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バスが湧く!釣れるジャークベイトの基本とコツ、使い方を徹底解説!!

本場アメリカではクランクベイトやスピナーベイトと並び、最もポピュラーなサーチベイトであるジャークベイト。

ハードベイトにしては中層で止める事が可能な上に、オンリーワンの特性をたくさん持っています。時として他のルアーをはるかに上回る釣果を出せるジャークベイトは、アングラーの技量で性能が大きく変わり、扱い方次第で釣果が変わるルアーでもあります。

日本のフィールドではややマイナーなイメージが強く、その実力をいまいち認識されていないジャークベイトですが、今回は使い方一つで大きく結果が変わる魔法のルアー、ジャークベイトの性能を100%引き出す基本的な使い方と釣果を伸ばすコツを紹介したいと思います。

ジャークベイトは持っていますが使った記憶がありません。どこでどう使うと効果的か良くわからないし・・・
先生
先生
ジャークベイトは様々なシチュエーションに対応出来る懐の深さがあり、使い方によっては凄まじい実釣性能を誇るルアーです。使わないのはもったいないですよ!

Contents

ジャークベイトとは?

ジャークベイトとはミノーの中の一つになります。

ミノーの中でもジャーキングアクションに対応し、ジャークする事によってその性能を発揮するルアーのことを”ジャークベイト”、ただ巻きやトゥイッチで使用するものを”ミノー”と、使い方によって呼び分ける事がありますが、正確な線引きはありません。アングラーである皆さんがジャークして使えばどんなミノーでもジャークベイトになります。そのミノーがジャークベイトとして作られたルアーなのかどうかは正直なところ、慣れていないと見た目だけで判断するのは難しいので、製品の箱書きやメーカーのサイトなどで実際のコンセプトや使い方を調べてみてから手に取ると良いでしょう。

出典:メガバス様

ジャークベイトといえば、メガバスのワンテンが有名ですね。
世界でも認められたその実力は日本のフィールドにおいても健在で、その使用率が実力の高さを物語っています。

ジャークベイトの使い方(ジャークのやり方)

ジャークベイトはミノーなので、ただ巻きやストップ&ゴー、ポンプリトリーブやトゥイッチでも十分釣果を得られますが、本当の性能はジャーキングアクションによって引き出せます。ここではジャークベイトに命を吹き込む”ジャーキングアクション”について解説してみます。

ジャーキングはルアーをある程度潜らせた後、ロッドワークによってジャークベイトを左右にダートさせるアクションを指します。

具体的には・・・

①ラインが少したるんでいる状態で、②ロッドを50~60㎝ほどルアーの位置とは逆方向に、ラインをはじくようなイメージで2,3回強く、早く煽りアクションさせます。③アクションによってたるんだラインを①の状態までリールで巻き取り、②ロッドを50~60㎝ほどルアーとは逆方向にラインをはじくようなイメージで2,3回強くあおりアクション・・・

この繰り返しです。

「バシッ、バシッ、ポーズ。バシッ、バシッ、ポーズ・・・」

こんな感じですかね。

言葉で表現しても伝えきれない部分もあるので、知り合いに実際にやってもらったり、動画などで確認すると良いでしょう。

大切なのは②のアクション後、ロッドを少しルアー側に戻して意図的にラインのたるみを作ってあげる事です。③の時に少し待ってポーズを入れると非常に有効なので、バスの反応を見ながらポーズの時間を変えてみると良いでしょう。

先生
先生
中にはポーズさせると見切ってしまうツワモノもいます。そのような時は早いスピードのただ巻きやノンストップのジャークアクションが効果的ですよ!

ジャークベイトの性能を引き出す!釣るためのコツ

ジャークベイトをもっと釣れるルアーにするためには、少しコツがあります。これから紹介するテクニックは簡単に実践出来るので、ジャークベイトをキャストする際には試してみると良いでしょう。このルアーはちょっとした違いが大きな差を生むことがあります。

ジャーク時のダート幅を意識する

ジャークベイトはジャーク時の力加減である程度ダート幅を調整出来ます。

まるで瞬間移動のように左右へ大きくダートするアクションからその場で首を左右に振る様なものまで、アングラーの操作一つで大きくアクションを変化させられるジャークベイトはバスの活性やコンデションに瞬時に対応出来る能力を持っています。その時の状況やシチュエーションによってアクションの強弱をつけることが釣果への最短ルートになります。

様々なポーズ時間を試す

ジャークベイト最大の特徴として、ハードベイトにもかかわらず、中層で止められるという特性があります。(サスペンドモデルのみ)

この特徴によって、通常のハードベイトでは太刀打ちできない程、バスが低活性でスローな状態でもジャークベイトであれば釣果につなげることが可能です。その時のバスの状態や活性に合わせてルアーを止める(ポーズさせる)時間を変える事でさらに釣果は倍増し、タフタイムこそ他のハードベイトでは決してマネの出来ない圧倒的な釣果をたたき出す事が可能となります。

O.S.Pのヴァルナは基本性能が高く、使いやすい優秀なジャークベイトです。もし、使うジャークベイトで迷ってしまったら、自然と手が伸びる信頼感もあります。

追っているベイトフィッシュのサイズとルアーのサイズを合わせる

ジャークベイトはシルエットがとても大切なルアーです。ジャークベイトが活躍する低水温期やタフタイムはワカサギやモロコなど比較的小さめのベイトフィッシュを偏食している事が多いので110㎜レギュラーサイズのジャークベイトよりもひと回り小さいサイズを試すと結果が出しやすくなります。
ジャークベイトはレギュラーサイズの110㎜とひと回り小さい80~90㎜前後のサイズが一般的なサイズになっています。その時の状況に合わせて使い分けると釣果は倍増しますよ!

風が吹いている時はチャンス!

ジャークベイトはフィールドコンデションを選ばず、どんな状況でも釣れるルアーですが、特に風が吹いているシチュエーションではその実力が跳ね上がります。風向きは特に問いませんが風の当たるウエンディーサイドだと最高のパフォーマンスを発揮し、たくさんのバスを連れて来てくれます。

先生
先生
ベイトフィッシュ×風の法則が、ジャークベイトで最も効果的なシチュエーションです。風が吹いていたらジャークベイトをキャストしましょう。直ぐに結果はついてきますよ!

ジャークとトゥイッチの違い

ジャークとトゥイッチの違いは良く議題に上がりますが、基本的には同じアクションになります。ジャークとトゥイッチを直訳するとどちらも「けいれん」という意味があり同義語となっています。アクションの強弱でジャークとトゥイッチを使い分ける事が多いですが、間違いではありませんし、大体のアングラーさんはその様な認識になっています。

本来の違いは

広範囲の魚にアピールして、バスを引き寄せるアクションがジャーク。

そこにいるバスをバイトさせるアクションがトゥイッチ。

この様な使い分けが一番わかりやすいジャークとトゥイッチの使い分けになります。

ジャークベイトが最強になる時期とシチュエーション

ジャークベイトの王道と言えばラトリンログ。使いこなすには少しコツが必要となりますが、しっかりアクションさせた時の実釣性能は最新のモデルに負けないような個性と爆発力があります。

ジャークベイトは年間を通して良く釣れるルアーですが、晩秋から春にかけての低水温期にとても有効なうえ、アフター以降のサスペンドバスにも絶大な威力を発揮します。ここではは特に強さを発揮する低水温期とアフター以降のジャークベイトの使い方の具体例を解説します。

先生
先生
ジャークベイトのサイズは先ほども触れた通り、その時メインベイトになっている魚のサイズに合わせるのが基本となっています。どこのフィールドでも低水温期にはワカサギなどの比較的小さめ、アフター以降はオイカワなど大きめのベイトを追っている事がほとんどなので、ルアー選択の参考にしてください。

11月~3月、低水温期のジャークベイト

ジャークベイトが一番活躍するのは晩秋~春にかけての低水温期です。

この時期は、シャッドプラグやワームなどのソフトベイトではアピール力が弱く、ディープに落ちて数の減った一級ポイントのバス達には効率良くアピールする事が出来ません。

また、バスは動きがスローになっていることが多く、クランクベイトやスピナーベイトなどの動きの早いルアーには反応出来ない事がほとんどです。

その様な状況が多い低水温期はジャークベイトの強さが光ります。

適度なアピール力があってサスペンドモデルを使えば水中でもポーズが可能。スローなバスがルアーにバイトするまでの時間を作れるジャークベイトは低水温期にこそ真価を発揮するルアーと言えます。

低水温期にジャークベイトで釣るためのコツは、ジャークは弱めに、ポーズ時間を長くとる使い方が非常に有効です。

5月~アフター以降のジャークベイト

アフタースポーン以降のバスにはフローティングのジャークベイトが有効です。

この時期のバスは水深5mあるポイントの水面から1mのところなどにポジショニングしていて、スポーニングの疲れからか、非常にセレクティブになっています。浅めの水深で上を見ている事が多いのですが、トップウォーターに反応するほどアクティブでは無く、攻め手に欠けやすくなりがちです。しかしながら、この時期のバスは下から上に浮き上がるモノへ非常に反応しやすく、フローティングのジャークベイトを用いた攻略がとても有効な一手になります。

状況によっては一人だけ1キャスト1キャッチという事も珍しく無く、ジャークベイトの爆発力を体感出来る時期でもあります。

この時期に釣果を重ねるコツは使用するジャークベイトの浮力を細かく調整してあげる事です。ラインやルアーチューニング用の板オモリを使って一番反応の良い浮きスピードを探し出しましょう。

ジャークベイトの基本セッティングは上記した2パターンになります。他の時期でもその状況やシチュエーションによってこちらの2パターンを使い分ける事でたくさんのバスに出会うこうが出来ますよ。

バスが湧く!釣れるジャークベイトの基本とコツ、使い方 まとめ

ジャークベイトはトップウォーターなどと同じく、アングラーに操作されて本領を発揮するルアーです。操作するという部分ではワームの釣りと共通する部分が多く、ライトリグの名手として知られるエキスパートアングラーでも実は隠れたジャークベイト使いであることが意外とあります。本場アメリカでは一流のサーチベイトとして認められその実力はホンモノなので、機会があれば是非皆さんの力でジャークベイトの実力引き出してみてください。使い込めば使い込むほど、きっと心強い味方になってくれると思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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