バス釣りの本質集

バス釣りでラインが見切られる方必見。バスにはラインが見えているのか?

バスにはラインが見えているのか?
この問題はいつの時代もアングラーの間で話題に登るテーマとなっていますが皆さんはどの様な考えを持っていますか?
ちかみや個人としてはラインは見えている。しかもバスはラインが危険なものだと認識していると思っています。
バス釣りを趣味に持って長い時間バスと対峙するようになると、必ず一度か二度はあからさまにバスがラインを嫌がるシーンを見たことはあるのではないでしょうか?今回はバスにはラインが見えている。危険なものと認識していると言える具体例を少しご紹介してみたいと思います。

PEラインとフロロラインの使い分けで変わるバイト数

ちかみやはPEラインとリーダーの接続はFGノット改を使っています。

PEライン直結のライトリグとフロロカーボンラインをメインラインにしたライトリグ。バイト数は5倍以上違うという事を皆さんは知っていますか?

この数字はフィールドの水質や状況によって大きく変わると思いますが、少なくともちかみやがホームとしているフィールドでは仲間たちとともに1ヶ月間実験した結果このような結果になりました。

バス釣りでは最近多くなってきたPEラインを使ったラインシステム。バス釣りでPEラインを用いる場合は直結でも大丈夫!と言う話を聞いたことのある方は多いと思います。ちかみやもバス釣りにPEラインを導入した当初は前々から親しんでいたソルトウォーターのラインシステムを自分なりにバス用にパワーダウンさせて使用していました。ノットを組んでショックリーダーをPEラインに接続するのは確かに面倒に感じていましたが、ショックリーダーを組んだPEラインのシステムはフロロをメインラインにしていた時とさほどバイト数は変わりませんでした。しかし、めんどくさがりなちかみやはPEラインは直結でも大丈夫と聞いたとたん、早速直結でリグを組むようになりましたが、それからというものバイトが遠のき全くバスが遊んでくれなくなってしまいました。

これは絶対にPEラインのラインシステムに何らかの問題がある!と思ったちかみやは仲間たちの力を借りて上記の実験を行ったわけです。

実際にPEラインで攻めても反応が無かったポイントにフロロラインを使って攻め直すと反応が返ってくる。なんて事が度々ありました。

先生
先生
バスにとってPEラインは一番認識しやすいライン、フロロは一番認識し難いラインと言われています。

フライフィッシングでのピペットとシルエットの関係

フライフィッシングではメインラインとフライを結束する際にピペットと呼ばれる先糸を使用します。通常のルアーフィッシングでいうところのリーダーに当たる部分になりますが、このピペットが水面についているとトラウトが水中からフライを見上げた時にシルエットが変わってしまい、セレクティブなトラウトが相手だと反応しなくなる事が多々あります。この現象は必ずしもトラウトがピペットを見て判断しているのではなく、フライ全体のシルエットを通して不信感を抱き、ライズをためらった事にはなってしまいますが、ラインが原因で反応が遠のいた事例として皆さんにお伝えしようと思いました。

フライフィッシングは繊細さも必要な釣りの為、ちょっとした事が大きく影響します。

ちかみや、それはトラウトの話であってバスとは違うでしょ?と思もわれた方も多いと思いますが、実はこの現象、バス釣りでも頻繫に起きるんです。ちかみやも昔はフライフィッシング上達のため、近所のフィールドでバスやブルーギル達に練習相手をしてもらった事がありますが、フライのサイズを小さくすればするほどピペットの存在感が際立ってしまい、しっかりとラインを処理してあげないと大きいバスほど見切る確率が高くなりました。この時のバスがゆっくりフライの周りに浮き上がってきてはフライではなくピペットをじっくりと見つめ、元居た場所に戻っていく姿を何度も見て、バスはラインを認識しているんだな。と痛感したのを覚えています。

思っている以上に小さな部分で反応が変わるんですね。
先生
先生
バスにとっては死活問題ですからね。そう簡単に釣られる訳にはいかないんですよ。

虫パターンとちょうちん釣り

最後は虫パターンやフロッグゲームでのバスの反応についてです。ラインを水面につけての通常の釣り方では途中で見切られてしまったり釣れなかったのに、ちょうちん釣りをしたとたん釣れる様になった経験はありませんか?ちかみやはその昔、房総のリザーバーで何回もこの経験を体験しました。

出典:エバーグリーンインターナショナル様

8月から10月までは虫ではなく小さいカエルを意識してアクションさせると良い結果が出ます。

ちかみやの話だけでは説得力に欠けるので、少し昔にこんな事がありました。

それは2011年のエリート5、旧吉野川戦の事です。

優勝した青木大介選手は2位の選手に1kg以上の差をつけて優勝しましたがその時のパターンが競技エリア最上流部にあるプールで虫パターンを駆使するというものでした。最上流部にあるプールの存在とそのポテンシャルは当時エリート5に参戦した選手全員が認識していたそうですが、そこにいるバスの難易度が高すぎて釣る事が出来ずに青木選手以外の選手はそのエリアをメインに据える事を諦めたそうです。

青木選手も当初はこのエリアのバスを反応させるのに苦労したそうですが、とある条件を満たすとバスが反応する事に気づきます。それはラインを水面につけてはいけないという簡単なものでした。ラインを水面につけない様にするだけで今まで見向きもしなかったバス達を反応させる事に成功し、バスの進行方向を予め予測してちょうちん釣りで待ち伏せる事で見事ビッグタイトルを手中に収めることに成功したのです。

この大会での結果はバスがどの様にラインを認識しているのか、非常に分かりやすい例だと思います。この大会をきっかけにしてバスとラインの関係、そしてその重要性は意識の高いコアなアングラーを中心に徐々に浸透していった気がします。

最後に

ここまでバスにはラインが見えているのか?という壮大なテーマのもと話を進めてきました。冒頭でも述べましたがちかみやはバスはラインが見えているし、危険なものだと認識している。と思っています。しかしながら、この考え方もフィールドや状況によっては非常にまちまちで一概には言えないのが本当のところだと思います。いくらラインが見えていてもアグレッシブにルアーにアタックしてくるバスもたくさんいます。今回の記事はあくまでも参考程度に覚えて頂いて、仲間たちとの話のネタにでもしてもらえれば盛り上がるのではないかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

先生
先生
水の透明度がそれ程高くないフィールドやローライトコンディションの場合、ラインの存在はあまり釣果に差が出ませんが、プレッシャーが高いフィールドやクリアウォーターの場合には釣果に差が出る事があるので、状況に応じた適切な対応が出来る様にしたいですね。
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