ルアーインプレッション

完成度の高いタイニークランク! ダイワ タイニーピーナッツ 実釣インプレッション!

ちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はオリジナルモデルの持つ高い実釣性能はそのままに、コンパクトボディで食わせ能力を強化したタイニークランク、ダイワのタイニーピーナッツの特徴と実力、特徴を解説していきます。

タイニーピーナッツのスペック

出典:FD-Custom Baits様

Length : 40.0㎜
Weight : 4.0g(DRは4.5g)
フローティング
Hook  :シルバートレブル #10×2
カラー :15色

先生
先生
タイニーピーナッツはオリジナルモデルのダウンサイジング版と思われがちですが、アクションをタイトにしてタフコンデションに強い設定になっています。SRとDRの2モデルがリリースされ、使うシチュエーションによって使い分ける事が可能ですが、今回はよりタイニークランクとしての性能が高いDRにフォーカスしていきます。

タイニーピーナッツの構造と外見の特徴

ここではタイニーピーナッツの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

タイニーピーナッツのリップ形状はオーソドックスなラウンドリップ形状となっています。

幅が広くワイドなリップは水流を受けやすく、ハイピッチなウォブロールアクションを生み出します。しっかりとフロントフックをカバーするリップはスナッグレス性能も高く、地形変化やハードボトムなどに強い特性があります。

リップの角度

タイニーピーナッツDRのリップ角度は水平に近い角度となっています。他のミドルダイバーと似たオーソドックスな角度はスイム時に障害物からフックを遠ざけ、優秀なスナッグレス性能を発揮します。

また、アクションの要となるラインアイはやや中央寄りの設定。ラインアイより先端のリップ部分で効率良く水を受け、オリジナルよりもタイトでピッチの早いウォブロールアクションは通常のクランクベイトではバイトに持ち込めないタフな状況で真価を発揮します。

潜行レンジは役1.5mと様々なフィールドやシチュエーションで使いやすいセッティングで、特にオカッパリゲームでは使い勝手の良い設定と言えるでしょう。

ボディ形状

タイニーピーナッツのボディ形状は標準的なラウンドクランクと同様のボディ形状を採用しています。
オーソドックスなボディ形状は目を見張るようなギミックや新技術等は採用されていませんが、その分小さなボディでも高い浮力を確保しています。

どちらかというと浮力の低めなオリジナルと比べ、ハイフロートなボディはレスポンスが高く、アクションもハイピッチ。リトリーブをゆるめれば高い浮力で障害物をかわし、根掛かりを高確率で回避する優秀なスナッグレス性能を実現しています。

タイニーピーナッツの特徴と長所

ここではタイニーピーナッツが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

タフコンデションに強いタイトなアクション設定

タイニークランクが活躍する場面は、ほとんどの場合通常のクランクベイトではアピール力が強すぎるタフな状況です。

本来であればシャッドやワームでフォローするのがスマートですが、水が濁っている時やカバー周辺ではアピール力が不足してしまったり、根掛かりが多発するシチュエーションでタイニークランクの出番となります。

ここで重要となるのがフォローさせるタイニークランクのアクションとなりますが、この様な状況ではほとんどの場合バスはとてもセレクティブ。強すぎるアクションではバスをバイトさせるところかスプークさせてしまいますが、タイニーピーナッツの持つタイトでハイピッチなウォブロールアクションであれば高確率でバイトに持ち込めます。

タフな状況で真価を発揮するタイニーピーナッツの設定はまさにタイニークランクの王道セッティングと言えるでしょう。

大型フック対応のボディ設計

タイニーピーナッツに限らず、タイニークランクの弱点の一つに「純正フックが小さくて弱い」という弱点があります。

通常の場合、本質を知る優秀なタイニークランクであれば標準でオーバーサイズのフックを搭載したりフック交換がよく知られたチューニング方法となりますが、国産タイニークランクの中にはフック交換に対応できないタイニークランクもあります。

そもそもタイニークランクというルアーは数釣りや小型のバスを釣るためのモノではなく、そのエリア一帯にいる通常のファーストムービングルアーでは反応しないバスを根こそぎ釣るためのルアーです。もちろん、その中にはそのエリアで一番大型のバスもターゲットとなるわけですが、小型ボディのタイニークランクに搭載されるレギュラーフックでは大型のバスと対等に渡り合う事が出来ません。そのような状況を克服するためのフック交換ですが、ボディの小さいタイニークランクの中には十分な浮力が確保できずにフックを交換してしまうとシンキングになってしまうモノもあります。

また、フック交換によってフロントとリアのフックが絡まるようになってしまうモノも多く、しっかりと設計されたタイニークランクを選ぶ事が非常に大切となります。タイニーピーナッツはリアのフックを軸の太い#8番フックに交換しても浮力を確保でき、アクションも損なわない設定で、タイニークランクとしての性能を十分満たしているモデルとなっています。

ボトム変化に強い特性と優秀なスナッグレス性能の両立

タイニーピーナッツDRはオリジナルのDRモデルと同じく、とてもスナッグレス性能が高く、ボトム攻略で実力を発揮するモデルとなっています。

タイニーピーナッツDRの持つワイドでミドルダイバーらしいラウンドリップは、しっかりとフロントフックをストラクチャーから守り、根掛かりを最小限に抑える働きをします。この特性はレイダウンやティンバーなどの縦ストラクチャーよりもリップラップやブレイクなどの”面”に強く、ボトムをノックし続けてもバランスを崩しにくいボディセッティングはバスの反応が極端に鈍いタフコンデション下でも高い食わせ能力とサーチ能力を発揮します。

出典:FD-Custom Baits様

FD-Custom Baits様がカスタムするタイニーピーナッツは大型フック搭載でとても実戦的。魅力的なカスタムペイントはとても芸術的で、キャストするのをためらってしまう本末転倒な仕上がりになっています。

ピーナッツⅡDRの感想と今回のまとめ

本当に優秀で実釣性能の高いルアーはバスだけではなく、様々な魚を引き付けます!

タイニークランクと言えば、ノーマンのタイニーNに始まり、ノリーズのショットやラッキークラフトのクラッチなど優秀なものがたくさんあります。

その中でもタイニーピーナッツは良い意味でも悪い意味でも非常にクセが無く、オリジナルモデルと同じくとても使いやすい印象です。

どんな状況でも、どんなシチュエーションでも安定した実釣性能を発揮する特性は爆発力に欠ける分、最初のタイニークランクとしてはもってこいの性格をしています。

どうしてもボディウエイトが軽いので、通常のベイトタックルでは少し扱いにくさを感じますが、タイニーピーナッツは専用のタックルを用意しても十分価値があるほどの実力を備えていますよ!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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