ルアーインプレッション

エバーグリーン ワイルドハンチSR ルアーインプレッション

大人気クランクがショートリップ化でシャローランナーに大変身!
オリジナル譲りの食わせアクションが売りのオープンウォーター専用機!

所持数が一番多いハードベイトはシャロークランクのちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はエバーグリーンのリリースする大人気クランクのワイルドハンチをシャローランナーバージョンにリチューンしたモデル、ワイルドハンチSRの特徴と性能について解説していきます。

ワイルドハンチSRのスペック

出典:エバーグリーンインターナショナル様

Length : 52.0㎜
Weight : 10.0g
フローティング
Hook : EGトレブルマジック フロント#7・リア#5
カラー :28色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
ナチュラルなアクションでタフなフィールドにマッチしたワイルドハンチ。そんな大人気クランクををシャロー特化させたワイルドハンチSRは、全体水深の浅い野池や小規模フィールドで活躍するスペックを持っています。

ワイルドハンチSRの構造と外見の特徴

ここではワイルドハンチSRの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

出典:エバーグリーンインターナショナル様

ワイルドハンチSRのリップ形状はラウンドに非常に近い形状をしています。3Dハイパーリップと呼ばれるリップデザインはオリジナルと同じコンセプトを持っていますが、SR専用に設計されたリップは思いのほか小さく、フロントフックをカバーしきれないのかイメージ以上にスナッグレス性能が低めとなっています。しっかりと水を掴んでアクションするわりに非常に軽い巻き心地を実現し、シャロークランクとしては控え目なアクションは、特にオープンウォーターの中層クランキングでその実力を発揮します。

リップの角度

出典:エバーグリーンインターナショナル様

ワイルドハンチSRのリップ角度は通常のシャロークランクよりも水平に近く、ディープクランクのように軽い巻き心地とナチュラルなアクションを優先する設定となっています。ラインアイはリップのほぼ中央で、アイより前のリップ部分ではしっかりと水を受け、その抵抗をアクションに換えますが、アイより後方では盛んに水を逃がすようになっています。

潜行レンジは0.5〜1.0mとかなりシャロー寄りの設定。全体水深の浅いフィールドでも中層をストレス無くトレース出来る特性は、このクランクの強みを最大限引き出してくれます。

ボディ形状

出典:エバーグリーンインターナショナル様

かなり手の込んだシルエットを持つワイルドハンチSRのボディは、オリジナルと同一のボディで、ボディ最下部にタングステン性の固定ウエイトを配置するゴージャスなセッティングはクランクベイトに大切な浮力と確保。高い浮力と低重心化を両立したボディは太いラインを背負ってもデッドスロー~ハイスピードまで幅広いリトリーブスピードに対応出来る安定感を生み出しています。

また、流れるようなボディデザインは空気抵抗が減り固定重心でも十分なキャスタビリティーをキープ。前後ヨコアイとした上でフロントフックの取付位置を少しリップ側へオフセットし、フック同士の絡みを回避した独自のフックセッティングは、リアのフックを2番手大きくする事でアクションの制御とバラシ軽減に一役買っています。

ワイルドハンチSRの特徴と長所

ここではワイルドハンチSRが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

中層でバイトに持ち込める高いバイト誘発力!

シャロークランクといえば、カバークランキングを意識して大きくてワイドなスクエアリップを搭載し、強烈なウォブルアクションでカバーを攻略するタイプのモノが主流ですが、ワイルドハンチSRはシャッドのような控え目なアクションと水平に近いスイム姿勢でオープンウォーターの中層攻略に特化した特性を持っています。中層でバイトに持ち込める高いバイト誘発力は、セレクティブで気難しいバスでも食わせることが出来る力を持ち、非常に高い実釣性能を発揮します。

タフコンデションに強いナチュラルなアクション

ナチュラルなアクションと適度にアピールする特性が特徴のワイルドハンチSRは、タフコンデションに強く、シビアな状況でもバイトに持ち込める実力を持っています。
特に、水質が急激にクリアアップした状況やプレッシャーが強く掛かる状況など、バスが強いアピールを嫌うような時はワイルドハンチSRが持つナチュラルなアクションが非常に効果的。他のクランクベイトでは無反応だったのに、ワイルドハンチSRにローテーションした途端にバイトが出ることも多く、日常的にタフな状況が続く日本のフィールドにはとても効果的なシャロークランクと言えます。

どんな巻きスピードでもきっちり泳ぐハイバランスなボディ設定!

バスという魚はその時のコンディションや状況によって反応しやすいスピードが変わるので、幅広いリトリーブスピードに柔軟に対応できる能力というのは優秀なファーストムービングルアーにとって無くてはならない性能と言えます。時として釣果を大きく左右するリトリーブスピードですが、ワイルドハンチSRは固定重心による高いボディバランスでデッドスローからハイスピードまできっちりアクションする事が可能。どのような状況でも使い続ける事の出来るスペックは、結果として多くの実績を残す事が出来ます。

先生
先生
ワイルドハンチSRは水平に近いスイム姿勢と、シャッドに近いナチュラルなアクションでバイト誘発力に特化したオープンウォーター型クランクベイトです。カバーやストラクチャーの少ない日本のフィールドにはうってつけのスペックと言えるでしょう。

ワイルドハンチSRの感想とまとめ

ナチュラルなアクションが非常に特徴的なワイルドハンチSRは、シャッドに近い特性を持ったシャロークランクです。

思い切ったレンジ設定は全体水深の浅いフィールドでも使いやすく、水平なスイム姿勢はスナッグレス性能が低めなので「いかにボトムノックさせないでリトリーブするか?」が意外と大切です。固定重心でアクションを優先したスペックにもかかわらず、レスポンスは高くありません。ブリッツのようなシャロークランクをイメージしてしまうと肩すかしを食らってしまいますが、ワイルドハンチSRの独特な個性は他のクランクでは反応がないような状況で真価を発揮するもの。

クランクベイトではバイトに持ち込めないけれど、シャッドでは弱すぎる。

このような状況では率先してワイルドハンチSRを投入してみると良いでしょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

クランクベイトの性能をフルに引き出せるおすすめタックルセッティングはこちら!!

クランクベイト中毒者が解説!釣果が変わる理想のクランキンロッドとは?クランクベイトは活躍するシチュエーションにあまり左右されず、年間を通して良く釣れるルアーとして非常に人気の高いルアーですね。 基本...
グラスロッドとは?そのメリットとデメリット、相性の良いルアーを完全解説!釣りを続けていると一度は聞いた事があるグラスロッドのお話。 現在主流になっているカーボン素材とは違い、様々なメリットとデメリットを...
本当は教えたくない!実釣性能がぶっ壊れたおすすめクランクベイト5選クランクベイトはバスフィッシングで使用するルアーの中でもトップクラスの人気を誇り、現在では様々なクランクベイトが市場に溢れています。たく...
こちらの記事もおすすめ!