ルアーインプレッション

O.S.P ハイカット(F) ルアーインプレッション

トップクラスの実釣性能はまさにエサレベル!
オープンウォーターでバイトさせることに特化した究極のシャッド!!

コロナウィルスで学校がお休みになり、釣行予定を返上して子守りをしているちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的な構造や形状、実際に使用した感想と、独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーをインプレションしています。今回は実力、人気共にトップクラスのシャッド、O.S.Pのハイカットはいったいどんなルアーなのか?その実力と本質に迫ってみます!

O.S.P ハイカットのスペック

Length : 60.0㎜
Weight : サスペンド5.3g、フローティングは5.1g
Hook  : #10×2
カラー52色(フローティングは24色)

先生
先生
ハイカットにはオリジナルであるサスペンドモデルと、ちょっとしたストラクチャーであれば対応可能なスナッグレス性能を持つフローティングモデルが存在します。水中で止められてタフコンディションに強いサスペンドと、ライザーアクションやスナッグレス性能の高さでバスを誘うフローティング。それぞれの特性を良く理解して使用すると釣果はグッと伸びてきます!

O.S.P ハイカットの構造と外見の特徴

ここではハイカットの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルをひも解いてみましょう。ハイカットのスレンダーなボディシェイプには、シャッドとしての高い完成度と性能を発揮させるための数々の工夫やギミックが詰め込まれています。

リップの形状

出典:O.S.P様

ハイカットのリップ形状は、クセのない独自のラウンドリップとなっています。先端が尖ったリーフ型と比べて高い復元力と安定性を作り出すこのリップは連続ジャークでも一定のレンジをキープして左右にダートしやすくセッティングされています。しっかりとした幅を持つリップデザインは泳ぎ出しも早いので水を効率良くつかみ、スローリトリーブでもハイスピードリトリーブでもナチュラルで安定したアクションを生み出します。

リップの角度

リップの角度は水平に近く、ボディのカーブに沿った角度にデザインされています。ロールアクションを作り出す水平なリップ角は巻き抵抗も軽く、ハイカットのようにただ巻きに特化してオープンウォーターでの使用をメインにしたシャッドにとっては理想的なアクションを作り出す角度になっています。リップで受けた水は背中方向に抜けるように作られているのでアクション時の安定感が増し、高いバイト誘発力を誇るスイム姿勢と直進安定性を確保しています。

潜行性能は4℔ラインで約2.5m。レンジキープ能力の高いやや深めの設定はプロダクティブゾーンを長くとれるのでバイトチャンスが増大します。低水温などでディープレンジにポジショニングしたバスも効率良く狙え、ファーストブレイクを攻めやすいセッティングと言えます。

ボディ形状

スレンダーでシャープなボディのハイカットは、本物のベイトフィッシュに近いシルエットでタフコンディションに強い特性を持っています。非常にナチュラルでハイピッチなアクションは何も無いオープンウォーターでのバイト誘発力に優れ、ジャークやトゥイッチもこなす高いレスポンスはO.S.Pの得意とするハニカムスーパーHPボディと固定重心でしか生み出せない特徴になっています。

O.S.P ハイカットの特徴と長所

ここではハイカットが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

オープンウォーターでの使用に特化した高い実釣性能

とてもリアルなシルエットと極めてナチュラルでライブリーなタイトアクションを持つハイカットはハイプレッシャーやタフコンディションに強く、オープンウォーターをただ巻きしているだけでもバスをバイトさせるだけの高い実釣性能があります。オープンウォーターのサスペンドバスは非常にセレクティブでルアーのシルエットやサイズにうるさく、小さな違いでもバイトしないことがありますが、ハイカットは徹底した作り込みとアピール力とアクション調整でこれをクリア。他のシャッドでは反応しないバスがハイカットだけには反応をみせるその実力はまさに”エサ”そのものです。

 

様々なアクションに対応する基本性能の高さ

非常に高い基本性能のハイカットはただ巻きでの使用がメインになっていますが、オープンウォーターで多用されるジャークやトゥイッチ、ストップ&ゴー、などのテクニックにも高次元で対応します。特に低水温期に欠かすことのできないスローリトリーブやストップ&ゴーではハイカットの高いレスポンスが非常に効果的でタフコンディションの状況下、動き出しの早い特性はバスを誘いやすくなってとても有効です。

一つのルアーで様々なアクション出来るということは、一つのルアーで様々状況に対応出来るということです。状況によって瞬時にアクションを切り替えられる特性は釣果につなげやすく、ハイカットが優秀なシャッドである証と言えるでしょう。

理想的なアクションとキャスタビリティーを両立させた固定重心

小さなボディでキャスタビリティー性能の低いシャッドには、重心移動システムを搭載するのが一般的ですが、ハイカットは固定重心を採用しています。

固定重心には内部構造の簡素化による浮力の向上やアクションレスポンスの強化、スイムアクションの安定化などのメリットがたくさんありますが、キャスタビリティーが著しく低下する強烈なデメリットが存在します。ただ巻きをメインとするファーストムービングルアーのシャッドにとってキャスタビリティーの低下は命取りですが、ハイカットは徹底した作り込みで固定重心ながらも優秀なキャスタビリティーと理想的なアクションを両立させ、実釣性能の大幅アップを達成しています。

O.S.P ハイカットの感想と今回のまとめ

高い基本性能と実釣性能を持つハイカットはほとんど弱点のないオープンウォーター特化型のただ巻きシャッドと言えます。晩秋~春先にかけての低水温期はもちろん、スポーニング以降のスクーリングフィッシュにも非常に効果的で、ハイカットでなければダメな状況も多く条件次第ではビッグフィッシュが連発することも珍しくありません。現在リリースされているシャッドの中では確実にトップクラスの実力を持っていますが、強いて気になるところを挙げるとフックが少し小さめで弱く感じます。

体感的な話をすると40㎝程度のバスであれば全く問題ありませんが50㎝を超えると少し心配になります。

“伸びる”というよりは”折れる”ことが多く、ちかみや自身、何回もフックを折った事があります。(単にちかみやのファイトがへっぽこである可能性大。)

それでもハイカットの持つ高い実釣性能は魅力的ですし、このルアー自体”ビッグフィッシュを狙う”というよりは”そこにいるバスを根こそぎ釣る!”といったタイプのルアーです。ここまで究極のボディバランスを手に入れるにはあのサイズのフックでなければならなかったのかもしれません。(おそらくは何らかの制限があって仕方なくあのフックを採用しています。)

いずれにしてもその性能は確かなもの。

これからもハイカットは高性能シャッドの代表格としてタフコンディション時の切り札となることでしょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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