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ペイフォワード ワンエイトMR 実釣インプレッション

クランクベイトとしての高い完成度とボディバランスが特徴的!!
トップクラスの実釣性能で他のクランクを凌駕するほどの実力を持つ必殺クランク!

つい最近、お世話になっている漁協組合の依頼で近所の野池に生息するアリゲーターガーを釣り上げたちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回は皆さんご存知のグランドスラマーが魂を込めて作り上げた渾身のクランクベイト、ペイフォワードのワンエイトMRにフォーカスし、その特徴と実力、使い方を解説していきます。

Contents

ペイフォワード ワンエイトMRのスペック

Length : 57.0㎜
Weight : 11.0g
フローティング
Hook :イチカワフィッシング・カマキリラウンドベンド#6×2
カラー:10色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
ペイフォワードのリリースするワンエイトにはSRモデルとMRモデルが存在しますが、この2モデルは全くの別物。今回はミドルレンジで実力を発揮するMRモデルを紹介します!

ペイフォワード ワンエイトMRの構造と外見の特徴

ここではワンエイトMRの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

ラウンドをベースに少しワイドな扇型のリップ形状をしたワンエイトMRのリップは、ファンリップと呼ばれ、ラウンドリップの直進性にスクエアリップの障害物回避アクションをプラスした特性は、オープンウォーターの「中層早巻きクランキング」とストラクチャーを積極的に攻略する「カバークランキング」を見事に両立しています。
また、MRにはボトムをノックしてリップがある程度削れても元の性能が維持されるようなテーパードリップを採用。どんな状況でも安定した実釣性能を発揮する作りは絶対的な信頼を勝ち取っています。

リップの角度

約1.5mのレンジをトレース出来るワンエイトMRのリップ角度は、オーソドックスな角度ながらキャスタビリティー性能とアクション、そして優秀なスナッグレス性能をバランス良く持ち合わせたセッティングになっています。ラインアイをリップの中央にセットする事でリップの先端側は良く水を受けますが、幅を絞られたラインアイ以降のセクションは水を逃がしやすく、アクションはSRモデルと同等のウォブロールとなっています。スイム姿勢とレンジキープ力、そして安定したピッチを高次元で実現したセッティングはオールシーズン、全天候型、1年を通してバイトを拾えるよう低速リトリーブから高速リトリーブまで幅広く対応し、低活性時の低速リトリーブから、大型のバスにありがちな高速リトリーブでないと喰わせのスイッチが入らない状況にも対応します。

ボディ形状

オリジナルのSRと比べ狙うレンジが深いワンエイトMRは、浮力を少し抑えた細身のボディが特徴的。浮力が下がるとアクションレスポンスも落ちてしまいますが、MRモデルはSRよりもフックサイズを1番手小さくしてウエイトを下げる事により少し深いレンジでもメリハリのあるレスポンス実現しています。固定重心のオーソドックスな作りはヌメヌメとしたアクションを発生し、フックは信頼度の高いイチカワフィッシング・カマキリラウンドベンド#6を採用。細かい部分まで手を抜かずに煮詰めたセッティングは、クランクベイトとしてほぼ完璧に近い仕上がりを持っています。

ペイフォワード ワンエイトMRの特徴と長所

ここではワンエイトMRが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

どんなリトリーブスピードでも理想的なアクションを発揮するボディバランス

「中層早巻きが真骨頂」とパッケージの説明書きにも書かれているワンエイトMRは非常に幅広いリトリーブスピードに対応し、その実力は数あるクランクベイトの中でもトップクラスと言えるでしょう。個人的にクランクベイトの実力を引き出すには「レンジを意識する事」と「理想とするアクションを発生させる巻きスピードで巻いてあげる事」だと考えていますが、ワンエイトはリトリーブスピードに対するストライクゾーンが別次元。アクションのレスポンスと全体的なボディバランスを優先したオーソドックスな固定重心を採用しながらも無駄をそぎ落としたラウンドボディーは低活性時のスローリトリーブからりアクションを狙った高速リトリーブまで、どんなリトリーブスピードでも理想と言えるアクションを発生させ、シーズンや天候、そしてフィールドに関係無く様々な場面で高いポテンシャルと実釣性能を発揮してくれます。

出しどころを選ばない絶妙なウォブロールアクション!

ベーシックなフォルムのクランクベイトでありながら、十分なアピール力とナチュラルさをあわせ持つワンエイトMRは様々な条件下でバイトに持ち込める実釣性能を持ったクランクベイト。タフ化が進む現在のフィールド状況を考えた絶妙なパワーのウォブロールアクションはカバー周りやボトムノックはもちろん、中層をただリトリーブするだけでもバスを引き付けてバイトに持ち込めるバーサタイルクランクとして実力を発揮します。様々な条件下で有効なアクション設定は、本来パイロットルアーとして広範囲を手早くサーチするクランクベイトとは非常に相性が良く、スピーディーな展開だからこそ獲れるバイトや、次の展開につながるヒントを量産してくれます。

ヘビーデューティーな使い込みにも対応する高い耐久性!

クランクベイトはカバー周りやボトムノックで使用される事の多いハードベイト。狙ったストラクチャーや変化に対していかにタイトに攻め込めるか?が釣果に直結しますが、気兼ねなく大胆に攻め込むにはルアー本体の耐久性も重要です。特にクランクベイトにとってリップは命とも言えるパーツですが、ちょっとした衝撃で折れてしまうなどのトラブルが多発しやすいのもまたリップであるのは皆さんもご存知の通り。ワンエイトMRにはリップがある程度削れても元の性能が維持されるような肉厚のテーパードリップが採用され、コンクリートパイルにぶつけたり、ゴロタやリップラップエリアを1日中巻き倒してもその実力を損なわず長く使い続ける事が出来る作りで、絶大な信頼関係を築く事が出来ます。

先生
先生
非常に高い完成度を持つワンエイトMRは使い込む事でクランクベイトに必要な性能とは何か?を教えてくれる本当に優秀なハードベイトです。他のクランクベイトとローテーションしてみたり使い分けた時、ワンエイトMRの性能に気付く事が出来るでしょう。

ペイフォワード ワンエイトMRの感想と使い方 まとめ

本当に優秀なクランクベイトに共通する事と言えば「ベーシックな作りを突き詰めた上に成り立つ使いやすさ」を持っている事だと個人的には感じています。誰もが銘作と認めるラッキークラフトのLC1.5 やミブロの バレットヘッド などはその最たるものですが、基本的なフォーマットの上にたくさんの工夫や試行錯誤を繰り返し、ギリギリの線で作り上げた実釣性能と使いやすさの両立はどんな状況でも、誰が使ってもその実力を発揮してくれます。

クランクベイトが大好きで、今まで様々なクランクベイトをキャストしてきましたが、ペイフォワードのリリースするワンエイトシリーズは久しぶりに私個人の1軍クランクベイト達と入れ替え戦を開催出来るような実力派。リトリーブスピードを意識し、状況に合わせて巻く事でかんたんに実力を発揮するセッティングは初心者の方にもうってつけで、いまいちクランクベイトに自信が持てない方は、ぜひ1度ペイフォワードのワンエイトを試してみることをおすすめします。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。


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