ルアーインプレッション

レーベル スプーンビルミノー ルアーインプレッション

早春の春待ちバスに効果絶大!
数あるロングビルミノーの原点になった伝説のルアー!!

ロングビルミノーといったらリバイアサンのちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的なルアーの構造と形状、実際に使用した感想と独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回はラリー・ニクソンの逸話であまりにも有名なロングビルミノー、レーベル スプーンビルミノーにフォーカスしてみたいと思います。

レーベル スプーンビルミノー【D20】のスペック

Length : 115㎜
Weight : 14g
フローティング
Hook  :#4×2
カラー :10色

先生
先生
レーベルのスプーンビルミノー、実はしばらく前に廃盤になっています。ラトルが入っているものなど、様々なサイズや派生モデルがありました。本来は誰でも手に入れられる現行品のみをインプレするスタイルでしたが、ロングビルミノーを語る上でどうしても外せないルアーだったので、今回は特別に取り上げる事にしました。

レーベル スプーンビルミノーの構造と外見の特徴

レーベル スプーンビルミノーの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。非常にシンプルながらもバランスの良い作りは、さすが伝説のロングビルミノーといった感じですね。

リップの形状

レーベル スプーンビルミノーのリップ形状はその名の通り、アイスクリームを食べる時に使うスプーンのような形状です。一見するととてもワイドで、いかにも水を掴みやすい形をしていますが、先端に取り付けられたアイの位置と優れたボディバランスのおかげでそこまでは引き抵抗も強くなく、一定の深さまでは効率良くグイグイと潜ります。

リップの角度

リップの角度はボディに対してかなり水平気味な角度で取り付けられています。この角度は一定のレンジまで潜るとボディが水平姿勢になって、早く引くとリップの左右から水を逃がすのでリップのサイズや角度の割にはそれほどワイドなアクションにはなりません。潜行深度は2.1-2.7mの設定ですが、実際には2.5mに届くかどうか?といったところです。

ボディ形状

レーベル スプーンビルミノーのボディ形状は非常にスリムで、水を逃がしやすい形状になっていて、ボディ表面にはレーベルお得意の”クロスハッチ処理”が施され、さらに水を逃がす工夫がされています。オリジナルモデルのスプーンビルは非常にシンプルな内部構造のため、決してレスポンスが良い方ではありませんが、スローにリトリーブするとノタノタと独特のスイムアクションを見せます。

レーベル スプーンビルミノーの特徴と長所

ここではスプーンビルミノーが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

国産ルアーには無いトリッキーなアクション

レーベルスプーンビルミノーの特徴といえばその筆頭はやはり独特なトリッキーアクションでしょう。本来はただ巻き用のクランキンミノーとして作られていますが、ひとたびジャークを加えると非常にトリッキーなアクションをします。浮力が高い割にはボディ重量が軽く、大きなリップはある程度水の抵抗を受けるので結果的に不安定になりやすく、イレギュラーなアクションが発生しやすい特性になっています。

ファーストリトリーブからスローまでしっかり泳ぐ

優秀なルアーは総じてリトリーブスピードの対応幅が広いように、スプーンビルミノーも様々な巻きスピードに対応することが出来ます。かなり早い巻きスピードには対応出来ませんが、通常のリトリーブスピードならキビキビとしたスイムアクション、スローに巻けばノタノタとした大振りでアピール力が強いアクションを見せます。特に早春にはスプーンビルミノーのスローな大振りアクションが効果的な事が多く、その潜行深度と相まってシャローに上がる前のプリスポナーを狙い撃つ事が出来る貴重なルアーとなっています。

ポンプリトリーブで真価を発揮するボディバランス

レーベルのスプーンビルミノーといえばポンプリトリーブといえるほど、このルアーにとってはポンプリトリーブがベストなアクションと言えるマッチングを見せます。ロッドを煽ってアクションを付けるこの動作はリーリングよりも一定のスピードでルアーを泳がせる事ができ、よりナチュラルなアクションになります。ロングビルミノーのポンプリトリーブといえば春のイメージが強いですが、実際には秋口にも非常に強力なメゾットで、しっかりルアーを“止めてあげる”事が春、秋に関わらず釣果を伸ばすコツになります。

先生
先生
若いアングラーの方はこのルアーを知らないという方も多いかもしれませんね。レーベルのスプーンビルミノーはロングビルミノーの基本が詰まったまさに”名品”になっています。お世辞にも飛距離が出るルアーとは言えませんが、巻いて良し、止めて良し、ジャークして良し、の3拍子揃った優秀なルアーです。

レーベル スプーンビルミノーの感想と今回のまとめ

今から約30年前にラリー・ニクソンとのコラボによってポンプリトリーブとロングビルミノーの威力を日本のお茶の間に広めたレーベルスプーンビルミノー。
後に「即ワゴン行き」となってしまったこのルアーも、その存在がなければ、ダイワのT.D.ミノーやステイシー、キッカーイーターといった、名作と呼ばれる国産ロングビルミノーの誕生もなかったと言われています。

現在では廃盤になってしまったため、新品を手に入れる事は難しくなってきましたが、黄色い看板のお店やネットの個人販売ではまだまだ叩き売りに近い値段で手に入ります。古いルアーなのでさすがにキレイな状態のモノはなかなかありませんが、この手の名品は後々デットストック品が高額で取引される可能性、大です。(笑)

冗談はさておき、有名なところでは旧ウィグルワートやラトリンログなど、旧式の優秀なルアーは時として後にその実力が見直され、高い人気を集めてたりします。もちろん、この現象は旧式のルアーが現行品とは違う個性を持っている上で、確かな実釣性能を有しているからなのですが、今回紹介したレーベルのスプーンビルミノーも、その旧式ルアーたちと肩を並べるような性能を確実に持っています。

もし、ふと立ち寄った中古の釣具屋さんで佇むスプーンビルミノーを見かけたら、そっとレジまでエスコートし、連れて帰って見たらいかがですか?

今ならおそらく、200円くらいで手に入るハズです。

安価で手に入れた名品が、いつしか見直される時を待つ。

そんな楽しみ方が出来たなら、あなたも一流ルアーコレクターの仲間入りです。(笑)

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

探してみたら僅かながらデットストック品がありました。


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