ルアーインプレッション PR

O.S.P コバジンクランク ルアーインプレッション

小さなボディとハイアピールなアクションがバイト量産の秘訣!!
40mmのスモールボディにいくつものギミックを詰め込んだ渾身のスモール・サーフェイサー!!

ちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はO.S.Pがリリースする大人気サーフェイスクランクであるバジンクランクのダウンサイジングモデル、コバジンクランクの特徴と本当の実力をひも解いていきます。

Contents

コバジンクランクのスペック

出典:O.S.P様

Length : 40.0㎜
Weight : 7.2g
フローティング
Hook  :#8×2
カラー26色

先生
先生
コバジンクランクは、オリジナルモデルをただ小さくしただけのルアーに思われがちですが実際にはウエイクスポイラーやHPスラッシュビルを採用するなど、オリジナルとは大きく異なる部分が多いルアーになっています。

コバジンクランクの構造と外見の特徴

ここではコバジンクランクの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

出典:O.S.P様

コバジンクランクのリップ形状はHPスラッシュビルと呼ばれるサーキットボードを使用したのワイドなスクエアビルで、多少のカバーやストラクチャーはものともしない高いスナッグレス性能を発揮し、薄くて硬いリップは抜群の泳ぎ出しを見せてくれます。アクションはハイピッチでキレのあるウォブルロールが主体ですが、ショートトゥイッチやシェイキング系のアクションではバブルを伴うことにより、ポッパー的なサウンドも加わって虫系ルアーに変身する事が出来ます。

リップの角度

出典:O.S.P様

リップ角度はボディに対してほぼ垂直に取り付けられています。ほんの少し角度のついたリップは絶妙な角度でしっかりと水を掴みやすく、極めてハイピッチなアクションを生み出します。トゥイッチやシェイクではリップがブレーキの役割を果たし、移動距離をおさえたアクションはピンスポットで絶大な威力を発揮。決して潜らず、MAX5㎝を誇る潜行レンジはどんなリトリーブスピードでも魅力的な引き波を水面に残し、絶えずバスを誘い続けてくれます。

ボディ形状

出典:O.S.P様

バジンクランクシリーズ中最もギミックの多いコバジンクランはその小さいボディに数々の仕掛けを持っています。

この手のサーフェイスクランクは潜りすぎないようにするためにハイフロート設計のモノが大部分を占めますが、コバジンクランはあえてのスローフローティング設計。アクションに影響が出ないギリギリまでウエイトを詰め込んだボディはスモールトップウォータークランクに不可欠なキャストアキュラシーとキャスタビリティー、高いフックアップ率と空気中への飛び出しにくさをトータル的に向上させる最良の手段となっています。特徴的なウエイクスポイラーは高比重になったボディでも、リーリングを開始した瞬間から引き波を発生させるために浮上効果を生み、引き波を増強する効果も働いて同クラスではNo.1のアピール力を実現。オリジナル譲りのサーフェスリグと横アイは前後のフックがフック同士及びリップに絡まない設計で、対ビッグフィッシュ用にフロントフックを一番手大きいを#6に変更してもトラブルはありません。

出典:O.S.P様

コバジンの特徴でもある両サイドの耳のようなフィンはウエイクスポイラーと呼ばれ、浮力の弱いボディでも浮き上がりやすくする効果があります。可愛らしい見た目はスモールボディのコバジンにイメージともピッタリですね。

コバジンクランクの特徴と長所

ここではコバジンクランクが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

スモールシルエットながら高いアクションレスポンスとアピール力

軽量極薄のHPスラッシュビルと重心が集中するワンウエイト設計はアクションのレスポンスとキレを高め、特徴的な超高速のウォブルロールは抜群のアピール力を発生させます。ボディが小さい=アピール力不足になりがちなこの手のルアーにあって、コバジンクランクのアピール力は遠く離れたバスにもその存在を気付かせる事が出来ます。シリーズ中最も小型のボディはシルエットも小さく、トップウォータープラグにとって重要なナチュラル感を演出。違和感を感じさせないシルエットはどんなサイズのバスでも思わずバイトしてしまうような実釣性能を持っています。

デッドスローからハイスピードまでしっかり泳ぐ!

サーフェイスクランクベイトはハイスピードリトリーブだとアクションが破綻しやすく、水面から飛び出しやすくなります。スローリトリーブでは十分に水を押せずアピール不足となってしまうばかりか、しっかりアクションしない事もあり、巻きスピードにはシビアな一面があります。しかしながらコバジンクランクはスローフローティングボディとウエイクスポイラーでルアーの飛び出しをおさえ、ワンウエイトの重心とHPスラッシュビルで高いレスポンスを獲得。ハイスピードはもちろん、超スローでもキビキビ泳ぐアクションはどんなリトリーブスピードでも効率良くアピールし続けてくれるので、様々な状況に対応してくれます。

トゥイッチやシェイクでピンスポット攻略も得意!

ロッドワークにレスポンス良く反応できるコバジンクランクは、トゥイッチやシェイクによるピンスポット攻略も非常に得意としています。垂直に近いリップ角と特徴的なウエイクスポイラーはアクション次第でブレーキの役割を果たし、一部のカラーではリアのフックにフェザーを装着し短い移動距離で多彩なアクションが可能。ネチネチとピンスポットでもがくスモールシルエットはまさに虫そのものです。コバジンクランクはのカラーラインナップにインセクトイミテートが多いのもそのためで、虫系ルアーには反応するけどバイトが浅くていまいちフックアップまで届かない。なんて状況ではトレブルフックを搭載したコバジンクランクが秘密兵器となります。

先生
先生
コバジンクランクは野池や小規模なフィールドで非常に高い実績を持っています。勝負が早く、数キャストで結果が出ることがほとんどなので、とても優秀なパイロットルアーと言えます。

コバジンクランクの感想と今回のまとめ

黒系カラーは見上げた時にしっかりとしたシルエットを残しやすく、トップウォータープラグでは天候に左右されず常に安定した釣果が期待できる特別なカラーとされています。

小さなシルエットで適度なアピール力を持ち、そのバランスが絶妙なルアーというのは総じて高い実釣性能を持っていますが、今回紹介したコバジンクランクはまさにそんなルアーの代表格。様々なリトリーブスピードで使え、ロッドワーク次第で色々なアクションが可能なスペックはどんな状況でも有効ですが、特にプレッシャーのかかりやすい小規模な野池や、小型のシルエットにしか反応しないアフター直後では非常に効果的で、条件さえそろえば怒涛のラッシュも期待出来ます。現在では様々なサーフェイスクランクがリリースされていますが、「最もバイト誘発力が高くて根こそぎ釣れるサーフェイスクランクはどれ?」と聞かれたらコバジンクランクは間違いなく最有力候補と呼べる実力を持っているクランクでしょう。

皆さんもそのスモールシルエットに詰め込まれた高い実釣性能をその手で体感してみてはいかがでしょうか?

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

クランクベイトの性能をフルに引き出せるおすすめタックルセッティングはこちら!!

クランクベイト中毒者が解説!釣果が変わる理想のクランキンロッドとは?クランクベイトは活躍するシチュエーションにあまり左右されず、年間を通して良く釣れるルアーとして非常に人気の高いルアーですね。 基本...
グラスロッドとは?そのメリットとデメリット、相性の良いルアーを完全解説!釣りを続けていると一度は聞いた事があるグラスロッドのお話。 現在主流になっているカーボン素材とは違い、様々なメリットとデメリットを...

https://bassmania.site/%e4%bd%bf%e3%81%86%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%a7%e9%87%a3%e6%9e%9c%e3%81%8c%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%82%8b%ef%bc%81%e5%ae%9f%e9%87%a3%e6%80%a7%e8%83%bd%e6%8a%9c%e7%be%a4%e3%81%ae%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%82%b9

こちらの記事もおすすめ!