ルアーインプレッション

HMKL(ハンクル) K-0ポッパー ルアーインプレッション

美しいフィニッシュに宿るポップRの血統。名作をベースに作られた日本仕様の正統派ポッパー

気になるルアーは必ず2個買って、研究&保存用と実戦投入用で使い分けるちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして勝手にインプレションするコーナー。そのルアーが持つ特徴的なルアーの構造と形状、実際に使用した感想と独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回は名作ポッパーのポップRを下敷きにして作られた話はあまりにも有名、HMKLのK-0ポッパーにフォーカスしていきます。

K-0ポッパ-は理想のフロントスプラッシュを目指してオリジナルと比べて浮き姿勢の変更やカップ形状のモディファイを施し、ポップRのスプラッシュ性能を抜き出して特化させた様な性能を持っています。カップ形状や浮き姿勢だけにとどまらず、細部に渡って日本のフィールドにマッチするように生まれ変わったK-0ポッパーは果たして本家ポップRを超えることは出来るのか?早速その特徴と性能を見てみましょう。

K-0ポッパーのスペック

Length : 58㎜
Weight : 6.0g
HOOK: VANFOOK DT-45S#8×2フック(リアはフェザー仕様)
フローティング
カラー:12色(時期や季節により変動あり)
※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

先生
先生
見てください。このルアーの美しいフィニッシュ。フィニッシュの美しさに定評のあるメガバスのそれとは、また違った美しさがありますね。アングラーの所有欲を満たして信頼関係を築き、長い時間集中出来るようにするのも立派なルアーの性能だと思います。

K-0ポッパーの構造と外見の特徴

ここではK-0ポッパーの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。

カップの形状

カップ形状はオリジナルと同じく、しっかりとした深さがあり水を良くつかみますが、下アゴの形状が異なり、短く設定されているのでポッピングよりもスプラッシュに特化した作りになっています。もちろんオリジナルと同じようなポッピングの可能ですがカップの面積が若干減った分、さらに甘く軽いポップ音になっています。

ラインアイの位置と角度

ラインアイの位置はオリジナルと同じく、センターアイが採用されています。しかしながら、オリジナルと同じように様々なアクションに対応するように設定されたものではないようで、専用設計のカップが効率良く水を掴むためのセンターアイセッティングのようです。

浮き姿勢

浮き姿勢はオリジナルと大きく異なってほぼ水平に近い浮き姿勢を保ちます。
この浮き姿勢も小技が効きやすくするためのモノではなく、スプラッシュありきの設定です。オリジナルの浮き姿勢がやや立ち気味でスプラッシュやポッピングまでこなせるのに対し、K-0ポッパーはあくまでもスプラッシュ一点に特化させて作られている事が伺えます。

先生
先生
K-0ポッパーにはよりアピール力を高め、専用のウエイトチューンを施したボーンマテリアルモデルも存在します。浮力とラトルサウンドがだいぶ変更されているのでシチュエーションやコンデションによって使い分けると良いでしょう。

K-0ポッパーの特徴と長所

ここではK-0ポッパーが持つ特筆すべき特徴を3つに絞ってご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

こだわりのスプラッシュと美しいフィニッシュ

K-0ポッパー最大のこだわりは細かいディテールにまでこだわったスプラッシュですね。決してバスをスプークさせる事の無い絶妙なアピール力は水面まで魚を引き付ける力とバイトさせる力を高次元で併せ持っています。

操作難易度はやや高く、タックルを選ぶ

K-0ポッパーの操作は基本的にやや難しく、使用するタックルによってかなり変わってきます。ある程度ティップが柔らかく、レギュラー寄りのテーパーの方が操作しやすくてきれいなスプラッシュが出せます。あまりにも硬いロッドだとドックウォークはおろか理想的なスプラッシュも難しくなり、水を押しすぎてポッピングが乱発してしまう事態に陥ります。

飛ばないw

K-0ポッパーは飛びません。これもK-0ポッパーを扱い難くしている要因の一つですが、オリジナルと比べてボディサイズがひと回り以上小さく、通常のベイトタックルではキャストしにくい一面を持っています。

先生
先生
メリットもあるけれどデメリットも多い。このルアーの得意、不得意を良く理解して使ってあげるとK-0ポッパーはその性能を余すところなく発揮してくれます。

K-0ポッパーを使った感想と使い方のまとめ

以上で美しいフィニッシュに宿るポップRの血統。名作をベースに作られた日本仕様の正統派ポッパー。K-0ポッパーインプレッションは終了となります。もう一度このルアーの特徴を整理しますと・・・

K-0ポッパーの大きな特徴

・こだわりのスプラッシュと美しいフィニッシュ
・操作難易度はやや高く、タックルを選ぶ
・飛ばないw

この3点がK-0ポッパーの大きな特徴になります。

この特徴を頭に入れて使ってあげるとこのルアーの個性と性能を引き出しやすくなると思います。

使い方としては通年を通して使えますが、バスが小さめのベイトを追っている時や、初夏から秋にかけて、虫や小さいカエルがメインベイトとなっている状況で非常に高い爆発力を発揮します。

この状況では他のポッパーと比べてもK-0ポッパーのバイト率が群を抜いて高くなる傾向があり、サイズ感と絶妙なアピール力のスプラッシュが関係しているのではないかと考えられます。

タックルはベイトでも扱うことが出来ますが、少しストレスを感じるかも知れません。素直にスピニングタックルでの運用が望ましく、スピニング+PEラインのタックルなら低いがキャスタビリティーもカバー出来るのでより一層活躍の場を増やすことが出来ます。

しかしながら、今回はやや辛口になってしまいましたね。
それでもこれが事実なので致し方無いと思います。良い部分は良い、悪い部分は悪いとしっかり評価し、メリットとデメリットを良く理解して使い分けすれば良い部分だけを上手に活用することが出来ます。

ただ、ちかみや個人の意見を言いますとこのK-0ポッパー、実はかなり好きなポッパーなんです。確かに操作も難しく色々と神経を使うルアーではありますが、非常に良く釣れて、
扱い難いけれども実釣性能は極めて高い、そんなイメージがあります。美しいフィニッシュもとても好感が持てて集中力が続き、実際に使用すれば各方面で高い評価がつけられている理由がきっと解るハズです。アメリカンルアーにありがちな雑なフィニッシュや、斜めに浮いてしまうような精度の低い成型とも無縁のK-0ポッパーはまさに日本のフィールドの為に作られた名作の正統進化型ポッパーといえるでしょう。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

K-0ポッパーのチューンアップモデルであるボーンマテリアル仕様はより高いアピール力を持っているので、状況によって使い分けると効果的です。
こちらの記事もおすすめ!