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ミドストを確実にマスターできる!釣果に差が出るタックルとおすすめロッド5選

春先から晩秋まで、常にキーとなるミドルレンジ。

安定した水温と外部からの影響を受けにくいポジションは年間を通してやる気のあるバスをストックしやすいレンジですが、どんなルアーでもアプローチできる水深はプレッシャーも高く、セレクティブなビッグバスをバイトに持ち込むにはナチュラルなアピールと優秀な食わせ能力を持つミドストが非常に有効となります。

もはや中層攻略の最終兵器とも言えるほど高い実釣性能を持つミドストですが、一般的には上級者向けのテクニックとして知られています。マスターするにはそれなりの経験やスキルが必要とされていますが、実際にはタックル次第で難しさが大きく変わり、しっかりとしたタックルを選べばかんたんにマスターする事が出来ます。

今回はそんなミドストをかんたんにマスターするためのタックルセッティングと、おすすめのロッドを5つご紹介します。

ミドストといえば上級者のテクニック!難しいイメージが強いですねw
先生
先生
ミドストはタックルセッティングでやりやすさが大きく変わります。専用のロッドはコツを掴みやすくすぐにマスター出来ますよ!

Contents

ミドストを極めるための理想のロッドスペックとは?

出典:レジットデザイン様

ミドストがロッドに求めるスペックは意外と高め。各メーカーがこぞって専用ロッドをリリースするだけの力がこのリグには宿っています。

ロッドの操作でラインスラッグを作り、リグを中層でとどめるミドストには理想とするロッドスペックがあります。一定のレンジをキープし続ける事がミドストで釣果を伸ばすコツとなるので、以下の特性をしっかり満たしているか確認しましょう。

操作しやすいロッドレングス

ミドストはシェイクしながらリグとラインをコントロールするメゾットのため、ミドスト用のロッドに求められる性能のなかで最も大事なのがシェイクしやすさです。基本的にはロッドの先端を上向きにしてロッドアクションをつけるので、ロッドの長さ(レングス)は非常に重要なファクターとなります。

ロッドの長さは「取り回しの良さ」や「操作性」「キャスタビリティー」など様々な要素に影響を与えますが、操作性が重要なミドストには長くても6.4ft程度がトータルバランスに優れ扱いやすく感じます。体格やフィールドのシチュエーションにもよりますが、これ以上長いロッドではジグヘッドの重みを感じにくくなるので、アングラー自身のスキルや経験が必要となってきます。

ラインスラッグを出しやすいテーパー

ミドストはラインスラッグを操るメゾット。ラインスラッグを出しやすく、出したラインスラッグを思い通りに操作出来るテーパーが理想となります。

中層でリグをただよわせるために、通常のライトリグよりも多くのラインスラッグを必要とするミドストは一般的なライトリグ用のロッドよりもレギュラー寄りのテーパーがベスト。

ファーストテーパーよりも手前(リール側)で曲がりはじめるレギュラーテーパーはロッドティップ(ロッドの先)の曲がる幅が大きくなり、ラインスラッグを作りやすく、大きなラインスラッグを操作しやすくします。

また、ロッド自体が曲がりやすい特性は軽量なライトリグをストレスなくキャストする事が可能で軽めなリグを使うことの多いミドストには好都合。感度と絶対的な操作性で劣るレギュラーテーパーはスピニングタックルには向いていないと思われがちですが、何も無い中層を主戦場とするミドストにはライトリグ=感度が大切という図式は当てはまりません。

軽いリグでもキャストしやすいロッドパワー

0.4~1.8g程度のジグヘッドに3~4インチのストレートワームをセットする事が多いミドストはお世辞にもロングキャストができるリグではありません。

しかしながら「中層を横に誘う」ミドストにとって可能な限りのロングキャストはそのままアドバンテージとなり、軽いリグをロングキャストできるロッドパワーはミドスト用ロッドにとって外すことの出来ないファクターと言えます。

具体的なロッドのパワーとしては、UL~Lくらいまでであれば一般的に使用するミドストのセットアップにほぼ対応が可能。琵琶湖などで使用頻度の高い6インチ程度の大きなワームを使う場合にはMLクラスが使いやすいでしょう。

また、ライトリグながらビッグバス率が非常に高いのもミドスト特有の特徴。軽いリグでもキャストしやすいソフトなティップにビッグバスにも負けないバットセクションを合わせ持ったロッドが理想と言えるでしょう。

ミドスト用のロッドって一般的なライトリグのロッドと違ってかなり特徴的なスペックなんですね。
先生
先生
ミドストはリグの操作自体が特殊なのでロッドスペックもかなり独特です。ミドスト専用のロッドを用意するのはためらってしまいますが、レギュラーテーパーのスピニングタックルはシャッドプラグなど小さいプラグとの相性も良く、イメージしているよりも使い回しが効きますよ!

ミドストにおすすめ!専用ロッド5選

それではここで、ミドストにフォーカスして作られた専用のロッドを5つご紹介します。
ここで取り上げた5本は全て実釣で使用しましたが、オールマイティーなスペックのスピニングロッドとは使いやすさの次元が違います。ミドストが持つ本当の実力を体感したいと思うのであれば一度は使って頂きたいロッドばかりです。

フェンウィック リンクス LINKS64SULJ


元祖ミドスト用ロッドといえばフェンウィック。そんなフェンウィックがリリースするリンクス LINKS64SULJは高いコストパフォーマンスとミドスト専用設計で非常に高い戦闘力を持っています。伝統の中弾性ローテーパーシャフトと専用セッティングしたガイドは効果的なラインの緩みと優れた巻き感度を両立。ミドストスペシャリストが実践するリズミカルで規則正しいティップの振り幅をイージーに作り出せるロッドとなっています。どのロッドよりも使いやすい特性はミドストを一日中続けても疲れにくく、軽いながらもしっかりと粘るブランクは軽量ルアーのキャスタビリティーにも優れる上、突然のバイトにもフレキシブルに対応し、確実にフックアップする実力を持っています。

レジットデザイン ワイルドサイド WSS64UL


ミドストスペシャルとして開発されたこのロッドはリグをロールさせやすい繊細なティップと理想的なフッキングを実現するベリー、バスを寄せる強いバットを1本のブランクにまとめ上げ、しなやかさとパワーを両立させたブランクが印象的。ミドストがやりやすくなる専用ガイドセッティングやグリップレングスなど、全てがミドストという技術をマスター、あるいは極めるために使いやすいデザインとなっています。

アブガルシア ホーネットスティンガー プラス HSPS-651L+


アブガルシアお得意のナノカーボン素材を採用したブランクス設計により、大きな振り幅のシェイクから、細かいシェイクまで思い通りにラインスラッグを操作でき、手に取るようにジグヘッドをコントロール出来る特性がこのロッド最大の特徴です。最大3.5g程度のジグヘッドに対応する抜群の汎用性で表層直下からボトムまで幅広く攻めることが可能なスペックは、ミドストだけではなくハイシーズンの虫系ルアーにも対応。1年を通して出番の多いロッドに仕上がっています。

シマノ エクスプライド 265UL+


レギュラーファーストテーパーのーロッド特性で、軽い力でもティップが大きく振れてラインスラックが発生しやすい性格のエクスプライド 265UL+は、今回紹介したロッドに中でもトップクラスのバーサタイル性能を持っています。ミドストはもちろん、ネコリグやジグヘッドワッキー、スモラバなど、シェイクを多用するライトリグとは抜群の相性を誇り、ULのフィネスな操作性にビッグバスに対応可能なバットセクションを組み合わせた非常に攻撃的なフィネスロッドは様々なシチュエーションで強い味方となります。

エバーグリーン コンバットスティック・フェイズ PCSS-64UL 


独自のテーパーデザインとガイドセッティング、グリップセッティングの絶妙なトータルバランスでコントロール性能に優れ、中層攻略の中で最も難しいテクニックのひとつにあげられるミドストに完全対応したドリフトマスターは、非常にセンシティブな操作性と感度が特徴的なロッドです。リグの状態が手に取るように分かる感度と操作性は本来「待ち」の釣りになりがちなミドストの釣りをコチラから「掛けていく」攻撃的な釣りに変えてしまうほど。ミドスト用ロッドとしてほぼ完璧なスペックは、ミドストだけでなく、リフト&フォール、スイミング、フォーリング等の中層攻略テクニックはもちろん、表層のピクピクやI字引きまで、近年のタフなフィールドコンディションを攻略するために欠かせないスーパーフィネステクニックにも高次元で対応します。

ミドストに最適なリールスペック

出典:ダイワ様

ミドストはロッドでラインスラッグ作り出し、リールでラインスラッグを回収します。基本的にはラインスラッグを回収するだけなのでハイギヤリールがベストと言えますが、ミドストの命でもあるラインスラッグの管理は非常にデリケート。ラインスラッグが足りない状態ではリグが浮き上がってしまい、ミドストで最も大切な一定のレンジをキープが難しくなるばかりか、リグ自体の姿勢も崩れてしまうのでバスからの反応が遠のいてしまいます。

以上のような理由から、なれないうちはギヤ比の低いリールを使用し、レンジコントロールのコツを掴んだら、ハイギヤリールに挑戦してみると良いでしょう。

ミドストに最適なライン

ミドストにとって、ラインはとても重要な役割を持っています。一般的にはフロロラインの使用率が高く安定した性能を発揮しますが、最近主流のPEやナイロンラインは「水に浮く」ので非常にレンジキープがしやすい特性があり、その種類によって様々なメリットがあります。

フロロラインのメリット

ミドストと一番相性の良いラインはフロロカーボンラインになります。伸びが少なくロッドアクションをダイレクトにルアーへ伝える性能は感度面でも優れ、かすかに感じるジグヘッドの重さからリグの姿勢や状態を知る事が出来ます。水中での可視率の低さと水切れの良さはステルス性も高く、セレクティブなサスペンドバス攻略にはうってつけと言えます。

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ナイロンラインのメリット

感度と操作性が大切なライトリグにとって一番不向きなナイロンラインですが、水に浮きトラブルの少ない特性は非常にミドスト向き。軽めのジグヘッドとの組み合わせではそれだけでレンジキープ力が大幅に向上し、本来難しいとされるミドストを一気に身近なモノへと変えてくれます。ライン自体のコストパフォーマンスも高くミドストエキスパートであればナイロンライン×ミドストの有用性は誰もが知っている事実。感度が最優先ではないミドストだからこそ、これから挑戦する方にはぜひとも試して欲しいラインと言えます。

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先生
先生
エリアトラウトで使用されるナイロンラインは非常に高性能で扱いやすさも抜群!ミドストとは相性の良いラインと言えるでしょう。

PEラインのメリット

PEラインは何よりも圧倒的な感度とロングキャスト性能が最大の魅力となります。

水よりも比重が軽く、水面に浮くラインはナイロンと同じくレンジキープ力に優れますが、シェイク時に独特の水切り音が発生します。トラブルも多く、リーダーの使用が必要な特性は経験豊富なベテランアングラー向きとなるでしょう。多少リスキーではあるものの、他のラインにはない特徴はデメリットを考えても使う価値を感じるもので、使いこなせはミドストの性能を大きく引き出せる力を持っています。

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ミドストにおすすめなロッドスペックとタックルセッティング 最後に・・・

ジグヘッドにアライブシャッドのセッティングはミドストの実力を世に知らしめたゴールデン・コンビと言えます。

今回はミドストに最適なロッドにはどの様な性能、スペックが求められるのか解説してみました。時に中層攻略の最後の切り札となりえるミドストというテクニックは専用のロッドとタックルを使用することで大幅に身近なスキルとなります。

他のルアーやライトリグには見向きもしないセレクティブなバスを次から次へとバイトに持ち込むミドストの圧倒的な実釣性能と年間を通して通用する実力がこのリグ最大の魅力。マスターすれば今までよりもたくさんのバスと出会える強力な武器となるのでぜひ皆さんも挑戦してみて下さい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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