ルアーインプレッション

ラパラ シャッドラップ ルアーインプレッション

誰にでも使いこなせる高いポテンシャルと実釣性能!
いつの時代でも愛され続ける元祖シャッドプラグ!!

中古のルアーショップでシャッドラップを見かけると、つい連れて帰ってしまうちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。そのルアーが持つ特徴的な構造や形状、実際に使用した感想と、独自の解釈でルアーの特徴をひも解き、超個人的な目線でルアーを解説しています。今回はシャッドプラグの元祖にして、名作中の名作、ラパラのシャッドラップをインプレションしていきます。

シャッドラップSR7のスペック

Length : 70mm
Weight : 8g
フローティング
Hook  :#5×2

先生
先生
シャッドラップには、5つのボディサイズの他に潜行深度を抑えたSSRやジョイントボディのモデルもリリースされています。シャッドラップといえば5㎝モデルのSR5かオーソドックスなSR7が多用されますが、今回は最も使用頻度が高くてオールマイティーなSR7にフォーカスしてインプレションしていきます。各ボディサイズによって潜行能力が違いますが、基本的な特徴やアクションはシリーズ共通となっています。

シャッドラップの構造と外見の特徴

シャッドラップの外見や内部構造などから、このルアーが持つ本来のポテンシャルをひも解いてみましょう。老舗ルアーメーカーで、数々の名作を生み出したラパラの最高傑作と称されるシャッドラップ。圧倒的な実釣性能の秘密はいったいどこにあるのでしょうか?

リップの形状

シャッドラップのリップ形状は先端がワイドで水を掴みやすく、付け根部分に向かって徐々に絞られていく形状をしています。ラインアイがほぼ中央にあるので動き出し時はしっかりと水を掴んでレスポンス良くアクションするように設計されていますが、フラットサイドボディがアクションする時に発生させる水の抵抗と相殺され、結果的にバランスの良いアピール力とアクションをするようになっています。

リップの角度

シャッドラップのリップの角度は、やや水平に近く、どちらかというとナチュラルなアクションを重視した角度を採用しています。絶妙な角度で取り付けられたリップは水を左右へ逃がしやすく、狙ったアクションをしっかり再現しながらも、心地良い巻き抵抗を残してくれます。潜行深度は1.5-3.3mと設定されていますが、実際には2m前後で、どんなフィールドでも非常に使いやすい設定となっています。

ボディ形状

俗にオールド品といわれるフィンランド製のシャッドカラーには独特な”ヌメリ感”を感じます。

シャッドラップのボディシェイプは細身でクランクベイトでいうところのフラットサイドボディとなっています。バルサ製のボディに固定重心なので、ロングキャストは期待出来ませんが、その代わりにヌメヌメとしてナチュラルな極上のスイミングアクションを発揮します。

シャッドラップの特徴と長所

ここではシャッドラップが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになり、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

強すぎず弱すぎない極上のスイムアクション

シャッドラップが釣れる一番の理由は、ボディサイズとアピール力、そしてアクションが非常に高次元でバランスの良くまとまっているからにほかなりません。オーソドックスながらもしっかりと基本を押さえ、全ての必要性能が高いシャッドラップはナチュラルながらも程よいアピール力を持った極上のスイムアクションにより、どんなフィールドでも、どんなシチュエーションや状況でも常に安定した釣果を残す事が出来る実力を持っています。

バルサボディ+固定ウエイトのハイレスポンス設計

メインマテリアルにプラスチックを採用したルアーが全盛の中、手間とコストのかかるウッド素材をメインマテリアルにしているシャッドラップは、プラスチックには出せない独特の”ヌメリ感”のあるナチュラルでハイピッチなアクションを可能としています。内部構造の自由度が低いウッドボディなので重心移動システムなどの複雑なギミックを搭載できず、キャスタビリティーは高くはありませんが、キャスタビリティー性能を犠牲にして獲得したアクションは驚異の実釣性能を誇る唯一無二のモノになっています。

先生
先生
ルアー自体に性能のバラツキが出やすいウッド素材を使っているにもかかわらず、シャッドラップは製品のバラツキが極めて少ない不思議なルアーでもあります。ラパラのルアーはバルサ製でもほとんどバラツキが無く、老舗ルアーメーカーとしてのプライドを感じますね。

様々な巻きスピードに高次元で対応

極めてハイレスポンスでバランスの良いボディのシャッドラップは、高性能ハードベイトの必須条件でもある様々なリトリーブスピードに高次元で対応します。デッドスローから早巻きまでしっかりアクションしますが、どのスピード帯でも独特のスイムアクションは損なわれず、常にバスを反応させ、バイトに持ち込めるポテンシャルを持っています。

先生
先生
シャッドラップはバスを反応させ、引き寄せる事の出来る程よいアピール力とバイトに持ち込む食わせのパワーバランスがとても高く、あらゆる状態のバスをバイトさせるだけの高い実釣性能を持っています。一見するとオーソドックスなボディサイズや基本性能は活躍する場所を選ばず、年間を通してシチュエーションや状況に左右されずに安定した釣果を残せます。

若かりし青年時代、シャッドラップ先生にバスの釣り方をたくさん教えてもらいました。特に下のパールホワイトカラーは霞水系の特効カラーで、非常に思い出深いルアーとなっています。手元に残っている当時モノのシャッドラップはちかみやにとってバス釣りの歴史そのものであり、大切な宝物の一つになっています。

シャッドラップの感想と今回のまとめ

バス釣りを続けていると、良く釣れるルアーってないかな?と思う事はありませんか?難しいテクニックを必要とせず、ただ巻いているだけで厳しい状況でも釣果を約束してくれる魔法のようなルアーがあったなら・・・

バス釣りは状況を読み解き、こちらからバスに歩み寄る釣りなのでアングラー自身が考え、結果を残す事が醍醐味の釣りです。冒頭の部分で触れた魔法ルアーがもし存在するとなるとバス釣りの醍醐味自体を奪い、つまらない釣りに変えてしまう危険なルアーという事になりますが、今回紹介したシャッドラップは魔法のルアー一歩手前の非常に危険なルアーと言えます。

最近ではフィニッシュにこだわりを感じるシャッドも増え、バス釣りを始めたばかりの方の中には、シャッドは良く使うけれどもシャッドラップはまだ使った事がない。という方もいるかもしれません。

なかなか釣果に恵まれないけれど、良く釣れるルアーは欲しい!

そんな方には一度、魔法のルアー“シャッドラップ”を使ってみてください。

一度使ってみれば、ベテランアングラーが口をそろえて“とても良く釣れるルアー!”と評価する理由が直ぐに解るハズです。

あまりにも釣れるので、バス釣りが面白くなくなってしまっても、それは自己責任でお願いします。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


※詳細なカラーラインナップや価格は上記のAmazon、楽天のリンクからご確認ください。

軽量でややキャストしにくいシャッドラップには、クランクベイトのタックルかシャッドで使うタックルがおすすめです。

シャッドなどの小型ハードベイトをストレスフリーで扱えるタックルはこちらで紹介しています。

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