ルアーインプレッション

デプス DC 400カスカベル ルアーインプレッション

バイト誘発力よりもバスを引き寄せるアピール力を重視!
手堅い基本性能とビッグバスに的を絞った作りが魅力のパワークランク!

最近は、ディープクランクが活躍するようなフィールドに足を運んでいないちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はデプスのリリースするヘビーデューティー・ディープクランク、 DC 400カスカベルの特徴と、個性的な性能、その性質について解説していきます。

 DC 400カスカベルのスペック

Length : 85.0㎜
Weight : 27.0g
フローティング
Hook : #2×2
カラー :34色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
名前が似ているので良く兄弟機と思われるDC-400カスカベルとDC300キックバッカー。見た目は非常に似ていますが中身はぜんぜん違うディープダイバーとなっています。正統派ディープダイバーとしての高い性能と、しっかりとした個性をあわせ持つDC 400カスカベルはいったいどの様なディープクランクなのでしょうか?

 DC 400カスカベルの構造と外見の特徴

ここでは DC 400カスカベルの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

DC 400カスカベルのリップ形状は、優れたボトム感知能力と高い障害物回避能力を持つポインテッドノーズ・リップと呼ばれるリップを採用しています。ディープクランクのお手本と言えるようなワイドなリップは、非常に良く水を掴んで高い潜行能力とワイドなアクション実現。ディープクランクとしては強めのアクションは、ラインの太さやリトリーブスピードに左右されずに広範囲からバスを引き寄せる事が出来ます。

リップの角度

DC 400カスカベルのリップ角はボディに対して水平に近い角度で、何ともディープクランクらしい角度と言えます。

ラインアイもリップのほぼ中央と水を受けやすい設定は、アピール力の高いワイドなアクションと、とても優秀な潜行能力を持つ反面、巻き心地自体はやや重ためです。

潜行能力は20LBで3.8m、16LBで4.0mとまさにヘビーデューティー。

使用が想定されるラインの太さを考慮したセッティングはこのクランクがいかにビッグバスを視野に入れて作られたかを物語っています。

ボディ形状

出典:デプス様

ボディ内容量を最大限に確保したスクエアボディに、樹脂タングステン製の重心移動システムを搭載し、ディープクランクとして十分なキャスタビリティを確保したDC 400カスカベル。威嚇要素の強い大型ラトルを搭載し、浮上させることでウィードや障害物をかわす十分な浮力がアクションにメリハリを与えます。近年の国産クランクベイトでは類を見ないオーバーサイズのフックセットはビッグバスとの強引なやり取りも可能で、このクランクが持つコンセプトをしっかりと表現しています。

DC 400カスカベルの特徴と長所

ここではDC 400カスカベルが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

ディープクランクとしてはワイドアクションでアピール重視設定!

本来のディープクランクは、キャスタビリティーや巻き心地要素の他にリザーバーやクリアレイクのスクーリングフィッシュを想定して作られているため、ロールアクションを基本としているモノがほとんどですが、DC 400カスカベルはディープクランクとしては強めなワイドアクションと独特のラトルサウンドで非常に高いアピール力を持っています。

この特性は特に水が濁った状況やカバー周りで有効。ウィードエリアのビッグバスにも非常に効果的で、スローにリトリーブしてもしっかりアクションし、高いアピール力を発揮する特性は通常のディープクランクと上手に使い分ける事でその実力を開花させます。

ビッグバスを視野に入れたヘビーデューティーな設計!

強引なファイトにも耐えるビッグサイズフックを装着しながら、ヘビーラインによるスローリトリーブでもおとろえないワイドウォブルと、ウィードや障害物をしっかりとクリアできる高浮力を確保したDC-400カスカベルは、ビッグバスを獲るべく開発されたヘビーデューティー仕様のディープダイバーです。

クランクベイトに限らず、ハードベイトにとってトータルバランスというのは非常に重要な要素。いくら大きなフックや太いラインを使いたくても、バランスが崩れてしまってはそのルアー本来のアクションは引き出せません。特にクランクベイトはラインやフックの影響がそのままアクションに出やすく、大幅な仕様変更が難しいルアーと言えますが、初めからヘビーデューティーに作られているDC-400カスカベルであればビッグバス相手でも強引なやり取りが可能です。

しっかりとしたキャスタビリティー性能!!

キャストしやすいボディウエイトと空気抵抗を考えたボディデザイン、樹脂タングステン製の重心移動システムを採用したDC 400カスカベルは、ディープクランクとして優秀なキャスタビリティーを持っています。

優秀なキャスタビリティーは、少ないキャスト数で効率良く広範囲を探れるためファーストムービングルアーには無くてはならない性能と言えます。特にディープクランクにとってロングキャストは狙ったレンジを長くサーチできるようになる重要な要素。戦闘力の高いディープクランクには必須と言えるでしょう。

先生
先生
正統派ディープクランクとしての性能に独自のハイアピール要素をプラスしたDC-400カスカベルはロールアクションが主体となっている他のディープクランクと比べて非常に個性的。その特性を良く理解して投入すれば非常に強力な武器になります。

DC 400カスカベルの感想とまとめ

DC 400カスカベルはディープクランクとしての高い基本性能にアピール重視のアクションや設定を盛り込んだディープダイバーと言えます。

タイトなロールアクションが主流となっているディープクランクの中では珍しい存在と言えますが、意外なほどこの個性がハマる状況はよくあります。「数は釣れないけれど釣れたらデカイ」という典型的なルアーなので、ローテーションの一角として使うか、ロマンを追い求めて男巻きしてみると面白いでしょう。

ネーミングの由来となっている”カスカベル”は実はトウガラシの名前。

rattle chiliという英名は、乾燥したカスカベルの果実を振ると、中で種子がカタカタと音を立てる(rattle)ことを意味しています。

非常にハイアピールなラトルサウンドを持つこのクランクにはうってつけの名前と言えますね。こう言ったデプスのネーミングセンスもさすがだな。と思わず感心してしまいます。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

クランクベイトの性能をフルに引き出せるおすすめタックルセッティングはこちら!!

クランクベイト中毒者が解説!釣果が変わる理想のクランキンロッドとは?クランクベイトは活躍するシチュエーションにあまり左右されず、年間を通して良く釣れるルアーとして非常に人気の高いルアーですね。 基本...
グラスロッドとは?そのメリットとデメリット、相性の良いルアーを完全解説!釣りを続けていると一度は聞いた事があるグラスロッドのお話。 現在主流になっているカーボン素材とは違い、様々なメリットとデメリットを...
おすすめディープクランク5選と釣れる使い方、理想のタックルとは?数あるルアーの中でもディープクランクというのは専門性が高く、使い手やタックルセッティングを選ぶイメージがあるので、なかなか取り組めないで...
こちらの記事もおすすめ!