ルアーインプレッション PR

メガバス DX-FREE ルアーインプレッション

高い総合性能を持つ優秀なクランクをファインチューン!!
細かいレンジ設定で様々なフィールドにマッチするサラブレット!

最近ではレアなクランクばかりをコレクションしているちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回は名前だけ見ると、どんな特性のクランクかよくわからないクランク、DX-FREEの特徴と性能について解説していきます。

Contents

DX-FREEのスペック

出典:メガバス様

Length : 75.0㎜
Weight : 3/4oz.
フローティング
Hook : #4×2
カラー :14色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
ディープクランクの中では定評のあるディープ-X300と全く同じボディを持つDX-FREEシリーズ。レンジ別で2.0と3.0がリリースされていますが性能や特性は全く一緒です。

DX-FREEの構造と外見の特徴

ここではDX-FREEの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

オーソドックスなラウンドリップをベースにスクエアリップの要素をプラスしたようなDX-FREEのリップは、モデルごとにリップ面積とラインアイ・アングルのセッティングを煮詰めた作りで同じリトリーブスピードで様々なダイビングレンジをサーチ出来る特性を持っています。ディープXゆずりの軽い巻き心地と適度な使用感を持ち、ハイピッチウォブンロールアクションだけでなく、最大深度に到達後、ウォブリングアクションがローリングアクションへと可変する独特なアクションも忠実に再現しています。

先生
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ディープ-X300と比べると、DX-FREEシリーズの方が少しワイドなアクションでウォブルが強くなっています。

リップの角度

出典:メガバス様

DX-FREEのリップは水平に近い角度で目標レンジに急潜行しやすい角度に設定されています。ボディ寄りのラインアイはリップに水を受けやすくするので泳ぎ出しのレスポンスも良く、しっかりとした使用感を残してくれます。

気になる潜行レンジは2.0で2m、3.0で3mと、この手のクランクとしては正確な潜行能力を持っています。使う状況やシチュエーションによって同じボディながら潜行レンジが違うディープ-X300と使い分れば広範囲をカバー出来るので非常に有効です。

ボディ形状

出典:メガバス様

ディープ-X300のボディを流用したDX-FREEのボディはやや細身のボディシェイプでシャッドライクなシルエットを持ちながら必要十分な浮力と潜行能力、キャスタビリティーをバランス良く持ち合わせた優秀なボディとなっています。

ボディ内部には数々のメガバスルアーで採用された多目的重心移動システムを採用。キャスタビリティー、アクション、ボディバランスなど、様々な性能を引き上げる内部構造は、メガバスらしい目を引くギミックや、特筆するような目立った特性はないものの、急潜行能力やスイム姿勢が大切なディープクランクにはうってつけのものとなっています。

DX-FREEの特徴と長所

ここではDX-FREEが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

本家ゆずりの高い基本性能!

絶妙なアピール力とバイト誘発力をあわせ持ち、クランクとして必要な基本性能を高い次元で満たしているDX-FREEは数ある同クラスクランクと比べてもトップクラスの使いやすさと実釣性能を誇ります。

優秀なクランクあるDEEP-X300のボリューム感とボディバランスはそのままに、リップとラインアイの位置で調整した潜行能力は非常に正確で、意図したレンジを的確にサーチする事が可能。まるでDEEP-X300をそのまま他のレンジに持ち込んだような高性能っぷりはアングラーにとって大きなアドバンテージになります。

抜群のキャスタビリティー!

しっかりとしたボディ重量とロングキャストに適した細身のフォルム、ウエイトの55%を占めるメインウエイトが効率良くキャスティングをサポートする多目的重心移動システムを搭載したDX-FREEは、非常に優秀なキャスタビリティー性能を持っています。

特に広範囲をスピーディーにサーチするクランクにとってキャスタビリティーは必要最低限の性能を確保したい要素。効率良く一帯を探れるtokuseihaそのまま釣果にもつながり、高いキャスタビリティー性能は優秀なクランクにとってなくてはならない性能と言えます。

目標レンジに到達すると変化するアクション特性!

スイム時にメインウエイトが移動する事によってアクションが変化するDX-FREEは、目標のレンジに到達するとスイム姿勢が水平になってロールアクションが強くなる特性があります。大切なのはこのスイム姿勢が水平に変化する時で、姿勢が変わった瞬間にバイトが集中する事が多数。一種のバイトトリガーになり、高い実釣性能を発揮します。

また、バイトが集中しやすいのは何もダイブ中だけのことではありません。

水平なスイム姿勢から上昇に切り替わる時も同様にバイトが多発する最大のチャンス。

オートマチックにバイトを誘発される特性こそが、このルアーの大きな特徴の一つになっています。

先生
先生
ディープ-X300同様、純正のカツアゲフックは強度的に弱いので使用する前に他のフックと交換する事をおすすめします。特に琵琶湖で使う予定がある方は交換必須ですよ!

DX-FREEの感想とまとめ

優秀なクランクのボディを流用し、主にリップを変更して様々な潜行レンジに対応させるシステムクランクの概念は昔からありました。面白いのは様々なモデルが潜行レンジ別でリリースされる中、全モデルがまんべんなく優秀ということはほとんど無く、突然変異のようにある一定のモデルだけ特別優秀なモデルになってしまうという事実。T.Dスーパークランクなどはその良い例で、釣れると言われたT.Dスーパークランクも本当に優秀なモデルは1種類だけでした。

ディープ-X300の影に隠れがちなDX-FREEも実際にはその様な存在。決して悪いクランクではありませんが、ディープ-X300と比べてしまうとややパンチに欠ける印象なので、どうしてもDX-FREEでなければならない状況でない限りディープ-X300の方に手が伸びてしまいます。

大きめなボディと使いやすい特性、ロールアクション重視のセッティングでクリアウォーターにも強い性格はまさに琵琶湖専用のクランクといった感じなんですけどね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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