ルアーインプレッション

ノリーズ タダマキ ルアーインプレッション

細身のボディシェイプと水平姿勢のロールアクションでバイトを誘発!
ナチュラルさとアピール力を兼ね備えたクランキンミノー!!

ちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的なルアーの構造と形状、実際に使用した感想と独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回は、ノリーズがリリースするロングビルミノーである“タダマキ”をインプレションしていきます。

タダマキ112のスペック

 

Length : 112mm
Weight : 18.4g
サスペンド
Hook  :#5×3

先生
先生
タダマキにも112と132の2モデルが存在しますが、今回もオリジナルモデルの112にフォーカスしてインプレションしていきます。昔は112と132で違う性格をしていましたが、2018年に132がリニューアルし、ほとんど同じルアーになりました。この2モデルで違う部分は、ボディサイズと潜行能力くらいで、112は約2m、132は3m潜ります。

タダマキの構造と外見の特徴

タダマキの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。タダマキという名が示すように、このルアーはただ巻きによるクランキングで最高のパフォーマンスを発揮するような作りになっています。

リップの形状

タダマキのリップ形状は、非常にユニークで複雑な形状をしています。先端から中央にかけては水を掴みやすくなっていますが、ラインアイ手前で形状が変化し、水が抜けやすくなっています。トータルで見るとタダマキ特有の特徴とアクション、少し大きめで重たいボディをしっかりとロールさせ、狙ったアクションを出すために最低限の水を受けるリップの形状と言えます。

リップの角度

リップの角度も非常に複雑な事になっています。先端部分と付け根部分でリップの角度が違い、先端の方ではロングビルミノーとしては珍しく角度のついたリップになっていますが、付け根部分ではボディとほぼ同じ角度になっています。これはタダマキの特徴である水平なスイム姿勢を作り出すためのギミックで、リップの先端で水を受けてルアーをアクションさせ、後半(付け根部分)では水平にする事でボディと水平な角度で水を抜き、ボディの姿勢を安定させています。潜行深度はフロロカーボン12℔ラインで2m(132は約3m)程度で、シチュエーションを選ばない設定になっています。

ボディ形状

タダマキはクランクベイトなどと比べると細身のミノーシェイプなので水を逃がしやすく、バイトを誘発しやすいボディデザインになっていますが、ロングビルミノーとしてはしっかりとした容積がありボディも大柄です。ロール主体のアクションはこのボディと相まって程よい強さのアピール力を発揮し、ナチュラルだけど弱すぎないアピール力を持っています。リップ裏の“キャスティングフィン”はキャスト時の飛行姿勢を安定させ、キャスタビリティーの向上に一役買っています。

タダマキの特徴と長所

ここではタダマキが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

バイトを誘発させやすいロールアクションとスイム姿勢

様々なロングビルミノーが頭下がりの姿勢を基本としているのに対し、タダマキは最大深度に到達すると水平のスイム姿勢になります。基本となるロールアクションは非常にナチュラルなアクションで、この水平姿勢と相まってバスがセレクティブな状況でもバイトさせるだけのライブリー感を発揮します。

ナチュラルさの中にある程よいアピール力

最近のクランキンミノーはシャッドに近い特性のモノが多く、食わせ要素が高いわりにアピール力が弱いので、しっかりとキャストを刻まないとバスを反応させられないモノもありますが、タダマキはやや大柄なボディと適度な水押しで程よいアピール力を持っています。メインアクションがロールなので、あくまでもナチュラルな食わせ要素がメインとなっていますが、ナチュラルさとアピール力のバランスの良く、どちらの要素でも高い性能を持っている部分がタダマキの特徴の一つとなっています。

ジャーク&トゥイッチにも対応出来る器用さ

タダマキはジャークやトゥイッチにも対応出来るレスポンスを持っています。ボディがやや重く大きめなので、ジャークベイトやダイビングミノーのようにキレのあるダートは難しいところがありますが、ただ巻きやポンプリトリーブの合間にアクセントとして入れると効果的で、ここぞという時に織り交ぜるととても有効です。

先生
先生
タダマキは文字通りただ巻き特化のクランキンミノーですが、ナチュラルなアクションとスイム姿勢によるバイト誘発力と遠くからでもバスを引き付けるアピール力のバランスが光るロングビルミノーとなっています。この特性は様々なシチュエーションや状況で使えて出しどころを選ばないので非常に使いやすく、結果を残しやすい特性と言えます。

タダマキの感想と今回のまとめ

タダマキはロールアクションが主体ながらもアピール力が高く、ハスやワタカ、小型ニゴイなどやや大型のベイトをメインにしている状況で特に効果的です。リトリーブスピードの適応範囲も広く、ボディウエイトがあるのでどんなタックルでも使いやすいうえにキャスタビリティー性能もしっかりしているので、季節やシチュエーションを問わず活躍してくれます。

オリジナルモデルはオールラウンダーな性格ですが、オーバーサイズの132は琵琶湖や河口湖などのビッグレイクで強く、水深3mラインまで到達可能なのでウィードに絡めて使うと好釣果が期待できます。

また、釣れると大型のバスであることが多いロマン・ルアーであるというのもタダマキの特徴の一つ。

ビッグバスがいつバイトしても平気な様に、イメージトレーニングをしながらキャストし続けてみましょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

ジャーク主体のロングビルミノーにはジャークベイトタックル、ただ巻きやポンプリトリーブ主体のクランキンミノーにはクランクベイトのタックルがマッチします。
それぞれのおすすめタックルセッティングはこちら!!

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