ルアーインプレッション

DSTYLE DBLOW SHAD (ディーブローシャッド) ルアーインプレッション

細かいセッティングで使いやすさと性能を両立!
シャッドに必要な要素を高次元で詰め込んだ次世代型マルチシャッド!!

釣り用倉庫の片付けが一日で終わらなかったちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的な構造や形状、実際に使用した感想と、独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーをインプレションしています。今回は激戦区のシャッド界に文字通りの殴り込みをかけてきた青木プロ渾身のシャッドプラグ、ディーブローシャッドをひも解いていきます。

ディーブローシャッドのスペック

Length : 58.0㎜
Weight : 5.3g
サスペンド
Hook  : #8×2
カラー10色

先生
先生
ディーブローシャッドにはオリジナルモデルの他にひと回りボディが大きく、より潜るセッティングの62SPもリリースされています。アクション自体は同じなのでオリジナルのサイズアップ版という位置づけです。

ディーブローシャッドの構造と外見の特徴

ここではディーブローシャッドの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルをひも解いてみましょう。一見すると特に特徴の無い外見のディーブローシャッドですが、相反する様々な性能のバランスを煮詰め、最もベストな比率を求めたこだわりを感じる作りになっています。

リップの形状

ディーブローシャッドのリップ形状は、クセのない独自のラウンドリップとなっています。他のハイレスポンスシャッドと比べて先端部分からボディの付け根までやや幅広いリップデザインは水を効率良くつかむので、ルアーの動き出しが早くなっています。リップの付け根部分も幅があるのでロールのピッチは少しおとなしくなっていますが、そのかわり様々なリトリーブスピードでしっかりアクションし、ハッキリと巻き抵抗を手元に伝えるように作られています。

リップの角度

リップの角度は水平に近く、ボディのカーブに沿った角度にデザインされています。多くのシャッドが採用する水平なリップ角は、ロールよりのアクションになるので巻き心地も軽く、ただ巻きをメインにするシャッドの理想的なアクションを作り出す角度になっています。リップで受けた水は、背中方向とボディサイドにバランス良く逃げるのでアクション時の安定感が増し、高い直進安定性を作り出すのに一役買っています。

オリジナルモデルの潜行性能はオーソドックスな約1.8m、ビッグサイズの62は約2mと標準的な設定で非常に使いやすく、フィールドやシチュエーションを選ばずマルチな活躍を見せてくれます。

ボディ形状

ディーブローシャッドのボディ形状は、細身のシルエットが多い通常のシャッドよりも少しファットなボディデザインになっています。ボディを太くする事で絶妙なアピール力とアクションを両立させ、完成度の高いマグネット式の重心移動システムはしっかりとウエイトを固定してくれるので安定したキャスタビリティとボディバランスを発揮。現在主流となりつつあるベイトフィネスタックルでもストレス無く使えるように仕上がっています。

ディーブローシャッドの特徴と長所

ここではディーブローシャッドが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

ボディとアクションのバランスが作る絶妙なアピール力

少し太めでしっかり水を押すボディと、あえてピッチをおさえてアクションの強さを調整したディーブローシャッドはとても絶妙なアピール力で使用するフィールドやシチュエーションを選ばずオールマイティーな活躍をしてくれます。

シャッドに必要な性能を高次元で両立させたマルチな使いやすさ

新世代のシャッドに求められるリトリーブスピード対応力と高いボディバランス、直進安定性、カバーへの強さといった基本性能はもとより、ディーブローシャッドは計算されたボディーバランスによりキレのあるジャーク&トゥイッチも得意としています。

ディーブローシャッドのようなただ巻き特化型のシャッドはリトリーブでの使用がほとんどなのでジャークやトゥイッチなどのアクションはないがしろにされやすいですが、非常にボディバランスが良く、ジャークやトゥイッチくらいでは影響のない高性能な重心移動システムを持っているディーブローシャッドはこの様なアクションにも高次元で対応。「目の前まで追ってくるけどバイトしない」その様な状況で繰り出される小さなトゥイッチは、バスの判断を狂わせるほどの重いボディブローになります。

高いキャスタビリティーと抜群の使用感

とても高性能なマグネット式重心移動システムを持つディーブローシャッドは非常に優秀なキャスタビリティー性能を持っています。マグネット式の重心移動システムを搭載しキャスタビリティーの高いシャッドというのは、シャッドの実力が見直され色々なシャッドがリリースされている現在ではスタンダードなモノですが、問題はそのレベルです。スピニングタックルはもちろん、8~10℔ラインを使用したベイトフィネスタックルでもストレス無くあつかえるディーブローシャッドのキャスタビリティーと使いやすさは間違いなくクラストップの性能と言えるでしょう。

また、ディーブローシャッドはハイピッチなアクションが主流の中、あえてピッチをおさえ、明確な使用感を引き出しています。ロングキャストした先でもブルブルと手元に伝わる巻き心地はルアーの状態や挙動がわかりやすく、ルアーをコントロールしてその性能を引き出すのにとても効果的です。

先生
先生
ディーブローシャッドの特性に良く似たシャッドにジャクソンのフローシャッドがあります。どちらもオープンウォーターでもカバー周りでも使えるマルチシャッドですが、フローシャッドがカバー7オープンウォーター3くらいなのに対し、ディーブローシャッドはカバー3、オープンウォーター7といった特性を持っています。両方を上手に使い分ければさらに釣果を伸ばす事が出来ますよ!

ディーブローシャッドの感想と今回のまとめ

ひつじの皮をかぶったオオカミ。という言葉がありますが、このシャッドをはじめて使い込んだ時そんなイメージを持ちました。パッと見た感じは特に特徴の無いルアーに見えますが細かい部分のディテールが最後までしっかり作り込まれていて、絶妙なバランスの上に成り立っています。様々な角度から見ても高性能なその実力は本当の意味でマルチシャッドと呼ぶのにふさわしく、加熱するシャッドブームの中でその名を残す実力が十分に備わったシャッドと言えます。

本当に高性能な道具というのは、突き詰めるとなんの変哲もないオーソドックスな形になる事がしばしばあると聞きます。もしかしたらディーブローシャッドはそういったタイプのルアーなのかもしれませんね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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