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2019/10/06金魚釣堀釣行記?子供用釣堀で本気を出した結果

当日のフィールドデータ
2019/10/06 11:50~12:50
天候:曇りのち雨 前日は晴れ&強風
気温:20℃ 前日より下降
水温:25℃ 前日と同様?
水質:ほぼ通常通り?
水量:たぶん平常
風: 西からそよ風だけどたぶん関係なし

最近週末の恒例になりつつある朝練終了後、自宅の用事を済ませた後に家族サービスの為、子供たちのリクエストにあった、近くの室内釣り堀に挑戦してきました。

意外と奥が深かったので釣行記?としてここに書き留めておきたいと思います。

本当は朝が早かったので家でゴロゴロしながら昼寝して、あわよくば夕マズメでリベンジしたかったんですけどね。

皆さんが、ちかみやと同じ様に家族サービスの際、釣り堀などで家族やお子さんに魚を釣らせて釣りの楽しさを教え、釣りに行くことの正当性を説く時の参考、または父親としての威厳とプライドを保つ為に実力差を見せつけるときなどに活用して頂けたら幸いです。(笑)

室内釣り堀メイン池の様子。ローライトコンディションに混雑するのは一般的なフィールドと同じですね。(笑)

とりあえず1時間分の料金を払って子供たちが楽しんでいる間に、ちかみやはメイン池の観察に出かけます。

いやー。見ているだけでけっこう面白いですねぇ。

ロッドさばきを見ただけでも、その釣り人が魚釣り経験者なのかであったり、釣り自体が上手い人なのか、これから伸びてくる人なのかだいたいわかります。

特に魚のアタリにフッキングを試みて合わせたけれど、空振りしてしまった時。空振りして天を仰いだロッドを、すかさず振り戻す仕草を無心で出来ている方はホンモノですね。

そうこうしているうちに子供たちは全然釣れずに10分でギブアップ(笑)

ここでは釣れた魚に応じてポイントを貰え、最後にお菓子と交換してくれるので、子供のお土産の為に、ちかみやが挑戦します。

水質はボトムが丸見えのクリアウォーターですね。

先ずは通常のセッティングで様子をみます。

水がクリアで魚の状況が見えてしまうので、ウキとエサ、両方を見ながら反応をうかがいますが、魚がバイトしたにもかかわらず、ウキが仕事をしません。

釣り堀というのは非常に閉鎖的な水域で、そこに住む魚達は絶えず釣り人に狙われている為、スレ方が半端ないんですね。常にエサに対しての不信感を持っていて、口にしても吐き出すのがもの凄く早いので、ウキに反応が出るころには、とっくにエサを吐き出した後なんです。

おまけに今回お借りしたタックルに使われていたウキは、高浮力の玉ウキだったので決してレスポンスが良いとは言えません。

ちかみやは先ず魚アタリに対してのレスポンスを上げるためにウキ下の調整を試みます。

ロッドをボトムにつけて水深を測っている図

基本的に入っている魚達はフナやコイ系なのでボトムすれすれにウキ下を合わせます。

こうする事で余分なラインのたわみが無くなり、ウキがダイレクトに反応するようになります。

ここの釣り堀は撒きエサと引っ掛け釣りが禁止(釣り堀では当たり前)の為、ひとまずはエサをたくさん打ち返し続けて、魚達をちかみやの周囲におびき寄せます。

さらに注意して観察すると、アベレージサイズの魚達に対して釣り針と支給されているエサが若干大きい様で、なかなか口に入っていきません。なのでここでも少し工夫します。

エサを小分けにして、使う分だけのエサを元の大きさよりも約半分のサイズに加工し、あらかじめ水につけて柔らかくする事で、魚達が無理なく吸い込めるエサを作ります。

さすがにフックは交換出来ないのでエサ付けを工夫。今までは針先にエサを乗せていましたが、針先が出るようなエサ付けに変更しました。

同じフナの仲間であるヘラブナ釣りは、エサの付け方でかなり釣果に差が出たりします。

この時点でかなりバイトを拾いやすくなって、ペースが上がって来ましたが不思議なことに一定の確率で今度はスレ掛かりする魚達が目につきます。

周囲の方々も同じ位の確率でスレ掛かりしているので、もう一度よーく水の中を観察すると面白い事に気付きました。

ここの魚達はフォール(沈んでいく)エサにしか反応していません。

ローライトコンディションが影響しているのかどうか分かりませんが、魚達のレンジはけっこう浅めです。

沈んでいくエサを上から追いかけているので、ハリを上げようとすると身体のどこかに引っ掛かってしまいスレになっているみたいです。

その事実を発見したちかみや。今度はオモリの位置を調節してみます。

元々のオモリとハリの位置

 

左の赤マルがヨリモドシとオモリ、右側で見切れているのがハリ

リーダー(ハリス)を出来るだけ長くとることで、ゆっくりとフォールするように調整します。

ここまで来るとほとんどフォール中にバイトしてくる為、ウキが不要になってしまってサイトフィッシングとラインの動きだけでバイトを取っていきます。

 

フッキングもバッチリ閂(かんぬき)に掛かっています。

金魚池では高ポイント扱いのコイもたくさん釣れました。

その後は約2~3投に1匹。だいたい30秒に1匹位のハイペースで釣れ続け、最終的には約50分で65匹の釣果になりました。

釣りの最後、店員さんに釣れた魚達をポイントに換算して貰う為に、魚達の数を数えて頂くと、同じ時間に終了を迎えた隣の方が声を掛けてくれて、ちかみやはその方の約2倍釣っていると教えてくれました。

隣の方もかなりの手練れのように見えましたが、パターンがハマるというのは恐ろしいですね。

正直、室内釣り堀は今までもっと子供向けで簡単に釣れるところだと思っていました。

確かにちかみやの子供でも簡単に釣れる魚はたくさんいましたが、突き詰めようとするととても奥が深く、ゲーム性が高い釣りでした。

余りにも夢中になってしまった為か、台にひじを付き、前のめりになって釣りをしていたので、ちかみやのひじに金魚用の練りエサがこびりつき、カピカピに乾いてしまっていたのを家に帰ってから気付きました。(笑)

本業のバス釣りもこのくらい釣れるといいんですけどね。

以上で室内釣り堀の金魚に大人げなく全力でぶつかっていった、無駄に釣り歴の長い男の話は終了になります。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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