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釣れないバス釣り初心者が釣る為の釣り方とコツその3 フィールドの傾向を見つけましょう

どんなフィールドでもそこに生息しているバス達には少なからず“クセ”というものが存在します。関東人と関西人のうどんの好みが違うように、バス達にも地域やフィールドによって好みが違います。カッコ良く言うと個体差ってヤツです。フィールドの傾向を理解すると言う事はそこに住むバスを知る上で非常に有効です。例えばあなたに好きな子がいるとします。あなたはその子の気を引く為に、その子の好きな物や興味のあることを仲の良い友達に教えてもらったりしませんか?さらに好きな食べ物や趣味などが分かればたとえ脈なし、勝ち目なしだったとしてもそこを突破口としてデートに誘えるかもしれません。1度OKをもらえればこちらのもの…と例え話が盛大に脱線する前に、なぜ傾向を知る事が大切になるのか説明していきましょう。

先生
先生
そのフィールドによって普段食べている物や付きやすい場所が変わるんだよ。
ちかみやがコーヒーばかり飲んでるのと同じ?
先生
先生
うーん。だいたい合ってるかなw

Contents

フィールドの傾向を見つけるその1 バスがどのような場所に多いか傾向を掴みましょう

初めてのフィールドの場合、先ずはフィールドのどこにバスが多いのか探す必要があります。傾向として多いのはカバーにつくカバー依存型と地形変化につくオフショア型に分類され、これはそのフィールドや実際の地形、置かれている状況などで変化しますが、ちかみや的経験からお話をするとプレッシャーが高いフィールドほどオフショア型の傾向が強い感じがします。カバー型の場合、目に見えるようなカバーから攻略していけばバスの反応を見ながらアジャストし易いですが、オフショア型の場合、目に見えない地形変化を読み解いていかないとならず、初見フィールドの場合は傾向を把握するまでに時間を要します。中には両方が混在するフィールドも存在しますが、ひとまずは自分の攻めやすいところや好きな釣りから始めて構いません。釣りをしながら傾向を探りましょう。

バスがどこにいるのか探すのが大切なんだね。
先生
先生
やっぱり絶対数が多い方が確率は上がりますからね。

フィールドの傾向を見つけるその2 どんなベイトを良く食べているのか考察しましょう

こちらの項目は上記の項目以上にフィールドごとのクセが出やすく、また釣果に直結する部分でもあります。そんな重要な項目を2番目に持ってきたのは、先ず付き場の説明をしてからの方が話を進めやすいので順序を逆転致しました。

メインベイトの偏食に関して基本的には2種類に分類され、主にザリガニなどの甲殻類をメインにするフィールドとワカサギやオイカワなどの魚類をメインベイトにするフィールドに分類出来ます。

前者の場合はメインベイトがシャローを中心に活動しているためカバー型になる事が多く、バスもカバーの中で待ち伏せしている傾向にあるので甲殻類を模したルアーが効果的です。マッディシャローのフィールドなどはこの傾向が強いですね。

対して後者の場合、常にベイト追って回遊していることが多く、急深な地形変化を持つリザーバーなどがこのケースに当てはまることが多いです。もちろん、最短で攻略したい場合はその時にリアルタイムで捕食しているベイトを早急に割り出し、それをイミテートする事が最速のルートになります。

例外的に野池などの極めて小規模で閉鎖的なフィールドの場合、虫がメインベイトになっている事があります。この場では虫、と表現しましたが、本来は虫でもカエルでも近くの田んぼから歩いてきたザリガニでも何でも良く、フィールド外から流入して来たものをメインに食べています。これはそのフィールド内に十分なベイトとなる存在が居ないと発生し易い傾向にあり、こういったフィールドのバスは基本的に、釣れるとみんな同じ様なサイズ、通年を通して痩せ気味の体型。といった特徴を持っています。こういったフィールドに生息するバスはどんなルアーでも同じような反応を見せ、特にトップウォーターが弱点だったりします。可哀想ではありますが、さながら選り好みしている余裕はない。といったところでしょうか。

野池のバスはなんかかわいそうですね。
先生
先生
安心して下さい。最近はそういった野池はほとんどなくなって健全な状態に戻りつつありますよ。

フィールドの傾向を見つけるその3 良く釣れる時間を把握しましょう

朝マズメや夕マズメとは別にバイトが多発する時間というのが各フィールドによって存在するという事実を皆さんはご存知でしょうか?この事は本当に朝から晩まで1日中、しかも何日もフィールドと対峙し、そのフィールドに精通しないとはっきりとした実態を掴めない程のものですが、確実にそう言った時間が存在します。この時間の正体はバスの回遊によって生じるものであり、そのフィールドの状況で時間が変わります。簡単に言えばバスにも私達と同じくタイムスケジュールが存在し、朝7時までは朝マズメ活動をする→1度休憩して10時に時計回りでフィールドを回遊する。この時にエサを見つけたらついでに食べながら12時に目的地につくように回遊を続ける。→12時になったらいつものカバーで少しだけフィーディングしてディープに戻る→15時には再びブレイクに沿って拾い食いしながらフィールドを時計回りに回遊し、途中のブッシュでひと休みしてから17時に最近お気に入りの朝のシャローに戻って夕マズメ活動をして19時にいつものカバーに戻って朝マズメ開始の時間まで寝る。…みたいな感じです。話が長くなりましたが、このところどころ点在するちょっとフィーディングする時間や拾い食いしている時間をうろ覚えでも把握していると他のアングラーやライバルよりもずっと有利に釣りを展開する事が出来ます。

とは言っても「この水門には11時にバスが回遊して立ち止まるからそれを狙う!」みたいな極めて正確な情報を得るにはかなりの時間を費やして研究する必要がありますけどね。

バスって以外と規則正しい生活を送ってるんですね。
先生
先生
それもまた彼らが厳しい自然の中で生き抜くために必要だったのでしょう。彼らは生き抜く為に一生懸命なんですよ。我々も見習わないといけませんね。

フィールドの傾向を見つけましょう まとめ

と、いう事で長々と説明してしまいました。皆さん、ご理解頂けたでしょうか?今回は

ふーん。

程度の理解でもぜんぜん構いません。ある日バスが遊んでくれた拍子に「そう言えば昔ちかみやがそんなこと言ってたけどこれのことかな?」位の認識で結構です。

カバー傾向の強いフィールドでもオフショアで釣れることもありますし、その逆の場合もあります。あくまでもその割合が多いというだけなのであまり囚われすぎずに参考程度にして下さい。いくらプレッシャーが高いフィールドと言っても潜む場所がカバーしかないようなフィールドではカバーに付きますし、プレッシャーが低く、とてもゴージャスなカバーがある場合でも、もっとステキな地形変化が目と鼻の先にあればカバーには見向きもしないなんてことも十分に考えられます。ザリガニがメインベイトのフィールドでも盛んにベイトを追っているバスもいれば、たくさんワカサギがいてもエビしか見えていないヤツもいます。そこに住むバスはどんな場所に居心地の良さを見出していて、どんなベイトが主食なのか?それを理解する事が確かに1匹を手にする近道にはなりますが、例外も存在することを忘れないで下さい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

先生
先生
バスに近づく為に情報は大切なファクターですが、鵜吞みにすると情報に振り回されてしまいます。あくまでも参考程度にとどめておきましょう。
そもそも今回の内容は同じフィールドにある程度通わないと正確に判断し難い事ばかりですよね。
先生
先生
良く言ってくれました。全くその通りです。ごめんなさい。
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