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イマカツ ゲキアサⅢ IKジャーク ルアーインプレッション

大型のボディでアピール力を強化!
ただ巻きとダートのバランスがとれたロングビルジャークベイト!

様々なルアーを使って、独断と偏見でルアーインプレッションをお送りするちかみやのルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的なルアーの構造と形状、実際に使用した感想と独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回はイマカツのリリースするロングビルジャークベイト、ゲキアサⅢ IKジャークを紹介します。

公式HPによると、ゲキアサⅢ130開発過程で、今江克隆氏がそのフォルムの美しさ、機能性に惚れ込み、独自に平行開発を進めてきたのがゲキアサⅢ130 IKジャークだそうです。古くはレーベルスプーンビルミノー、キッカーイーター、スレッジ7、そしてイマカツとしてポンパー、イーターⅡ斬風とサスペンドロングビルには絶対の自信と実績、経験値を持つ氏自らがゲキアサⅢのボディーパワーをロングビルスタイルでジャークベイトとしてリメイクしたのが今回のルアーとなっています。レーベルスプーンビルミノーやキッカーイーターは確かに名作でした。今回紹介するゲキアサⅢ IKジャークはいったいどんなルアーなのか早速掘り下げてみましょう。

Contents

ゲキアサⅢ IKジャークのスペック

 

Length : 130.0㎜
Weight : 21g
サスペンド
カラー :17色

ゲキアサⅢ IKジャークの構造と外見の特徴

ゲキアサⅢ IKジャークの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。

リップの形状

リップ形状はそのボディサイズから考えるとやや細く、リップのつけ根部分も絞られています。ロールアクションが強調されやすい形状になっていますが、同社のダルドと比べたら水を掴みやすくなっています。ただ巻きとダートの両立を狙ったうえで、ボディサイズも大柄なため、当然といえば当然の形状と言えます。

リップの角度

ゲキアサⅢ IKジャークのリップの角度は、通常のジャークベイトよりも浅めのセッティングになっています。このセッティングは水を掴んで大柄なボディをしっかりアクションさせるためと、狙った潜行深度へ到達させるための目的があります。
潜行深度は約2~2.5mくらい。通常のジャークベイトと比べてかなり深めの潜行レンジに設定されていて、もはやなぜ「ゲキアサ」という名前なのか分からなくなっています。

ボディ形状

ゲキアサⅢ IKジャークのボディ形状は体高のあるボディと側面をフラット形状にすることでアクション時の明滅変化が激しく、フラッシング効果が高くなっています。背面がフラットで水の抵抗を増やして潜行深度を稼いでる他、ただ巻きではけっこうキレイにパタパタとロールするタイプのボディになっています。

ゲキアサⅢ IKジャークのの特徴と長所

ここではゲキアサⅢ IKジャークのが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

大柄ボディによるハイアピールダート!

ゲキアサⅢ IKジャークは、ビッグベイト並みのサイズ感と水押しパワーで4mラインのバスを浮かせる集魚パワーをコンセプトにしています。実際に使ってみると、130㎜ある大きなボディの割にはしっかりとキレのあるダートをする印象があり、そのボディサイズと相まってアピール力の高い水押しを発生させます。

強いフラッシングを伴うロールアクション!

ただ巻きでもレスポンスが良いゲキアサⅢ IKジャークはパタパタ倒れ込むようなロールアクションをみせます。ロールメインのアクションとは言ってもしっかりと水を押しながらロールするのでアピール力は抜群。明滅効果の高いボディ形状と共にアピール力の底上げに一役買っています。

他のジャークベイトよりも一段深いトレースコース

ゲキアサⅢ IKジャークのトレースコースは約2~2.5mくらいと、通常のジャークベイトと比べてかなり深めの潜行レンジに設定されています。この設定は特に早春や晩秋の低水温期に有効で、セカンダリーポジションにいるバス達に非常に効果的な潜行深度となっています。この深さまで潜るジャークベイトはそれほど多く無いので個性を発揮しやすい特徴と言えます。

先生
先生
ゲキアサⅢ IKジャークはジャーキングによるダートアクションとただ巻きのバランスが良く、特に130㎜のジャークベイトとしてはトップクラスのキレを持ったダートを見せます。独特の潜行深度も個性的で、一定の条件で使うと強いルアーに仕上がっています。

ゲキアサⅢIKジャークを使った感想と使い方のまとめ

大型のボディでアピール力を強化!ただ巻きとダートのバランスがとれたロングビルジャークベイト!ゲキアサⅢ IKジャークのルアーインプレッションは以上でおしまいとなります。今回のまとめとして、もう一度このルアーの特徴を振り返ってみましょう。

ゲキアサⅢ IKジャークはこんなルアー!

・大柄ボディによるハイアピールダート!
・強いフラッシングを伴うロールアクション!
・他のジャークベイトよりも一段深いトレースコース

この特徴を理解して有効なシチュエーションで使ってあげるようにすれば、より効率良く釣果を伸ばすことが出来ます。

ゲキアサⅢ IKジャークは独特の潜行深度とただ巻き、ジャーク共に対応出来るルアーですが、実はウィークポイントも多いルアーです。ジャークに対するレスポンスが高く130㎜クラスとは思えないダートをみせると先ほども触れましたが、レスポンスが高すぎるのか、ジャークの力加減を間違えるとすぐにフックがラインを拾ってしまい、繊細な操作が必要不可欠となっています。また、このルアーの特徴でもある焼結タングステンボール・マグネット磁着式重心移動システムですが、なぜかなかなか重心移動しません。知り合いの釣具店などではそのような話は聞かないのでおそらくこの個体だけだと思いますが、いっそのこと分解してマグネットを取り出してしまおうか考え中です。

それでも、ポンプリトリーブやただ巻きメインで使えば極力ウィークポイントを消すことが出来ます。ゲキアサⅢ IKジャークが他のジャークベイトには無い「強烈な個性」を持ったルアーであることは確かです。機会がありましたらどんなルアーなのか試してみるのも面白いと思いますよ!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

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