アングラーなら誰もが気になる他人のタックル。私も例外ではありません。今年もあとわずかとなり、シーズンを振り返る機会が多くなりましたが、今回は私が今年多用したルアーを3つご紹介したいと思います。琵琶湖と霞水系の釣りが全く異なる様に、バス釣りはフィールドの特性やクセによって有効なルアーは変化するので、参考にはならないかもしれませんが、ただただ釣り歴の長いジャンクフィッシャーマンがどんなルアーを愛用してきたのか?年越しのネタや何かの比較材料にしていただければ幸いです。
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2021年 ちかみや的今年活躍したMVPルアーTOP3
それではここから、個人的主観で決めた今年のタックルオブザイヤーを紹介します。ここでの選出は実績・信頼度・使用機会と時間を基に選んでいます。ちなみにワイルドハンチやLC1.5など、すでにエース級と認定されているルアーは除外しています。
ランキング3位 ニシネルアーワークス エリー 95 SD
メガバスのワンテンシリーズやO.S.Pのアシュラ、はたまたエバーグリーンのサイドステップやフェイスなど、名作揃いのジャークベイトカテゴリーのなかでは後発となるニシネルアーワークスのエリーですが、フラット面を大きく取ったボディ形状はロッド操作が苦手な方でも、かんたんにイメージ通りのダートさせられる性能と、ただ巻きでも魚を食わせる事が出来る基本性能の高さを合わせ持つジャークベイト。ジャークやストップモーション時のバイトはもちろんの事、キャストをミスった際のルアー回収時でも”ドンッ”とひったくるような強烈なバイトが多いのもエリーシリーズの特徴と言えるでしょう。今年、ジャークベイトを使用する様な状況下では、バスがセレクティブな状態である事が多々あり、通常のジャークベイトよりもひと回り小さい95㎜という設定は非常に効果的で重宝しました。
ランキング2位 ジャッカル ダウズビドー90SP
非常に使いやすく、ハードベイトにおける基本性能を高次元であわせ持ったダウズビドーは、出しどころやシチュエーションに左右されず、いつでも安定した釣果を叩き出すパイロットルアーの王道とも言える活躍を見せてくれました。圧倒的なキャスタビリティー性能とただ巻いてくるだけでバイトを量産する実釣性能は、フィールド状況の判断や釣りの組み立てがいらないほどの実力で、ただただ脳死状態で巻けば結果が付いてくる特性は本当に楽でした。最近では品薄状態の様子ですが、この実釣性能を体感すればそれも納得と言えるでしょう。
ランキング1位 ペイフォワード KIT
「ベーシック」と評される事の多いペイフォワードのKITですが、ノリーズのクリスタルSシリーズをメインに、状況やシチュエーションに合わせてDゾーンやハイピッチャーを使い分けてきた自分にとって、KITはベーシックでは無く、オールマイティーだと感じています。KITを2~3枚だけ持ってフィールドに出向く事も多く、最近ではスピナーベイトかな?と感じたら先ずはKITを使う事が増えました。欠点らしい欠点が無い部分もKITならではの美点。初心者の方やスピナーベイトのスキルアップを狙っているアングラーさんにはぜひともおすすめの逸品です。
2021年 ちかみや的今年活躍したMVPルアーTOP3最後に・・・
私自身がハードベイトメインの釣りを展開する事が多く、ハードベイトばっかりのランキングになってしまいましたが、今年は非常に難しいシチュエーションが多かった様に思います。コロナ禍の影響でほとんど遠征は出来ず、周辺のフィールドを散策するに留まりましたが、フィールドの難易度は年々高くなっている事をひしひしと感じ、一筋縄では行かない状況が増えて来ました。特にバスへのアプローチ方法やタイミングは非常にシビアで釣果を大きく左右する要因になっています。釣行の大半が何らかのタックルやルアーのテスト絡みということもあり、実際の釣行を思うように記事には出来ませんが、皆さんの価値ある一匹につながるヒントをこれからも発信しいければと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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