当日のフィールドデータ
2019/09/29 6:00~8:00
天候:晴れ 前日も同様
気温:27℃ 前日より下降
水温:25℃ 前日とたぶん同じくらい
水質:ステイン ほとんど平常通り
水量:少し減水気味
風:無風⇒西から弱い風
本日は珍しく朝練です。
この時期の朝焼けはきれいですね。
本日はたくさん予定があったのですが、すっかり秋めいて気候も過ごしやすくなった為、釣りに行きたいな。と数日前から思っていました。
本当は日の出と同時に釣りを始めるつもりだったのですが、まさかの2度寝でフィールドには6時に到着。いつもの駐車場に車を停めてフィールドの状況を確認します。
・・・今日も釣り日和で朝からたくさんのアングラーがロッドを振っています。
この時期、コンスタントに釣れる有力なポイントはほとんど他のアングラー入ってしまっていて釣りをする場所が無いくらいです。
これでは急いでも仕方ないので、ゆっくりと車に戻り準備を始めます。
メインで使っているタックルボックスからポケットに入るサイズのボックスへ本日出番がありそうなルアーをピックアップしていると、近所に住んでいる散歩中の漁協のおじさんや、知り合いのヘラ師から「ちかみやがこんな朝早くから釣りなんて珍しいね。」なんて声を掛けてもらい、すっかり世間話に花が咲いてしまいました。
その後も顔見知りのアングラーの方や同じクラブのアングラーから話を聞かせてもらったり、最近の状況を聞いているうちに時間はすでに7時前。急いで準備を終わらせてフィールドへと出撃します。
当日の水色
しかし今日も本当に他の釣り人が多い・・・入れるポイントが無いくらいです。
人が多いという事はそれだけ釣れている。という事であれば良いのですが、朝聞いた情報によると状況はかなりキビシイそうです。
実際、これだけバスアングラーがいても、ロッドを絞っているアングラーの姿がありません。
今日の展開をなんとなく、予想しながらも釣りが出来るポイントを探し、ちかみやは東へ進みます。
しかしながら、なかなか空いているポイントを見つけられず、しばらく散歩が続きます。そうこうしているうちにこのフィールドの東端、ブレイクとハードボトムが絡むシャローエリアに到着しました。
このポイントはこの時期に有望なポイントの一つでしたが、今日は奇跡的にあいていました。
とりあえずあのポイントから始めよう。そう思ってエントリーするも、昨日は西からの風が強く吹いたと思われ、水面の水はよどみ、動きは完全にありませんでした。
しかも本日は無風。「これはダメかなー?」と思いながらドラフトウェイカーを使ってサーチを開始すると、まさかの一投目からバイト!40㎝くらいでしょうか?大きくルアーを弾き飛ばしてフックアップには至りませんでした。
これは水面はダメな水でも下は生きているパターンだな!っと思いつつ、一つのポイントに対して角度を変えながらテンポ良く釣り歩いて行くと乱杭の脇からフレッシュなバスが飛び出してきました。
ドラフトウェイカー
とりあえず一匹釣れたのでホッとしました。
サイズは良いんです。釣れてくれるだけで。
自分の好きな釣りで結果が出たので、その後も手を変え品を変えアプローチを続けてみましたが、次が続かず移動を繰り返します。
ちょこちょこと数ヶ所のポイントをのぞきながら移動を繰り返していくと、前回釣れたインレットが絡むポイントまでやって来ました。
ちょうど先行者が移動したタイミングで入れたのでスムーズにエントリー出来ましたが、前回とは違って流れ込んで来る水の量がかなり減少していました。
前回は雨の影響もあって水量が多かったというのもありますが、この地域では周辺の稲作が終了すると上流の堰を閉めて水量を調整します。
今回の減水はおそらくこの影響で、メインインレットであるこの流れ込みの水量が少なくなるとボディウォーターの勢いも弱くなり、毎年一時的に釣り難くなる傾向があります。
ここでもドラフトウェイカーからサーチを始めましたが反応はなく、ルアーをローテーションしていくと、ついに待望の風が吹き始めました。
状況の好転を願いつつ、クランクベイトにローテーションして3投目。
ブレイクにオダが絡むピンスポットで待望のバイト!
ボーマーモデル4Aで2匹目。ちょっとだけサイズUP
その後は後から来た知り合いのアングラーにポイントを譲り、時間も迫ってきていたので駐車場方面に戻りつつも、他のポイントの状況を確認しながらフィールドを時計回りにランガンしていきます。
フィールドのちょうど真ん中あたり、岬状に張り出した地形に風が当たるウエンディーサイドのポイントをのぞいてみると、水の色も良く、動きもあって今日一番のコンディションに見えたので、最後の時間はこのポイントにかけてみる事にしました。
先ほどと同じ様にクランクベイトでサーチしていきますが、日も高くなった為かなんとなくしっくり来ません。
仕方なくクランクベイトのサイズを少し下げてあげると結果は直ぐに出ました。
本日最小、ベビーリトルN
最後はノンキーギリギリのサイズになりましたが、思い通りに釣れてくれたので非常に満足な一匹になりました。
このバスを最後に今日はフィールドを後にする事になりましたが、本日出演してくれたバス達は、サイズこそ小さいものの3匹ともバイトがあったのがかなり沖の方でした。
この事がなにを意味しているのかと言いますと、こんな小さいバスでさえ沖に避難しなくてはならないほどプレッシャーが高く掛かっているという事です。
冒頭部分で知り合いのアングラーが教えてくれたキビシイ状況。
今回はその理由を肌で感じた釣行となりました。
今回のタックル 上から5.10ft、ML +14℔ナイロン主に巻物全般(ハードベイト)で使用
6.11ft、MH+14℔フロロ (プロトタイプ)フォロー用のラバージグで使用(今回は出番なし)
今回用意したルアー 上から
・カッツ・バディ ドラフトウェイカー
・ボーマー モデル4A
・ノーマンルアーズ ベビーリトルN
・O.S.Pジグ03ハンツ9g+ドライブクロー4インチ(今回は出番なし)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。