れないのも立派な反応の1つという事です。先週はこの釣り方で釣れたのに今日は釣れない。というのは必ず原因があります。この部分が先週とはこう変化したからこの釣りで釣れなくなった。とフィールドで起きた変化と釣れるor釣れなくなった理由を紐付け出来るようになれば、あなたのバス釣りは今までとは比較にならないほど急激にステップアップするでしょう。

フィールドには常に大小様々な変化が起こっています。大きな変化にも関わらず、バスの反応に影響しない物もあれば、ほとんどの人が見逃すような小さな変化でもバスの行動に大きく影響を及ぼす物もあります。この後者の変化に対応するのは非常に困難で、ほとんどのアングラーが正解にたどり着けず悔しい思いをするのではないかと思います。ホームフィールドを持って釣りをすると様々な経験値が蓄積し知識としてバックアップする事ができます。そうして釣行を重ねる中で知識や経験をためこんでいくとある日突然、前にも経験したような状況と言うのがだんだん増えてきます。そんな状況に遭遇すると「あの時も同じ様な変化があったから今回も同じではないか?」と過去に経験している変化を知識として再利用する事ができます。これは数学で例えるならば答えを出すために時間をかけて計算する方程式の部分を全て飛ばし、文面だけを見ていきなり解答欄に正確な数値を記入する事が出来る。といった感じに近いと思います。たとえ一度で正解にたどり着けなかったとしても、他のアングラーとは違う、ほとんど方程式を解いた様な状態、かなり正解に迫った状態から謎解きをスタート出来ると言うアドバンテージをもらえます。ホームフィールドを持ってそこに通うという事は、そんな離れわざを可能にするほどの恩恵を受けられ、足繫くそのフィールドに通った代償は時としてこの様な1人無双状態というボーナスのような経験をする事ができます。

ホームを持つことの利点 まとめ

皆さんご納得頂けたでしょうか?ホームフィールドを持つというのはこんなにも多くの恩恵を与えてくれます。確かに他のフィールドはとても魅力的に映ります。まさに「隣りの芝」状態です。最近釣れているなんて情報が入るものなら居ても立っても居られません。そんな時は無理せずに堂々と浮気をしてしまいましょうwあなたの選んだフィールドはきっといつでもあなたを待っていてくれます。少し脱線してしまいましたが、話を本題に戻しますと、バス釣りで面白いのは、この”変化を見つける目”や”ホームフィールドで培ったこんな時はこうするといった知識や経験”は他のフィールドへ行っても応用が効くというところです。また、ホームフィールドを持つと必ずどんなフィールドでも自分と同じくそのフィールドをホームフィールドにしている人が数人います。初めは抵抗があるかも知れませんが、良く見る顔には思い切って挨拶をしてみましょう。きっとあなたを暖かく迎えてくれるはずです。仲間同士での情報交換や、時にライバルとしての仲間というのは必ず皆さんのバス釣りにとって有益な存在になってくれるはずです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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