圧倒的なカバー回避力と食わせる力は初心者の強い味方!
タフコンディションでも安定した釣果を残す元祖ワーミングシャッド!!
C.Cプレデターは抱き合わせ販売で買わされたタイプのちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的な構造や形状、実際に使用した感想と、独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーをインプレションしています。今回は発売当初、入手困難が続いてプレミア価格での販売が普通だったエバーグリーンのレジェンドシャッド、C.Cプレデターをインプレションをしていきます!
Contents
C.Cプレデターのスペック
Length : 60.0㎜
Weight : 7.5g
サスペンド
Hook : #8×2
カラー3色
C.Cプレデターの構造と外見の特徴
ここではC.Cプレデターの外見や内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いてみましょう。タイトなアクション設定と障害物をなめるようにトレースできる特性はタフコンディションに非常に強く、”タフコンディションの切り札”の名を欲しいままにしています。
リップの形状
C.Cプレデターの特徴とも言えるボディの半分近くにも達するロングリップは、フックをストラクチャーから守り高い障害物回避能力と潜行能力をあわせ持っています。通常のシャッドやロングビルミノーに良く採用されるリーフ型のリップは、何かに当たった時にヒラを打ちやすく、軽い巻き心地とタイトなアクションでいかにもタフコンディションに強いセッティングになっています。
リップの角度
リップの角度はボディに対してほぼ水平で、ボディの両サイドへ水が抜けやすくなるようにデザインされています。リップだけに水を受けることによってスイム姿勢を調整し、垂直に近い角度で潜行する水中での前傾姿勢はもともと高いスナッグレス性能をさらに強化しています。
潜行性能は12℔ラインで約2mちょっと。立派なリップの割には意外と潜らず、いかにこのロングリップの目的が根掛かりをかわすのためのものか?を物語る作りになっています。
ボディ形状

C.Cプレデターのボディ形状は、少しファットなボディシェイプとなっていて、通常のベイトタックルでもストレスなくあつかえる作りになっています。内部に搭載されたタングステン使用のアーチ型フルレングス重心移動システムは、風などの外的要因を受けても安定した飛行姿勢を保ち、偏方向ロックシステムと呼ばれる移動ウエイトの固定方法は障害物に当たる事によって横方向を向いたときにウエイトが外れて高重心化され、ダイナミックにお腹を見せるアクションを発生させます。
C.Cプレデターの特徴と長所
ここではC.Cプレデターが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。
ロングリップによる高いカバー回避性能
C.Cプレデター最大の特徴でもある縦長のロングリップは、フロントフックをストラクチャーから守り、前傾姿勢で泳がせる事によって根掛りを大幅に減らしています。カバーに当たっても、障害物をなめるようにトレースできる特性は特にリップラップやゴロタなどのハードボトムに強く、地形変化や沈み物を大胆に攻める事が出来ます。
タフコンディション攻略に特化したスペック
タイトなアクションとスローリトリーブでもしっかり泳ぐ特性は非常にタフコンディションに強く、C.Cプレデターがワーミングシャッドと呼ばれる理由にもなっています。
特に低水温期や急激な環境変化などでライトリグですら反応しないような状況でも、C.Cプレデター特有のカバーに張り付くようなアクションと水中で止められるサスペンド仕様はとても効果的。スローになったセレクティブなバスでさえもバイトに持ち込める実力を持っています。
初心者にも使いやすい設定と高い実釣性能
ロングリップながら適度な重量とサイズ感のC.Cプレデターは20年近く前のルアーとは思えない優秀なキャスタビリティーで通常のベイトタックルでも使いやすく、2m前後に設定された潜行能力はフィールドやシチュエーションを選ばず、様々な状況で活躍できる懐の深さを持っています。ただ巻くだけで障害物をかわしてバスのバイトを誘う特性は初心者にも優しく、その実釣性能は自信を持っておすすめできるレベルです。
C.Cプレデターの感想と今回のまとめ
ちかみや的フェイバリットカラーの”イマカツシークレット”は特にクリアウォーターのローライトコンディションで効果的なカラーでした。
高いスナッグレス性能と通常のタックルでもしっかりと飛んで使いやすいC.Cプレデターはスローリトリーブでもしっかり泳ぎ、食わせる力の強いタイトなアクションでストラクチャーを攻略できる特徴を持ったシャッドです。
ただ巻きの他にポンプリトリーブやストップ&ゴーなどのメゾットも非常に有効で、サスペンド仕様でキッチリ止められる特性は低水温でスローなバスにとても有効ですが、沈み物などのストラクチャーやボトム変化と絡ませて使うことがこのルアーの性能を引き出すキモになります。
皆さんが狙おうとしている沈み物や地形変化に対し、テキサスリグやラバージグを使って攻める感覚でC.Cプレデターをキャストしてみてください。
タフコンディションになればなるほど、ライトリグですら反応しないバスに口を使わせるための最終兵器として、その実力を発揮してくれるハズです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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