ハイスペック&ハイアピールな特性は一定の条件下で真価を発揮!!
独特のラトルサウンドはセレクティブなバスもバイトに持ちめる実力派のビッグバスキラー!!
ちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はO.S.Pがリリースするクランクベイトの中でも最もアピール力が強く、特化した性能を持つクランク、ラトリンブリッツMAXをご紹介します。
Contents
O.S.P ラトリンブリッツMAXのスペック
Length : 62.0㎜
Weight : 14.0g
フローティング
Hook :#4×2
カラー :15色
O.S.P ラトリンブリッツMAXの構造と外見の特徴
ここではラトリンブリッツMAXの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。
リップの形状
出典:O.S.P様
※画像はブリッツMAXのものになります。
ラトリンブリッツMAXのリップ形状はHPスラッシュビルと呼ばれるサーキットボードを使用した、ワイドでスクエアに近い形状のリップとなっています。良く水を掴むリップはハイピッチでパワフルなスイムアクションを生み出し、ちょっとしたカバーはものともしない高いカバー回避能力を持っています。硬質なリップ素材はカバーやボトムにタッチした感触も分かりやすく、カバークランクとしても非常に優秀な性能を発揮します。
リップの角度
出典:O.S.P様
ラトリンブリッツMAXのリップ角度は一般的なシャロークランクと比べ、やや水平気味にに取り付けられています。通常のスクエアビルよりも少しロールよりのアクションは極めてハイピッチでオープンウォーターでもバイトに持ち込むことが出来ます。スクエアリップを搭載したシャロークランクにありがちなリップが大きな空気抵抗となってキャスタビリティーが低下する症状もラトリンブリッツMAXはあえてリップを水平気味にすることでキャスト時の空気抵抗を減らしキャスタビリティー性能をしっかりと確保しています。
スイムレンジは水深0-1.8mで、この範囲をロッドティップの位置とリトリーブスピードを変えることによって調整出来ますが、通常では1.5m程度の潜行深度となっています。
ボディ形状
出典:O.S.P様
非常に高い浮力で優秀なスナッグレス性能を発揮し、ボディをセミフラット化することによってフラッシング効果と強い水押しで高いアピール力を実現させたラトリンブリッツMAXは、内部に7.15mmの超大型のスチールラトルを搭載しさらにハイアピール化されています。大胆な軽量化と高浮力が期待できるO.S.Pお得意のハニカムスーパーHPボディはラトルサウンド最大限に引き出す独自調合したボーン素材に変更。浮力とアクションへの影響を微細にとどめながらも自由度の高いラトルはボディ内で暴れまわり、独特なサウンドを奏でて広範囲のバスをに効率良くアピールしてくれます。
O.S.P ラトリンブリッツMAXの特徴と長所
ここではラトリンブリッツMAXが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。
独特なラトルサウンドが放つ高いアピール力
独自調合したボーン素材のボディと、他では見られない7.15mmの超大型のスチールラトルが奏でるラトルサウンドは非常に個性的で高いアピール力を持っています。
ハニカムスーパーHPボディによって内部空間が大きいラトリンブリッツMAXは内蔵されるラトルボールをあえて固定せず、とても自由度の高い状態で内包しているため非常に複合的なサウンドを奏でます。ボディ内を自由に暴れ回り、左右の壁に強くヒットするだけでなく途中の転がり音もビッグバスには効果的。キャスト時には1.5gのウエイトを持つラトルボールがテールまで移動することで飛距離が大幅にアップする副次作用もあります。
ハイフロート設計で優秀なスナッグレス性能を発揮
非常に強い浮力とシャロークランクらしいワイドなスクエアビルを持つラトリンブリッツMAXはとてもスナッグレス性能が高く、カバーを果敢に攻めても根掛かりしにくい特性を持っています。ラトリンブリッツMAXが活躍するシチュエーションではバスがストラクチャーやカバーにタイトについている事が多く、ラトリンブリッツMAXの実力を余すところなく引き出すには必須の性能となっています。
高いキャスタビリティーと使いやすさ
ラトリンブリッツMAXに限らずブリッツシリーズはクランクベイトとしての基本性能が高く、必要とされる性能を過不足なく持っています。高いキャスタビリティーと使いやすさもその一つで、ハイフロートボディながら14g(1/2oz)ある自重はロングキャストもかんたん。とても固定重心をメインウエイトにしているルアーとは思えないようなキャスタビリティーを発揮し、ルアー自体にしっかりした重さもあるので使いやすさも抜群。遠目からでも狙ったスポットに対し低い弾道でタイトに、そしてソフトに落すためのアキュラシーも備えています。
O.S.P ラトリンブリッツMAXの感想と今回のまとめ

ラトリンブリッツMAXはシリーズ内で一番出しどころがハッキリしているモデルです。一番効果的なのは水の濁りが強く入った状況で、バスが視覚で判断出来ないような状況になると手のつけられないような実釣性能を発揮します。ハマった時の破壊力が最も強く、数が釣れるよりも大型のバスが反応しやすいタイプで、とても大きなラトルサウンドはバスを怒らせてリアクションバイトを誘発することも出来ます。ライトリグにも反応しないようなタフコンデションでも、このルアーだけには反応する事もあり、投入するタイミングが非常に難しいルアーでもありますが、一度このルアーの実力を知ってしまったら手放すことは出来ないでしょう。
フルサイズクランクの持つ強い水押しとにぎやかなラトルサウンドはビックレイクの大きなエリアを手早くサーチするのにもうってつけ。
濁った時の切り札としてラトリンブリッツMAXを一つボックスに入れておけば、すぐにでもその規格外な破壊力を体感する事が出来るでしょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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