ルアーインプレッション PR

メガバス BIG-M ルアーインプレッション

軽い巻き心地とキャスタビリティーで使いやすさ抜群!
独特な個性を持ったフラットサイドボディのマグナムクランク!

トーナメンター時代、霊感の強い友達に「お前のバックシート、女の人が乗ってるぞw」と言われたことがあるちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。ちなみにその試合はぶっちぎりのトップウエイトで優勝しました・・・勝利の女神?

今回はメガバスのリリースしている個性際立つフラットサイドボディを持ったマグナムクランク、BIG-Mシリーズの特徴と性能について解説していきます。

Contents

BIG-Mシリーズのスペック

出典:メガバス様

Length : 126.0㎜
Weight : 2oz
フローティング
Hook : #1/0×2
カラー :11色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
BIG-Mシリーズは2.0と4.0、7.5と3タイプリリースされています。ディープクランクという特性上7.5だけ少しセッティングは違いますが、基本的なコンセプトは共通なものになっています。

BIG-Mシリーズの構造と外見の特徴

ここではBIG-Mシリーズの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

出典:メガバス様

BIG-Mシリーズのリップ形状はオーソドックスな形状のラウンドリップで、ボディに対して小ぶりながら良く水を受けますが、同時に抜けやすい特性を持っています。

リップの角度

出典:メガバス様

BIG-Mのリップ角度は水平に近く、小型のリップでも高い潜行能力を発揮するタイプ。ラインアイもボディに接続されるノーズアイなので効率良く水の抵抗をアクションに変換し、フラットサイドクランクらしいロールアクションと軽い巻き心地を実現しています。

潜行能力は16lb使用で、2.0は約2m、4.0は3.5m、7.5は7mに届くかどうか?といったところ。シチュエーションや狙うレンジで使い分ければ戦略的にバスを追い詰める事が出来ます。

ボディ形状

出典:メガバス様

マグナムクランクらしい存在感のあるボディにフラットサイドクランクの要素を掛け合わせた個性的なフォルムは、内部に大型のウエイトボールを3つ内蔵し、抜群のキャスタビリティーと低重心のボディバランスを獲得。大柄なボディをパタパタとロールさせる姿は非常に個性的で、このクランクが持つ最大の特徴となっています。

BIG-Mシリーズの特徴と長所

ここではBIG-Mシリーズが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

マグナムサイズのフラットサイドボディで独特の存在感!

マグナムクランク特有の存在感とフラットサイドボディの特性をあわせ持つBIG-Mシリーズは、非常に個性的な特徴を持ったオンリーワンのクランクベイトと言えます。

マグナムクランクながらフラットサイドらしいロールアクションを持つBIG-Mシリーズは他のマグナムクランクと比べて水押しが弱く、アピール力はかなり控え目な印象。クランクというよりはどことなく小型のビッグベイトを思わせるアクションは比較的透明度の高いクリアウォーターに強く、フィネスなマグナムクランクという表現がぴったりな性格は通常のマグナムクランクでは反応しないシチュエーションでもバイトに持ち込める力を持っています。

非常に軽い巻き心地!

大きな体を持つマグナムクランクは水が当たる面積が大きいので、どうしても巻き心地が重くなってしまいますが、独特のフラットサイドボディを持つBIG-Mシリーズは水の抵抗が少なく、非常に軽い巻き心地になっています。

長時間巻き続けられる軽い巻き心地は優秀なクランクにとってなくてはならない必須の性能。

特にマグナムクランクで結果を残すには巻き続ける事がとても大切で、決して欠かすことの出来ない重要な要素の1つと言えるでしょう。

 

ストレスフリーなキャスタビリティー性能!

空気抵抗を受けやすいフラットなデザインながらボディ下部に集中させたウエイトと大掛かりな重視移動システムで極めてハイバランスな飛行姿勢を持ち、圧倒的なキャスタビリティー性能が際立つBIG-Mシリーズ。ファーストムービングのハードベイトにとって、効率良く広い範囲をサーチできる特性はそれだけで大きなアドバンテージとなり、マグナムクランクが活躍する琵琶湖などのビッグフィールドではそれだけで釣果を左右する性能になっています。

先生
先生
クリアウォーターでも有効なロールアクションと存在感のあるボディ高いでアピール力を持つBIG-Mシリーズはアクション自体も非常に独特。個性的な立ち位置と独特のコンセプトはクランクというカテゴリーにはおさまらないあたらしいジャンルのルアーといったイメージです。

BIG-Mシリーズの感想とまとめ、使い方

マグナムクランクでありながらフラットサイドクランクの要素をあわせ持つBIG-Mシリーズは非常に個性的なルアーです。通常のマグナムクランクと比べて爆発力はありませんが、独特なアクションは比較的クリアな状況でも強く、クランクというよりはアクションの強い小型のビッグベイト、もしくはマグナム級のシャッドプラグに近いイメージです。

マグナムシャッドラップや、デプスのリアライザーと非常に近い特性を持っていますが、フラットサイド特有のオープンウォーターでもバイトを引き出すほどの実釣性能はなく、あくまでもウィードありきの特性は「琵琶湖専用のローカルベイト」といった感じ。オーソドックスなマグナムクランクよりも有効となるシチュエーションがシビアで効果的な場面はかなり限定的ですが、人とは違うハードベイトでブイブイ言わせたい方にとってはおもしろい存在と言えるのではないでしょうか?

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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