ルアーインプレッション

ボーマー モデルA 6A実釣インプレッション!

優れたスナッグレス性能と使いやすさが初心者の強い味方!!
クランクとしてのベーシックを極めた永遠のスタンダード!

元トーナメンター兼フィールドテスターのちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回は日本のバスフィッシングシーンを支え続けた名作クランクベイト、ボーマーのモデル6Aにフォーカスし、その特徴と実力を解説していきます。

ボーマー モデルA 6A (B06A)のスペック

 Length : 54.0㎜
Weight : 10.5g
フローティング
Hook :#6×2
カラー:42色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
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今回は誰もが1度は使ったことのある名作中の名作、ボーマーの6Aを紹介します。リリース以降長年に渡って愛され続けるロングセラーモデルの秘密とは!?

ボーマー モデルA 6Aの構造と外見の特徴

今回紹介した6Aは数年ぶりに新品で購入した現行モデルながら前後ともリューギのピアストレブル#6に交換した本気仕様。濁りに強いレッド系カラーはクランクベイトが活躍しやすい本来のシチュエーションで威力を発揮します。

ここでは6Aの持つ主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

ボーマーの6Aと言えば、ハートリップと呼ばれるラウンドリップが代名詞となっています。先端が鋭角的で細長い形状のリップはストラクチャーにコンタクトした際に乗り越えるのでは無く、ズルッ、ズルッとトレースコースをずらしながら進みます。ヒラをうってストラクチャーをかわすのではなく、小さくキックバックしながらストラクチャーをトレースする動きは抜群のスナッグレス性能を発揮します。

リップの角度

6Aのリップ角は他のモデルAシリーズと同じく水平に近い角度となっています。キャスト時の空気抵抗を抑えつつ、高いスナッグレス性能と理想的なスイムアクションを兼ね備えたセッティングはこのクランクが持つ使いやすさの源と言えるでしょう。スイムレンジは12lbラインで約1.8m前後とフィールドやシチュエーションを選ばず活躍する設定で結果を残しやすくなっています。

ボディ形状

6Aのボディ形状は他のモデルAシリーズと同じく、クランクベイトとしてはやや細身なボディデザインながらも、高い浮力とキャストしやすい十分なボディウエイトを両立させたセッティングとなっています。やや低音寄りのワンノッカーラトルは大型のバスにも効果が高く、リリースされて以降モデルAシリーズが大きな実績を残す最大の要因となっており、クランクベイトとしてオーソドックスなセッティングは使用するタックルはもちろんの事、アングラーののスキルを問わず、常にその実力を発揮するよう設計されています。

ボーマー モデルA 6Aの特徴と長所

モデルAシリーズと言えば、リアヒートンと呼ばれるオールド物が有名。現行モデルと比べると10%ほど軽いボディは非常にハイレスポンスでピッチの早いアクションが特徴的。今でもその実力は第一線級の戦闘能力を有しています。

ここではモデル6Aが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

フィールドやアングラーのスキルを選ばない使いやすさ

全長54㎜で3/8oz(約11g)と言うスペックを持つ6Aは、これといった特徴の無い極めてベーシックなクランクベイトですが、そのオーソドックスな作りがゆえにとても幅広いタックルの適応し、様々なシチュエーションや状況で安定した性能を発揮します。難しいスキルを必要とせず、どんなフィールドでもただ巻くだけで引き出せる独特なアクションや釣れる要素は様々なレベルのアングラーから愛される大きな理由となると同時に、ロングセラークランクとして十分な実績を積み上げる1番の要因となっています。

ストラクチャーやボトムタッチで発生するノックバックアクション

6Aがロングセラークランクとして愛され続けるのは、もちろん「釣れるから」に他なりませんが、このクランクが良く釣れる最大の要因は何と言ってもストラクチャー回避時に見せる独特なアクションと言えるでしょう。

通常のカバークランクと言えば、ワイドなスクエアリップで物理的に障害物をかわし、大きくヒラを打って障害物を回避するイメージがありますが、6Aは独特のリーフ型リップでストラクチャーにコンタクトした後、ヒラを打たずに障害物を小突くような独特のアクションを見せます。狙ったストラクチャーから離れずに、なめるようにトレース出来るこの特性は、急に濁りが入った状況や、何らかの理由でバスのストライクゾーンが狭くなっているシチュエーションで非常に有効となり、特にリップラップやゴロタなどのハードボトムやブレイクなどの地形変化、沈みオダなどのストラクチャーではその実力を遺憾なく発揮し、時として他のルアーでは太刀打ちできないほどの実釣性能をみせてくれます。

優秀なスナッグレス性能とボトム変化に強いボディバランス

6Aはシリーズ中最も優秀なボディバランスを持ち、ボトムノックやストラクチャー周辺で特に実力を発揮するモデルとなっています。

ハートリップと呼ばれるミドルダイバーらしいラウンドリップはそれほどワイドではないものの、しっかりとフロントフックをストラクチャーから守り、根掛かりを最小限に抑える働きをします。この特性はレイダウンやティンバーなどの縦ストラクチャーよりもリップラップやブレイクなどの”面”に強く、ストレス無く広範囲をサーチする事が可能。また、リップとボディ、アクションと浮力のトータルバランスが優秀な6Aはボトムをノックし続けてもバランスを崩しにくく、常に優秀なサーチ能力を発揮します。

先生
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2mクラスのダイビングクランクとしては気持ちおとなしいアクションながら、使い勝手の良さや高いスナッグレス性能など凝縮された基本性能が魅力的な6A。リリースされて以降、色あせない実釣性能は様々なクランクベイトのお手本となっています。

ボーマー モデルA 6Aの感想と使い方 まとめ

モデルAシリーズと言えば、シチュエーションを選ばないバランスの良いアクションと使いやすさをはじめとした高い総合性能が有名ですが、その中でも6Aのスペックはシリーズを通してみても随一の実力と言えるでしょう。確固たる実釣性能の上に築かれた使いやすさは往年のベストセラークランクに相応しいモノとなっており、文中でも触れたようにどんなフィールドでもただ巻くだけで引き出せる優秀な性能の数々にはクランクベイトに実力を発揮させるために必要となる要素がたくさん詰まっています。私自身も少年時代に最もお世話になったクランクベイトであり、 ダイワのピーナッツと6Aは数あるクランクベイトの中でもスキルアップのために重要な要素を教えてくれる大切な先生でした。流行り廃りの入れ替わりが激しいバスフィッシングシーンの中にあってもなお、長年に渡って釣れると言われ続けるクランクベイトの実力を皆さんも実戦を通し、その目で確かめてみて下さい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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