ルアーインプレッション PR

デプス イヴォークシャッド ルアーインプレッション

しっかりとしたウエイトと重心移動システムで使いやすさは抜群!
高い直進安定性とハイレスポンスアクションで、ストラクチャーに強いハイスペックシャッド!!

釣りのイメージトレーニングをすると、最後は必ず釣れてハッピーエンドになるちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的な構造や形状、実際に使用した感想と、独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーをインプレションしています。今回はデカバス特化ブランドとして有名なデプスが作ったシャッドプラグ、イヴォークシャッドをインプレションしてみたいと思います。

Contents

イヴォークシャッドのスペック

Length : 55.0㎜
Weight : 7.8g(MRは7.7g)
スローフローティング
Hook  :リューギ ピアストレブル#7×2
カラー18色

先生
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イヴォークシャッドはオリジナルモデルの他に、少し深いレンジをメインに設定しているMRというモデルもリリースされています。

イヴォークシャッドの構造と外見の特徴

ここでは、イヴォークシャッドの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルをひも解いてみましょう。デカバス専門メーカーのデプスがシャッド?と思うかもしれませんが、その作りは非常に徹底されたモノになっています。

リップの形状

出典:デプス様

イヴォークシャッドのリップ形状はオリジナルモデルとMRで違います。基本的にはしっかりと計算され、ボディサイズとのバランスが考えられた幅のリップで、適度に水を掴みやすい形状をしていますが、MRの方が横幅が少し狭く設計されているのでよりタイトでハイピッチなアクションに設定されています。また、MRのリップは付け根部分までしっかりリップが張り出しているのでオリジナルモデルよりスナッグレス性能が高く、狙ったレンジへ急潜行しやすいセッティングになっています。

リップの角度

出典:デプス様

イヴォークシャッドのリップ角度は、ボディに対して水平に近く、ロールアクションが主体の設定になっています。あえて先端に厚みを持たせた設計の独特なリップは、リップラップやテトラなどの硬いストラクチャーにゴリゴリとコンタクトさせるハードな使用でも、リップが削れアクションピッチが狂う事を軽減し、一日中集中力を維持し続ける事が出来る作りになっています。潜行深度はオリジナルモデルが10℔ラインで1.2m、12℔で1m、MRは10℔2m、12℔で1.8mに設定されており、かなり正確に狙ったレンジをトレース出来るようになっています。

ボディ形状

ボディシェイプはフラットサイドに近い形状で、いかにもシャッドらしいルックスを持っています。一般的なシャッドと同程度の55㎜レングスながら7.8gのウエイトを持つイヴォークシャッドはそれだけで非常に使いやすさを感じますが、可能な限りスリムシェイプされたボディはハイピッチアクションと安定した飛行姿勢を生む優れたバランスを持っていて、搭載されるマグネット重心移動システムにより高いキャスタビリティと、ストレスのないロングキャストを可能にしています。

イヴォークシャッドの特徴と長所

ここではイヴォークシャッドが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

シビアなコンディションに強いハイピッチでタイトなアクション

低水温期やタフコンディション時に投入される事の多いシャッドには、出来るだけハイピッチでタイトなロールアクションが求められます。このアクションを手に入れるには、ハイレスポンスでバランスの良いボディが必要となりますが、シャッドとしてはウエイトが重く、使いやすさを重視しているイヴォークシャッドは、クランクベイトのようなボディで浮力を稼ぎ、マグネット式の重心移動システムでレスポンスを上げる事によって理想のアクションを手に入れています。

狙ったコースをしっかりとトレース出来る直進性の高さ

イヴォークシャッドはボディバランスが良く、直進性が高いのでストラクチャーにコンタクトしても大きくトレースコースを変えることなく、ストラクチャーを丁寧に舐めるかのようなトレースを可能にしてくれます。この特性はルアーの追いが悪い低水温期やタフコンディションに強く、そのような状況で活躍するシャッドとの相性は抜群の特徴となっています。

抜群キャスタビリティーと使いやすさ

小さいボディで固定ウエイトモデルが多いシャッドは、どうしてもキャスタビリティー性能が低く、タックルバランスにシビアなルアーになりがちですが、イヴォークシャッドは7.8gのウエイトとマグネット式の重心移動システムで非常に使いやすいセッティングになっています。ストレスフリーなキャスタビリティー性能は通常のタックルでも違和感なく扱う事が可能でタックルの持ち運びに制限があるオカッパリ釣行では心強い味方になってくれます。

先生
先生
イヴォークシャッドは様々なリトリーブスピードでもしっかりアクションし、何もない中層でもバイトに持ち込めるほどの実釣性能とバイト誘発力を併せ持っています。ジャークやトゥイッチは苦手ですが、ただ巻いているだけで結果を残しやすいその特性は、いかに優秀なルアーであるかの証明でもありますね!

イヴォークシャッドの感想と今回のまとめ

1日のうちに数回しかチャンスが訪れないシビアなコンディション下でも確実に射抜く、攻撃型タイトアクション・シャッド型クランクベイトと銘打たれたイヴォークシャッドは何よりも使いやすさが光るシャッドでした。8gに迫るボディウエイトとマグネット式の重心移動システムは通常のベイトタックルでも十分にキャスト可能でタックルを選びません。シャッドとして標準的な大きさである55㎜のボディレングスとタイトでハイピッチなアクションはシャッドとして十分に機能し、高い直進性とスナッグレス性能はアングラーにストレスを与えず長時間巻き続けることが出来ます。

デプスというと琵琶湖や池原ダムを連想してしまいますが、イヴォークシャッドはリップラップやゴロタなどに非常に強く、その様なポイントの多い霞水系や小規模な野池でこそ真価を発揮するルアーです。プレッシャーの高い状態やタフコンディションでは切り札としての活躍も期待出来るルアーに仕上がっているので、この機会にボウズ逃れのお守りとしてボックスの片隅に忍ばせてみてはいかがですか?

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

キャスタビリティーが高く、しっかりとしたウエイトのイヴォークシャッドには、シャッドタックルかクランクベイトのタックルがおすすめです。

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