様々な魚種を引き付ける姿はまさにエサ!!
細身のボディに食わせ要素を詰めこんだハイレスポンスミノー!
ちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的なルアーの構造と形状、実際に使用した感想と独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回は今や本当にバス用のミノー?と勘違いしてしまいそうなほど様々な魚種を魅了しているラッキークラフトのフラッシュミノーについてインプレションしていきます。
フラッシュミノーには80㎜、95㎜、110㎜、と、3種類のボディサイズがあり、80㎜モデルにはフローティングとサスペンドが設定されています。今回はその中でも主力モデルに位置付けされているフラッシュミノー80SPにフォーカスし、インプレッションしていきます。
Contents
フラッシュミノー80SPのスペック
Length : 80.0㎜
Weight : 5.3g
サスペンド
Hook : #8×2
カラー :7色
フラッシュミノーの構造と外見の特徴
フラッシュミノー80SPの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルを解き明かしてみましょう。
リップの形状
フラッシュミノーのリップ形状は細身で、根元部分もだいぶ絞られた形状になっています。ロール主体のアクション設定で水の抵抗を逃がしやすく、まるで本物のベイトフィッシュのような軽快なアクションを演出します。
リップの角度
リップの角度は45°程度で標準的な角度を採用しています。ラトリンログなどと同じくリップがやや後方にオフセットされており、ダートの幅を抑えつつもロールが出しやすいセッティングが特徴となっています。最大到達深度は30~60㎝とかなり浅く、シャローレンジでもボトムノックせずに最高のパフォーマンスを発揮出来るようになっています。
ボディ形状
このミノー最大の特徴である細身のボディ形状は、設定されているロールアクションと相まって、非常にナチュラルなアピール力を持っています。細身のボディーながら重心移動システムを搭載し、最低限の飛距離も確保されているのでストレス無く使い続ける事が可能となっています。
フラッシュミノーの特徴と長所
フラッシュミノーが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。
様々な魚種を狂わせる実釣性能
フラッシュミノー最大の特徴といえば様々な魚種に有効な部分です。他のルアーであっても他魚種は釣れますが、フラッシュミノーに至ってはそのレベルがおかしなことになっています。
サーフのフラットフィッシュやシーバスなどのソルトウォーターゲームはもとより、特にマス類に非常に強く、ちかみやもワイルドのビッグレインボーやサクラマス狙いで良く多用しています。マス属はバスと比べてアグレッシブな面もありますが、ルアーに対しても非常にセレクティブなため、生半可なルアーでは太刀打ち出来ません。そんなマス属をも引き付けるフラッシュミノーの実力は本物として魚から証明されているといえます。
バイトに持ち込みやすいナチュラルアピール
ロール主体でキレのあるアクションを持つフラッシュミノーのアピール力は非常に優秀で、スプーキーなバスを驚かせないナチュラルなアピール力を持っています。ただ巻きでも、トゥイッチやジャークでもバイトに持ち込めるその実力は、ワームでは反応を得られないような状況で特に有効で、まさにエサと呼ぶにふさわしいバイト誘発力を持っています。厳しいシチュエーションになればなるほど、フラッシュミノーの特性は強みを増し、現状を打破する力を発揮してくれるでしょう。
ロングキャストの可能な扱いやすさと素直な操作性
フラッシュミノーは細身ながらも重心移動システムを搭載し、小さなボディからは想像できないような飛距離を叩き出します。水の抵抗を受けにくいボディ形状は極めてレスポンスが高く、ダートやトゥイッチが思いのままに繰り出せます。緩急やダート幅の調整も簡単に操れるフラッシュミノーの特性は特にタフコンディションに強く、時にはライトリグよりも強力なメゾットになる事があります。
フラッシュミノーを使った感想と使い方のまとめ
様々な魚種を引き付ける姿はまさにエサ!!細身のボディに食わせ要素を詰めこんだハイレスポンスミノー!フラッシュミノーのルアーインプレッションは以上で終了となります。今回のまとめとして、もう一度このルアーの特徴をおさらいしてみましょう。
・様々な魚種を狂わせる実釣性能
・バイトに持ち込みやすいナチュラルアピール
・ロングキャストの可能な扱いやすさと素直な操作性
この特徴を理解して有効なシチュエーションでをフラッシュミノー使ってあげるようにすれば、より効率良く釣果を伸ばすことが出来ます。
フラッシュミノーは良く釣れるミノーと言えますが、様々な魚種のありとあらゆるサイズの魚が釣れてしまうデメリットも存在します。デメリットと呼んでいいのかは分かりませんが、未だかつてこれだけニゴイがバイトするルアーをちかみやは知りません(笑)
バスにおいても大小様々なサイズが釣れる実釣性能を持っていますが、大抵は小さいサイズから釣れ出してアベレージサイズにプレッシャーが掛かってしまう事が多く、ある意味で「出しところの難しいミノー」と言えます。今回紹介した80㎜サイズのフラッシュミノーはボディ重量が5gちょっとなので必然的にベイトフィネスかスピニングタックルでの運用となりますが、フラッシュミノーの純正フックはとてもチープなので運用の際にはフック交換をオススメします。忘れた頃にキッカーサイズのバスが釣れる事の多いルアーなので、悔しい思いをする前に事前準備は万端に整えておきましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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