ルアーインプレッション

ノリーズ アッパーカッター ルアーインプレッション

ちかみやが独断と偏見でお送りしています。ルアーインプレッションのコーナー。
本日はノリーズ アッパーカッターを掘り下げていきます。

ノリーズのアイテムには目を引く様なギミックや目新しさ、派手さはないのかもしれませんが、しっかりと設計や制作、テストを繰り返して仕上げられたであろうノリーズの製品群はアッパーカッターに限らずにロッドやルアー、全てのアイテムにおいて常にアングラーを裏切らない確固たる性能に基づいた安心感を強く感じます。

そんなノリーズが満を持してリリースしたペンシルベイト”アッパーカッター”

発売してかなりの年月が経ちましたが、改めて1人のバスアングラーとしてこのペンシルベイトを使い込んできました。

そこにあったアッパーカッターの姿はメーカーの説明文にもある通り、ペンシルベイトはこうあるべき。と思うようなベーシックの要素がたくさん詰まった、まさに王道ペンシルベイトの姿そのものでした。

今回はそんな王道をひた走るザ・ペンシルベイト、アッパーカッターの特徴を解説していきます。

出典:ノリーズ様

※アッパーカッターには3フックの128と2フックの95が存在しますが、使用感はほぼ同じなので今回は2タイプ同時に紹介していきます。

先生
先生
アッパーカッターはペンシルベイトの基本要素を高次元で備えているルアーです。今回紹介して来たペンシルベイトの中で一番オリザラに近いですね。

ノリーズアッパーカッター スペック

・スペック
Model:UPPER CUTTER 95
Type:Floating/Rattle Depth:Surface  Length:95mm  Weight:10.8g
Model :UPPER CUTTER 128
Type:Floating/Rattle Depth:Surface  Length:128mm  Weight:22.7g

以下はメーカーホームページより製品紹介文を引用します。

“UPPER CUTTER”
「アッパーカッター」

追われる小魚のナチュラルスプラッシュ波動と音の集魚効果を合体させたアピール力が真骨頂の王道ペンシルベイティングを追求したのが「アッパーカッター」。スライディング波紋を作り続けるために決してダイブしないボディバランスと、水面をえぐるようなカービング波動を生み出すシェイプドボディ。さらに重低音ラトルボールのセッティングで多少の波や深めのスポットなど、通常のペンシルではアピール不足になるようなシーンでもディープからバスを誘い上げてバイトさせます。スリーフックを装備する「128」はビッグバスレイクや大型ベイトフィッシュのいる沖目のオープンエリア、ディープクリアレイクで活躍。着水音コントロールとテクニカルキャストがしやすい「95」はオープンエリアはもちろんオーバーハング攻めにまで幅広く対応するアイテムです。

BIG BALL RATTLE
テールウエイトは前後方向のラトルルームに単発のビッグボール。スライドと同時に重く、響き渡るウンドで広範囲にアピール。

 

 

SHAPED BODY
フロントフック周りをフラットに張り出させたシェイプドボディ。左右へのクイックな切り返しと、水をえぐるようなスライドを作り出す。

 

出典:ノリーズ様

アッパーカッターの特徴

ここではアッパーカッターの秀でた特徴やストロングポイントをご紹介していきます。

それぞれの強みや特徴を理解していれば、効率良くそのルアーの利点や性能を引き出すことでルアーローテーションに幅を持たせることが出来るようになります。

アッパーカッターの構造的特徴

出典:ノリーズ様

アッパーカッターは下向きアイで、かなり水を逃がしやすいアゴの形状をしていますね。

アッパーカッターはその名が示す通り、アゴの部分を大胆に切り落としたような形状をしており、下向きアイ、水平な浮き姿勢と相まってかなりスケーティングが得意なボディシェイプをしています。

アッパーカッターのボディ形状で一番特徴的なのは、フロントフック周辺のお腹周りが少し出っ張っているようなボディ形状ですね。これがあることでお腹に水を受けてアングラーの意図以上にスライディングをし過ぎないよう工夫されています。

ここの出っ張りに水を受けてスライド幅を調整し、ドックウォークをしやすくしています。

アングラーの意のままに操れる操作性

アッパーカッターの大きな特徴の一つに大変リニアな操作性が挙げられます。

操作性に関して言えば、数あるペンシルベイトの中でもトップクラスに分類される位、アングラーの意思を汲み取り、ロッドワークに機敏に反応してくれます。

ラインスラッグを多めに出した強めのアクションには力強くワイドなドックウォーク、ラインを張り気味にし、小さく連続したアクションならスライド幅の小さい連続ドックウォークを容易に使い分ける事が出来ます。

単発のビッグラトルを搭載

アッパーカッターのもう一つの特徴に大型のシングルラトルを搭載しているというポイントがあります。

純粋なペンシルベイトで大型のラトルを搭載しているペンシルベイトというのは意外と少なく、特に2フックモデルのアッパーカッター95はそのサイズで大型ラトルを搭載しているペンシルベイトはなかなか見当たらない為、かなり貴重な存在と言えます。

ボディサイズに対しやや弱めのアピール力

アッパーカッターはボディサイズが大きいので意外に思うかも知れませんが、ペンシルベイトとしてのアピール力は同じ様なボディサイズを誇るスーパースプークなどと比べると少し控えめな設定になっています。

おそらくはメーカー側が意図してアピール力を抑えているように思います。その大型のボディサイズとバランスの影響でスプラッシュ自体は出しやすいですが、大きなスプラッシュは出にくい設定になっているようで、サイドスプラッシュだけを見ればひと回りボディサイズの小さいオリザラの方が立派なスプラッシュを演出する事が出来ます。

アッパーカッターを使った個人的感想と活躍する場面

アッパーカッターはそのボディサイズに見合わず、かなりナチュラルなアピール力なので、大柄なボディによる水押しやラトル音でバスに気付かせた後、存在感のあるボディで視覚的にアピール出来るように使う事がアッパーカッターの特徴を最大限に活かす方法ではないかと思います。アッパーカッター自体もドックウォーク時の首の振り幅とターンが大きく、小気味よいスピーディーな連続ドックウォークよりもゆったりとしたドックウォークの方が生き生きと動きますので、しっかりとバスに見せてあげる使い方が正解ですね。

アピール力にあまり期待できないペンシルベイトである以上、他のペンシルベイトと同じく、ラフウォーターや水の濁りなど、高アピールを必要とするシチュエーションでは存分に実力を発揮出来ない為、出しどころには気を配ってあげましょう。この様な特徴のペンシルベイトは他に無いので、数種類用意したペンシルベイトの中で状況に合わせローテーションの一角として使うと非常に効果的です。

先生
先生
アッパーカッターはボディサイズに似合わず、より食わせにフォーカスしたペンシルベイトということですね!このサイズで食わせのペンシルベイトと言うのは他に見当たらないので一つ持っていると重宝しますよ。

まとめ

2フック仕様でボディサイズの小さい95は他に替えの効かない個性を持っています。

今回もちかみやの個人的なルアーインプレッションに最後までお付き合いいただきありがとうございました。

誰にでも使いやすくてアングラーに優しい王道のペンシルベイト、アッパーカッターはいかがでしたか?

ボディサイズを見る限りでは先に紹介したヤマトのスペック2やスーパースプークの様な高アピール系のペンシルベイトと誤解しがちですが、実際にはナチュラルなアピール力を武器とする食わせ系の要素が強いペンシルベイトでした。

特に先ほども紹介した弟分の95の方はアクションとラトル音、使いやすさのバランスがとても良く、個性的な特徴も多いので個人的にはローテーションの一員として気に入っています。

皆さんもしっかりとノリーズイズムが息づいたペンシルベイト、アッパーカッターをローテーションの一角として迎い入れてみてはいかがでしょうか?

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